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COMPUTER MUSIC SONAR 7 Producer Edition 第11回:Q&A企画その1『魁!!SONAR塾』開講の巻  BLIND LOOP MASTER

タカユキ(T):SONAR 7が発売されてから、もうすでに4ヵ月、皆さん! バリバリに使ってますか~?

ヨシノリ(Y):今回のバージョンアップでは、新しい機能やプラグインがたくさん増えたので、分からない部分も少しずつ出てきているんじゃないでしょうか?

T:我々も今のように自由自在に使いこなせるようになるまでは、いろいろな部分でつまづいてきましたが、SONARの長い使用経験をもとに、その壁を何とか乗り越えてきましたよね。でも、そんな分からなかったことが分かった時は、SONARがひとまわりもふたまわりも使いやすくなったような気分になりますよ。

Y:でも、ホッとしたのもつかの間、SONAR 7が新登場(笑)。新しい機能やプラグインが増えて嬉しい! と思う反面、また新たな闘いが始まるのでした……。

T:ピッコロを倒したらベジータが出てきて、次フリーザが出てきて、みたいだよね。

Y:何でドラゴンボールなんだよ! もっと分かりやすい例えを出しなさい。

T:だって、強敵(未知なる機能)を倒すと、そいつと仲間(便利な機能)になったりするじゃないですか。スーパーサイヤ人ならぬスーパーソナー人を目指して頑張ろうぜ!

Y:ソナー人って何だよっ! ソナー星でもあんのかよっ!?

T:僕らの連載は、MC ClubでのPlanet of The Sonar(ソナーの惑星)から始まったわけじゃないですか~

Y:ハイハイ、上手くまとまってないから。とにかく今月と来月の2回に渡って、SONARユーザーのお悩み解決企画として、"よくある質問"をまとめるんでしょ!

T:そうなんですよ! 題して『Q&A企画 魁!!SONAR塾』! それでは開講であーるっ!

Y:……ドラゴンボール・ネタで押し通すと思ったら、男塾ネタなんだね……。

SONAR 7 Producer Edition

▲画像1:SONAR 7 Producer Edition

SONARにまつわる疑問に答える新企画!?~魁!!SONAR塾~

我々兄弟は、1年前程前から関東近郊の楽器店でSONARのデモ・セミナーを行ってきました。その際に、いつも最後に"質問コーナー"をやるのですが、「これからSONARを導入したいんだけど……」という導入前の方や、超ハイスペック・マシンでブイブイSONARを使いこなしているヘビー・ユーザーの方まで、幅広い層の方々からいろんな質問をしてもらっています。そこで今回は、『魁!!SONAR塾』と題しまして、その質問コーナーの際によく聞かれる質問と、その回答をまとめて紹介していきたいと思います!

質問の難易度別に、「1号生=初級」、「2号生=中級」、「3号生=上級」と3クラスに分けて進めていきましょう! 今月は入学祝ということで、1号生&2号生の1学期編です!

1号生~初級者編


●Q1:SONAR 7に必要なパソコンのスペックはどのくらい???

公式には「Windows Vistaに完全対応、Pentium 3.0GHz以上またはCore 2 Duo推奨」とアナウンスされていますが、セミナーでは我々が実際に使っているパソコンのスペック(CPUとメモリー)と動作状況を教えることがよくあります。そこでここでも、参考までに我々のパソコン環境を紹介しましょう。

2人とも、Windows XPのノート・パソコンを主に使っています。ヨシノリは、某S社のVAIOで、CPUはCore 2 Duo T5600 1.83GHz、メモリーは1G(512MB×2)と、かなり快適! 重たいプラグイン・シンセを5台くらい立ち上げても楽勝楽勝~。そしてタカユキの方は、某T社のDYNABOOKで、CPUはPentium M 1.60GHz、1.24GHzとふたまわりも低いスペックですが、これでも充分に作業が行えています。プラグイン・シンセを5台以上使うと、さすがに動作が重くなってきますが、そこでSONAR 7の「フリーズ機能」を使うことで、CPUの負荷を軽くするようにしています。

もし自分の使っているパソコンのスペックが分からない人は、Windowsの[コントロールパネル]→[システム]の[全般のタブ]に表示されているので確認してみましょう。メモリーに関しては、1G以上を積んだ方が操作性が快適なので、SONAR導入を機会にメモリーをパワーアップするのもいいでしょう。


●Q2:再生するとドロップアウトする/ノイズが出る/頻繁に発音タイミングがズレる!

SONAR 7のメイン・メニューから[オプション]→[オーディオ]を選び、[全般]タブ内の[ミキシングレイテンシ]のバッファサイズを長めに設定してみましょう。

ミキシングレイテンシとは、オーディオが発音されるまでにかかる時間、すなわち遅延のこと。この設定が短ければ短いほど、遅延がなくなりますが、その分、CPUに負荷がかかってしまい、音が途切れるドロップアウトや、再生時にノイズが混ざってしまう原因となってしまいます。そこで、発音に問題がなく、しかも遅延が気にならないように、パソコン環境にマッチした値に調整しましょう。詳しくは、ローランド サポート・ページ「SONARを快適にお使いいただくために」をご覧ください。

オーディオオプション・ダイアログ画面。

▲画像2:「オーディオオプション」ダイアログ画面。再生時に問題があれば、一度、バッファサイズと再生バッファ数を高めに設定して、再生を安定させてみましょう。


●Q3:ツールバーがゴチャゴチャしていてよく分からない!

SONAR 7のツールバーは、レイアウトが自由に変更できてとても便利なのですが、これが初心者の方から見ると、ボタンがズラ~っと並んでいて、どれがどの機能だかよく分からないかもしれません。そんな時は、頻繁に使う機能のボタンだけを残して、それ以外のボタンを隠すことですっきりと表示させましょう。

SONAR 7のメイン・メニューから[表示]→[ツールバー]を選択すると、現在ボタン表示している機能の一覧が表示されます(ツールバー上で右クリックをしても、同様の操作が行えます)。ここで、使ってない項目のチェックをどんどん外していきましょう。一般的には、「コントローラ/サーフェス」、「AudioSnap」、「オートメーション」などは、それほど頻繁には使わないので、初心者の方は隠してしまってもよいでしょう。

ツール バーダイアログ画面

▲画像3:「ツール バー」ダイアログ画面。ここで、頻繁に使う機能のみをチェックします。

SONAR 7では、さらにツールバーに表示している機能のボタンもカスタマイズすることができます。右クリックをして表示されるメニューから[カスタマイズ]を選択します。これによって、さらに見た目をスッキリできますね。

例えば、[表示]機能の中でも、「サラウンドパン」、「Sysxビュー」、「拍子調号ビュー」、「歌詞ビュー」、「ビデオビュー」、「イベントビュー」あたりは、我々はあまり使わないので隠しています。このようにカスタマイズすると、見違えるほどスッキリでしょ!?

ツール バーの変更ダイアログ画面

▲画像4:「ツール バーの変更」ダイアログ画面。ここの「現在のツール バーのボタン」の中で、使うボタンのみを残すようにしましょう。