タカユキ(T):去年の年末も流行語について話してたけど、今年は"政権交代"が大賞だったみたいだね。
ヨシノリ(Y):この連載は、"政権交代"されなくてよかったー。来年も政権を死守すべく、気を引き締めていきましょう!
T:ちなみに、他の流行語って何があったの?
Y:"子供店長"とか"草食男子"とか。
T:子供が店長やるくらい人手不足!? さらに、雑草しか食べれないほど食料難になりつつあるのか!? そこまで日本は危機的状況に……。
Y:ぜんぜん違うから! 天才子役の加藤清史郎君が出演しているCMが大好評だったし、ガツガツしない草食動物のような若者が増えてきてる、ってことなの!この調子だと、俺たちが事業仕分けされちゃうよ! そろそろ、ちゃんと前振りやってくださいよ。
T:え~っと、今回は先月に紹介しきれなかったSONAR 8.5の新機能や改良点をピックアップしてみました!
Y:地味だけれども、確実に操作性がアップした機能がかなりあって、そのあたりの使用感を紹介してみたいと思います!
派手さはないが、いぶし銀の活躍!実戦力が大幅アップ!
アップデートされた最新SONAR 8.5は、新搭載されたプラグインFXやプラグイン・シンセ、マトリックス・ビューなどの新機能が注目の的ですが、実作業の基礎となる機能面もかなり進化していて、操作性が大きく向上してるんです(←コレ大事)!
例えば、MIDIトラックにアルペジエーター機能が装備されていたり、メディア・ブラウザで複数の音声ファイル&MIDIファイルを同時に再生できたり、MIDIポートが増えてたり、REXファイルをインポートできたり、各トラックにフリーズ機能が搭載されていたりなどなど......と、本当にたくさんの機能が細部にわたって強化されています。
今回は、これらの強化された機能の中でも、実際に2ヶ月ほどSONAR 8.5を使用してみて、「これは便利だ!」と特に強く感じた機能をいくつか紹介させていただきます。
各MIDIトラックにビルトイン!~アルペジエーター
各MIDI&インストゥルメント・トラックにアルペジエーターが搭載されました
トラック・ビュー内で【Rate(レート)】、【Octave Range(オクターブ・レンジ)】、【Swing(スウィング)】などのアルペジエーターの基本的な設定が簡単に行えます。
早速、いくつかの【Shape】を、SONAR付属のプラグイン・シンセZ3TA+のシンセ・パッド『noise in the house』のサウンドで試してみましょう!
▲元となるZ3TA+のシンセ・パッド『noise in the house』のサウンド
▲【Shape】=Forward
▲【Shape】=Reverse Circle 1
▲【Shape】=Rhythm
さらに、楽器別/音楽ジャンル別でリズム・パターンの"プリセット"が多数用意されているんです。アルペジエーター好きの方も、これまで使ったことがなかった方も、簡単に導入できる仕様になっています。
▲プリセット『Arpesque-01b』(Z3TA+/noise in the house使用)
▲プリセット『Keyboard-Key Riff 07』(TruePianoを使用)
▲プリセット『Guitar-AccGT 12』(D-Pro/Martin Nylon使用)
ご存知の方も多いと思いますが、SONARには昔からMIDIプラグインFXとしてアルペジエーターが用意されていました。でも、個人的に少々使いこなし方が難しく感じて、使いたと思いつつも敬遠してました......。ところが、今回MIDIトラックに搭載されたアルペジエーターは、"アルペジエーター・ビギナー"の私ですら簡単に操作ができて、すぐに導入することができました!
アルペジエーターは、人間では演奏不可能な複雑なパターンを演奏できたり、想像もつかないようなフレーズを奏でられるので、楽曲のアレンジや、ちょっとした味付けに大活躍すること間違いなしです。何よりも、演奏していてとても楽しい! 遊びがいのある、実に面白いヤツです。触っているうちに、このアルペジエーターを使った面白い遊び方をいろいろと思い付いたので、後日にじっくりと紹介させてくださいッ!
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