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操作方法をマスターしよう~その2

●セルについて

MatrixViewの再生方法は、トリガーするパターンによって3とおりあります。「トリガー」とは、クリックなど素材を再生する"きっかけ"のことです。

【1】再生したいセルをマウスでクリックする(もしくは[Enter]キーを押す)。

【2】「列」をクリックする(※注意:この場合、「列」に配置されたすべての素材が再生されます。なお、他の「列」で再生中の素材は停止します)。

【3】MIDIキーボードなどの外部機器でトリガーする(※注意:この場合はセルにMIDI Learnを設定しておく必要があります)。

▲画像7:トリガーする方法によって再生方法が異なります。

フレーズを配置して再生してみよう!

それでは、いよいよ本題です。実際にオーディオ&MIDI素材をセルに配置して、MatrixViewで演奏してみましょう。

今回は、すべての操作をマウスのクリックによって行います。基本的に、どのセルもループ再生されるように設定していますが、一度だけ再生して欲しい"SE"や、"エンディング(演奏終わり)"の部分では、ループ再生を解除しておきました。

画像8に記載している番号順にトリガーしていきます。画像を見ながら、サンプル音源を聴いてみてください。

▲画像8:数字の順番でセルをトリガー(クリック)していきました。

ワンポイント:MatrixView内での素材の配置方法

【セルからセルへ素材を移動】
セルをドラッグして、移動したいセルにドロップします。

【セル(素材)のコピー】
コピーしたいセル上で[Ctrl]キーを押しながらドラッグし、コピーしたいセル上にドロップします。

【素材の削除】
消したい素材をクリックして[Delete]キーを押します。

オマケ:グルーブ・クリップの保存方法を覚えておこう!

MatrixViewで使うオーディオ&MIDIファイルは、プロプロジェクトのBPMに追従する「グルーブ・クリップ」として保存しておくと、扱いやすくてとても便利です。このグルーブ・クリップは、楽曲制作中にサンプリング素材を活用するうえでもかなり重宝しますので、この機会にぜひ覚えておいてください。必ず役に立ちますよ!

●オーディオ編

ループさせたいクリップを小節内にぴったりと納めてから「バウンス」しておきます。バウンス後、右クリックで表示されるプルダウン・メニューから[グルーブクリップ ループ]を選ぶと、オーディオ素材がグルーブ・クリップ化されます。

▲画像9:これでグルーブ・クリップ化が完了!

グルーブ・クリップ化したら、そのクリップをダブル・クリックして「ループ・コンストラクション画面」を表示させ、[ループをWAVファイルに保存]をクリック。すると、オーディオ素材がグルーブ・クリップとして保存できます。

▲画像10:グルーブ・クリップとして保存すれば、BPMの変更も自由自在です。

●MIDI編

オーディオ・クリップと同様に、ループしたいクリップを小節に収めます。小節からハミ出た余計な部分はカットします。逆にフレーズが小節に対して足りない場合は、クリップの端をドラッグして、小節の端まで引き延ばします。MIDI素材の場合は、バウンスは行わなくてOK。

フレーズを小節内に収めたら、右クリックをしてグルーブ・クリップ化します。

▲画像11:オーディオ・クリップと同じ工程で、MIDI素材もグルーブ・クリップ化します。

グルーブ・クリップにしたら、クリップを選択して、[エクスポート]→[MIDIグルーブクリップ]で保存します。

▲画像12:これでMIDI素材もグルーブ・クリップとして保存完了!


T:MatrixViewの搭載によって、これまで「制作ソフト」といった印象が強かったSONARが、まるで「楽器」のように扱えるようになったわけです。これはスゴイ進化ですよ!

Y:ノート・パソコンとオーディオ・インターフェース、それにMIDIキーボードがあれば、クラブでもライブハウスでも、ハイ・クオリティーなサウンドでライブ・パフォーマンスができちゃいますからね。

T:実際に、昨年10月に行われた『SONAR PREMIUM DAY4』で、我々はこのMatrixViewを使ってライブをやりました! でも、ステージの時間も短かったこともあって、具体的に何をどう使っているのかピンとこなかった人も多かったと思います。今回、かなり具体的にMatrixViewでどんなことができるか説明できたので、これで概要を理解してもらえたら嬉しいですね。

Y:ライブ・パフォーマンスだけでなく、一度作った曲を解体して、MatrixViewで再構築するというのも面白いですよ! リミックスも、すごく作りやすいですからね。

T:最後に話は変わりますが、我々はTwitterをやってまして、音楽ネタやらDAWネタなどを日々絶賛つぶきや中です。

Y:携帯電話で四六時中チェックしてるくらいのハマりっぷり! ほとんどビョーキです(笑)。

T:タカユキは「takachenco」、ヨシノリは「Cantamasayid」ってアカウントでつぶやいております! twitterやってる方は、ぜひフォローしてくださいね。

Y:では、また!

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Profile

BLIND LOOP MASTER(鈴木貴幸/鈴木善典)

BLIND LOOP MASTER(鈴木貴幸/鈴木善典)

2000年、岩手県盛岡市で鈴木貴幸、弟の鈴木善典、佐々木崇により結成。ヒップ・ホップ、ブレイク・ビーツを中心に様々な音楽を吸収し続け、独自のユニットに発展。2004年にCDデビュー。現在は、DJやライブのみならず、プロデュース、リミックス、CM音楽の制作、執筆など多岐にわたり活動を継続。10年以上にわたりWindowsマシンで楽曲制作を手がけ、現在は「SONAR」シリーズでレコーディングからミックスまでを行っている。鈴木貴幸と善典の両氏は、プロデュース・ユニット"OKYD(オーケーヤード)"としても活動している。

Blind Loop Master Myspace:
http://www.myspace.com/blindloopmasterdotjp