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第39回:オイラは

タカユキ(T):今回は、SONAR 8.5で新しくなったSession Drummer 3を取り上げます!

ヨシノリ(Y):バージョン2の時点でも、かなりのリアルなドラム・サウンドで定評がありましたが、新バージョンでは、さらに気合いの入ったパワー・アップとなっています!

T:"タイコ"の紹介ということで、今回は我々も気合いを入れて、フンドシ姿でお送りいたします!

Y:おいっ! フンドシって、ドラムって言うより和太鼓だろー! そんな恰好で、恥しくないのか!?

T:パンツじゃないから、恥ずかしくないもん!

Y:(ズコっ)何だよそれ!!! 気合い十分なのはいいけど……、さっさと着替えて、始めなさいっ!

SONAR 8.5 PRODUCER

▲画像1:SONAR 8.5 PRODUCER

SONAR 8.5の目玉機能、"Session Drummer 3"!

SONAR 8.5の"目玉"と言っても過言ではない新プラグイン・インストゥルメント『Session Drummer 3』! 今回、満を持しての紹介です!

▲画像2:サウンドもビジュアルも新たになったSession Drummer 3!

Session Drummerは、SONAR 6から搭載されたプラグイン・インストゥルメントで、誰でも迫力の生ドラム・サウンドや、生ドラム特有の躍動感あるフレーズを、手軽かつスピーディに楽曲に取り入れられる優れモノです。今や、SONARユーザー定番のプラグイン・インストゥルメントと言えますね!

新バージョンには、Cakewalkの特許技術"エクスプレッション・エンジン"が採用されていて、言うまでもなく高品位なサウンドです。豊富に用意されたパターンや音色の種類はもちろんのこと、新しくなったユーザー・インターフェースで、操作性も大きく向上しました。個人的には、バージョン2では少なかったエレクトロやヒップ・ホップ系のキット、そしてTRシリーズなどのドラム・マシン系の音色が充実しているのが嬉しいですね!

新しくなったユーザー・インターフェース!

最初に目につくのが、やっぱり新しくなったユーザー・インターフェースですねっ! Session Drummer 3では、「DrumKit(ドラム・キット)」と「Mixer(ミキサー)」の2つの画面で構成されていて、各画面で可能な操作を分けることによって、より柔軟なドラム・トラック制作が可能になりました。

▲画像3:見やすいグラフィカルな新ユーザー・インターフェース。ドラム・キット画面では、音に合わせてドラム・キットが振動しますよ!

ドラム・キット画面では、キットのプログラム(プリセット)を変更したり、プログラムごとに用意された【A】から【H】までのパターンを自由に再生/停止できます。再生と同時に、正面のドラム・キットがグラフィカルに躍動して、どのドラムが鳴っているかがひと目で分かるというのも使いやすく、フレーズ作りの手助けになってくれることでしょう。

さらにミキサー画面が加わったことで、ドラム・キットごとの音量や定位、チューニング、そして出力先などが、より緻密にエディット可能となりました。バージョン2ではツマミのみだったことを考えても、操作性が向上していることが分かりますね。

▲画像4:ミキサー画面。以前よりもスッキリと見やすく、本格的なミキサー風になりました。

高品位サウンド&即戦力の強力パターンをチェック!

バージョン2で定評のあった高品位かつ迫力&躍動感あふれるサウンド&パターンは、もちろん健在です。さらに、エレクトロ系、ヒップ・ホップ系、ドラム・マシン系の音色も豊富に揃っています。

▲画像5:アコースティックなドラム・サウンドの「Acoustic」グループをはじめ、打ち込み系サウンドの「Electric&Hip hop」「Rhythm Machine」というグループもあり、それぞれ数多くのプログラムが用意されています。「Rhythm Machine」にも注目!

プログラムは全42種類で、「Acoustic」グループが22種類、ドラム・マシン主体の「Electronic&Hip Hop」、「Mixed Kit」、「Rhythm Machine」グループが20種類となっています。バージョン2では、音楽ジャンルごとにプログラムが用意されていたのに対し、Session Drummer 3では、「アコースティック系」と「エレクトロ系」の2タイプに大きく分類されている点が特徴的。ロックやジャズ、ポップスはもちろん、ヒップ・ホップやダンス・ミュージックにも活用できそうなプログラムが加わったのは、我々としても嬉しい限り!

それでは、いくつかのプログラムを呼び出して、そのサウンドをチェックしてみましょう。プログラムごとに用意されている【A】~【H】のパターンを組み合わせて、フレーズを作ってみました。聴いてみてください。

●SmartLoops_GroovyKit

3/4のジャジーなドラム。パターンに細かく強弱が書き込まれており、とても生々しいサウンドです。

●SonicReality_BonzoKit

スタンダードなロック・ドラム。ダイナミックなフィルも用意されています。

●StevenSlate_sizzleKit

ここ数年、流行り続けているダンサブルなロック・テイストのドラムです。

●DarkLordOfTheSeth_kit1

設定するBPM(テンポ)次第で、R&Bにも、エレクトロ系ダンス・トラックにも使えそうな、エレクトロ・ビート。

●TR-808_Long

最近のトレンドっぽいヒップ・ホップ・ビートや、80'sリバイバルっぽいエレクトロとしても使えそうなプログラムですね。

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Profile

BLIND LOOP MASTER(鈴木貴幸/鈴木善典)

BLIND LOOP MASTER(鈴木貴幸/鈴木善典)

2000年、岩手県盛岡市で鈴木貴幸、弟の鈴木善典、佐々木崇により結成。ヒップ・ホップ、ブレイク・ビーツを中心に様々な音楽を吸収し続け、独自のユニットに発展。2004年にCDデビュー。現在は、DJやライブのみならず、プロデュース、リミックス、CM音楽の制作、執筆など多岐にわたり活動を継続。10年以上にわたりWindowsマシンで楽曲制作を手がけ、現在は「SONAR」シリーズでレコーディングからミックスまでを行っている。鈴木貴幸と善典の両氏は、プロデュース・ユニット"OKYD(オーケーヤード)"としても活動している。

Blind Loop Master Myspace:
http://www.myspace.com/blindloopmasterdotjp