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COMPUTER MUSIC SONAR 6 第5回:SONAR家の正統な後継者、SONAR Home Studio 6である!の巻  BLIND LOOP MASTER

タカユキ(T):すっかり秋になりましたね~。今年もサンマが美味しいなぁ~。

ヨシノリ(Y):秋といえば食べ物も美味しいけど、文学、芸術、映画など、文化的なものに触れるのに最適な季節でもあるよね。

T:最近はグレンラガン、電脳コイル、大江戸ロケット、銀魂、鉄子の旅などよい作品に出会えて毎日がプレシャスですよね。

Y:それ、全部アニメだろっ! もっとアーティストっぽくさ~、文化的なモノとか押えたりしないのかよ!?

T:あっ、映画、観た観た。

Y:『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版』だろっ!

T:良く分かったな! なんか使徒が動きまくってて凄かったよなぁ。ヤシマ作戦大迫力だったよね。

Y:そうそう、ポジトロンライフルが……、ってオイ!!! 黙ってたらエヴァの感想文を徒然なるままに書き連ねてただろ。ここは、そーゆー連載じゃないの! 今回は番外編として、SONAR Home Studio 6を取り上げるんでしょ。

T:あ、危なかった。ついエヴァ・ブーム真っ只中の頃の興奮がよみがえってきてしまい、1人でBSアニメ夜話を始めてしまうところだった……。

Y:そうです! これまでの連載では、SONAR 6 Producer Editionの使いこなし方を中心に紹介してきましたが、今回はその弟分である、SONAR Home Studio 6を大特集! SONARに興味があるけど「まだ手が出しづらいよ~」と迷っている方に、大注目の内容になっていると思います。

T:この夏にリリースされたばかりのSONAR Home Studio 6は、エントリー・モデルでありながらもその内容は凄いことになっているので、根っからの"SONARっ子"である我々としては、この連載でジックリ紹介してみたいと思ったのです。ではいってみましょう!

SONARテクノロジーを継承したスタンダード・モデル、SONAR Home Studio 6

SONAR Home Studio 6(以下、Home Studio)は、最上位モデルSONAR 6 Producer Edition(以下、SONAR6)のテクノロジーを受け継いだエントリー・モデル。オーディオ・スナップ機能やSession Drummer 2、VC-64など一部の機能やプラグインが搭載されていないものの、Home Studioの高音質なサウンドや使いやすさは、まさにSONAR6そのままです! しかも、Home Studio 6ならではの機能や豊富なプラグインが付属されているのです。これらHome Studioのすべての機能に、さらに2つのプラグインとサンプル・ライブラリを追加したSONAR Home Studio 6 XLというモデルも用意されているので、初心者はもちろんのこと、中級者~上級者の方でも、必ず満足できる充実した内容になっているのです!

それでは、我々が実際にHome Studio触ってみた感想を交えて、Home Studioに搭載されている機能やプラグインを紹介していきましょう!

ほとんどSONAR6!?なHome Studioの基本機能

SONAR Home Studio 6のメイン画面

▲画像2:SONAR Home Studio 6のメイン画面。

まずは、あれこれとHome Studioを触ってみて、各種表示や機能などをSONAR6と比較してみました。すると、どこもかしこもSONAR6 とほとんど一緒! これは驚きました。Home Studioで使用可能な機能をチェックしてみると、プラグイン・シンセをすぐにオーディオ・データ化できる「フリーズ機能」、トラックをまとめて管理し一括制御することもできる「トラック・フォルダ機能」、ループするオーディオの編集ができる「ループ・コンストラクション機能」、MIDIコントローラーと簡単に連携できる「ACT(Active Controller Technology)」、録音/再生やメトロノーム、マーカー・ジャンプなどが集約された便利な「トランスポート・コントロール」、シンセ・ラックやプラグインの「タブ表示機能」、様々なメニューを表示/非表示に設定することができる「メニューエディタ」、プラグインの管理や表示/非表示を選択できる「プラグイン・レイアウト」などなどなど……。SONAR6で追加されたばかりの新機能までもが、Home Studioで使用可能だったりするのです。なんとも太っ腹じゃぁ~ないですか! 逆に言えば、オーディオ・スナップ機能とV-Vocal以外の機能であれば、Home Studioでほとんどのことができるんじゃないかな!? ついつい、そう言ってしまいたくなるほどの充実した内容です。

 
・ワンポイント

メニューエディタ、パーツマネージャ、ツールバーの変更で、出すとこ出して、引っ込めるところを引っ込めてディスプレイ表示させると、とても使いやすくなります。カスタマイズの自由度が高いのも、SONARならではの魅力なんですね!

メニューエディタ画面

▲画像3:メニューエディタ画面。

パーツマネージャ画面

▲画像4:パーツマネージャ画面。

ツールバーの変更画面

▲画像5:ツールバーの変更画面。

 

機能性に優れた独自のツール・バー、メイン・コントロールビュー

これだけ機能面がSONAR6と似ているので、きっと見た目もSONAR6とそっくり……ではないのです、これが! メイン画面には、見慣れない大き目のツール・バーが配置されているじゃありませんか。これは「メイン・コントロールビュー」と言って、Home Studio独自のツール・バーなんです。

再生/録音、BPMの変更、タイムの表示、メトロノームといった主要な操作系が中央の黒いエリアに集まっています。そして、新規トラックのインポートやトラック・ビューとコンソール・ビューの切り替え、オーディオのエクスポート、ループの区間の設定とオン/オフ、パンチ・イン/アウトの区間設定とオン/オフの操作系が、それぞれ左右に配置されています。これらの機能はホントに頻繁に使うんですよね~。このように分かりやすい位置に主要機能が集約してレイアウトされている点は、とても便利。使いやすさがよく考えられているな、ということを実感しました。

メイン・コントロールビュー

▲画像6:Home Studio独自のツール・バー「メイン・コントロールビュー」。画面上に大きく表示でき、各種ボタンも分かりやすいので、間違って違うボタンをクリックしてしまうこともありません。もちろん、非表示にすることも可能です。