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第27回:Q&A企画再び『魁!!SONAR塾2009』開講の巻

ヨシノリ(Y):今年もフジ・ロック・フェスティバルに行ってきました!

タカユキ(T):初日が雨で大変だったよね……。長靴を持って行って正解だったな。まぁ、天候がよかったり悪かったりするのも、ある意味で"夏フェス"の醍醐味だよね。

Y:年に1度のお祭りだから、思いっきり遊んできました~。

T:年に1度といえば……、今年も『SONAR塾』の開講じゃー!

Y:何をいきなり! 勝手に年に1度にしてるし。でも確かに、そろそろQ&Aをまとめる内容もやりたかったけどね。

T:任せておけい! 来るものは拒まず、逃げる者は地獄の果てまで追っていく。それがSONAR塾じゃ!

Y:地獄の果てまでって……。

T:そのうちにQ&Aを書籍にまとめて、民明書房から出版します!

Y:だからそれ、架空の出版社だから! いい加減に気付きなさい! ……って、いつも以上に無理矢理なオープニング・トークですが(笑)、それでは早速、今年もQ&A企画を始めてみようと思います。

SONAR 8 PRODUCER

▲画像1:SONAR 8 PRODUCER

今年もやるぞ! SONAR塾開講!!

ここのところ、SONAR 8の新規搭載プラグインや新機能の紹介を中心に連載を進めてきましたが、そろそろ初心者向けにも何か書きたいな~と考えてみましたところ、去年やって好評だったQ&A企画『魁!!SONAR塾』から、すでに1年以上が経過しているではありませんか! ネタもたまってきたことだし、SONARに関するよくある質問や、起こりがちなトラブル&解決法の中から、特にビギナー向けのものを厳選してまとめてみました! この機会に、昨年の『魁!!SONAR塾』の記事にも目を通してみてくださいねっ!

【参考】
第11回:Q&A企画その1『魁!!SONAR塾』開講の巻
第12回:Q&A企画その2『魁!!SONAR塾』2時間目の巻

必要なパソコンのメモリー容量は?

●Q1:SONARでレコーディングや編集をスムーズに行うために、パソコンのメモリーはどのくらい積んでおけばいいの?

A:Windows XPで1GB以上、Vistaで2GB以上がオススメめです!

特にVistaは、OSそのものがメモリーをかなり食いますので、たくさんメモリーを積むことを推奨しています。一応、この容量以下のメモリーでも動作しますが、複数のプラグイン・シンセを立ち上げたり、オーディオ素材の編集をヘビーに行うと、SONARが突然クラッシュ&フリーズする原因にもなりますし、メモリーが少ないと動作も重く、不安定になりやすいので、推奨メモリー容量以下での使用はオススメできません。もちろん、クラッシュしたデータは(リカバリー機能もありますが)復元できないのです!! 我々も、これで何度も枕を涙で濡らしたのですよ......。そうなる前に、メモリーを増設、増設!

【参考】
第11回:Q&A企画その1『魁!!SONAR塾』開講の巻
Q1:SONAR 7に必要なパソコンのスペックはどのくらい???

MIDIキーボードは必要?不要?

●Q2:SONARでレコーディングをする際に、マウスだけでも操作できるけど、MIDIキーボードって必要なの?

A:間違いなく、あると便利です!

これは、キーボードに馴染みがない方からよく質問されます。我々もキーボードを上手に弾けるわけでもないので、あまり必要ないかなぁ~と最初は思っていました。でも、プラグイン・シンセの音色を確認する際に使うだけでも、あるとないとでは大違い。MIDIキーボードがあると、すごく便利です。D-PROをはじめ、最近のプラグイン・シンセにはものすごい数のプリセット音色が搭載されているので、MIDIキーボードで音色をすぐにチェックできるようにしておくのは、トラック制作の際にも重要かもしれませんね。

それに、たとえ演奏が下手であっても、とにかく鍵盤を弾いてみることで、いいフレーズが思い付くことも少なくありません。もちろん、リアルタイム録音で打ち込んだデータは、ピアノロール画面などを利用してあとから細かく修正していけばいいわけです(SONAR 7から、ピアノロール画面もかなり使いやすくなったしね!)。それでも「演奏に自信がない」という人は、MIDIキーボードを使ってステップ録音を利用してみるのもいいでしょう。

プラグイン・シンセのパラメータやコンソール画面でも、MIDIキーボードのツマミをフィジカル・コントローラーとして利用できるので、リアルタイムにパラメータを変化させて、その音色を楽曲に反映させることもできます。あと、ACT機能もありますしね。

「自分はキーボーディストではない」、もしくは「あまり鍵盤に馴染みがない」という方は、ボディが軽くて薄い、コンパクトなエディロールPCR-M1、「ちょっとは鍵盤も弾けるぞ」って方には、鍵盤数が多いPCR-300PCR-500などがオススメです。

▲写真2:エディロールPCR-M1。2オクターブ分の鍵盤と27個のコントローラーを搭載。軽くて薄くて、デスクトップに置いても邪魔にならない!

コラム:ACT機能とは?

SONAR上でアクティブになっているプラグインやミキサーなどのツマミ(パラメータ)を、フィジカル・コントローラーの各ツマミなどに自動的に割り当てる機能。ACT機能によって、MIDIキーボードでSONARをスムーズにコントロールできるようになるというわけです!

ベースでもモデリング・アンプを使いたい!

●Q3:Guitar Rig 3 LEには、ベース用のプリセットってあるの?

A:ズバリ、あります!

『SONAR 8.3.1 PRODUCER 日本語版(追加コンテンツ用)アップデータ』でアップデートを行うと、新たに「Bass Proアンプ」が使用できるようになります。もちろん、プリセット・プログラムも用意されていますよ。その他にも、このアップデータでコンプレッサー(新 Stomp Compressor)やVista 64-bit サポート機能などが追加されます。詳細は、製品紹介ページから[Download]-[アップデータ]を選んで、確認してください。

▲画像3:アップデートすると、ベース用の[LE-Bass Pro]というバンクが追加されます。

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Profile

BLIND LOOP MASTER(鈴木貴幸/鈴木善典)

BLIND LOOP MASTER(鈴木貴幸/鈴木善典)

2000年、岩手県盛岡市で鈴木貴幸、弟の鈴木善典、佐々木崇により結成。ヒップ・ホップ、ブレイク・ビーツを中心に様々な音楽を吸収し続け、独自のユニットに発展。2004年にCDデビュー。現在は、DJやライブのみならず、プロデュース、リミックス、CM音楽の制作、執筆など多岐にわたり活動を継続。10年以上にわたりWindowsマシンで楽曲制作を手がけ、現在は「SONAR」シリーズでレコーディングからミックスまでを行っている。鈴木貴幸と善典の両氏は、プロデュース・ユニット"OKYD(オーケーヤード)"としても活動している。

Blind Loop Master Myspace:
http://www.myspace.com/blindloopmasterdotjp