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第52回:ツール・モジュール特集:新機能「スマート・ツール」と各専用ツールの使い分けを考えようの巻 第52回:ツール・モジュール特集:
新機能「スマート・ツール」と各専用ツールの使い分けを考えようの巻

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タカユキ(T):去年よりちょっと時期が早いですが、今年も「SONAR PREMIUM DAY 2011」が開催されますよ!

ヨシノリ(Y):10月15日の土曜日、昨年と同じベルサール秋葉原で13時スタートです。SONARユーザーが集まる恒例のイベントで、今年も我々が出演いたします!

T:もう時間もないし、準備しないとなぁ~! いっつも俺たちギリギリじゃん。

Y:去年は、前日のリハ時にまだ準備が全然できてなかったし……。

T:でも、今年は大丈夫。ちゃんとアニメ『日常』のblu-ray買ってあるから! 当日に共演する声優の相沢舞さんからサインもらう準備は完璧だぞ!

Y:いや、そーゆー準備じゃなくてさ!!! 俺たちもセミナーやんなきゃいけないんだよ!!!

T:セミナーと言えば、ケークウォークのデモンストレーターRobin KellyさんとBrandon Ryanさんのデモは、いつもホントにすごくて、一緒のステージ上がっていいものかと毎回冷や汗が出るよね~。

Y:まぁ今年は、まず喋りすぎて時間をオーバーにしないように。そして、スベっては、取り戻そうとして、またスベるということがないよーに。

T:は、はい……。

▲画像1:SONAR X1 PRODUCER

機能が集約された万能ツール「スマート・ツール」と
あえて操作を制限した専用ツールの使い方を考える

SONAR X1の新機能の1つ「スマート・ツール」を、今回は少し踏み込んで解説してみたいと思います。従来は、作業内容に合わせてツールを切り替える必要がありましたが、SONAR X1では、各機能を統合したスマート・ツールを活用することで、ツールの切り替えを行うことなく、さまざまな作業が行えるようになりました。

これによって、ツール切り替えの煩わしさがなくなった反面、慣れるまでは、どのようにしたらやりたい作業ができるのか、その手順を覚える必要があったり、誤って別の操作をしてしまったりと、最初は戸惑うこともあるかもしれません。もちろん、過去のSONARとは大きく使用感が変わったと感じる方も多いことでしょう。

そこで今回は、スマート・ツールで行えることをまとめると同時に、従来からある各専用ツールとの使い分けについて、実際の作業と照らし合わせながら考えていこうと思います。

▲画像2:スマート・ツールをはじめ、各種ツールが格納された「ツール・モジュール」。マウスのロールをクリック、またはキーボードの[T]を押すことで即座に表示させられます。

作業の要となる「スマート・ツール」で行えることを覚えよう!

スマート・ツールは、クリップに対するカーソルの位置によって、行える作業内容が異なってきます。まずは、この感覚を覚えることが大切かもしれませんね。この感覚が身に付くまで、正直言って我々も、最初はかなり手間取ったものです。では、スマート・ツールを機能別に解説していきましょう。

▲画像3:各機能が統合された万能ツール「スマート・ツール」

●オーディオ編

まずは、オーディオでの基本動作から。波形上部でマウスをクリック&ドラッグすると、部分的に【選択】ができ、波形の下部でクリックするとクリップの【移動】が行えます。

クリップの両端をクリックすれば、クリップの長さを変更できる【クリップ編集】、クリップ上部の端にある赤い三角形の部分をクリックすれば【フェードイン】や【フェードアウト】ですね。

▲画像4:波形のどこにマウスのポインターを当てるかで、範囲選択や移動、クリップ編集、フェード処理が行えます。

PCキーボードとの合わせワザを使う場合は、[Alt]キーを押しながらクリックで【分割】でき、クリックした後にドラッグすることで任意の部分だけを切り取る(2ケ所に切れ目を入れる)ことも可能です。

また[Ctrl]キーを押しながらクリップをクリック&ドラッグすれば、移動先に【コピー】が行えます。クリップの端で[Ctrl]キー押しながらドラッグすると【ストレッチ】が可能です。

▲画像5:サンプリング・フレーズの微妙なズレを、これらの手法で合わせ込むということは、頻繁に行います。

あと、以前も紹介しましたが、「あまり知られていないんじゃないのかな?」と感じている機能で、[Ctrl]+[Alt]で、クリップ内の【波形の移動】が可能です。これは、波形の頭を揃える時に非常に便利! これまで「知らなかった!」という人は、これを機会に、ぜひ試してみてください。

▲画像6:[Ctrl]キーと[Alt]キーを同時押ししながらマウスで波形をドラッグすると、クリップ内で波形を移動できます。

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Profile

BLIND LOOP MASTER(鈴木貴幸/鈴木善典)

Blind Loop Master

ヒップホップ・ユニットBlind Loop Masterとして2004年にデビュー。その後トラック制作、執筆、CM音楽、DJ など多岐にわたる活動を行う。近年ではThe LASTTRAKというリミックス・ユニットを始動。DJ仕様にリミックスした作品が好評を受け注目を集めている。同時にアーティストとの交流も活発となり、元韻踏合組合のMINT氏とはコラボレーションが実現。「だぶすてEP」としてリリースされ話題となる。リミックスやDJのオファーも多く、DJとしては2011年7月には歌舞伎町で行われた野外イベント 「Re:animation」でプレイ。リミキサーとしては同年6月に発売となった覆面HIPHOPユニットMIDICRONICAのRemix盤「改」「混」に参加したほか、ダブ・ステップ専門ネット・レーベルLowfer Recordsの「HARUTA.EP」にも参加している。

Blind Loop Master Myspace:
http://www.myspace.com/blindloopmasterdotjp

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