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第53回:SONAR X1ユーザーも嫉妬する!?入門者向け「MUSIC CREATOR 6」がスゴイ!の巻 第53回:SONAR X1ユーザーも嫉妬する!?
入門者向け「MUSIC CREATOR 6」がスゴイ!の巻

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タカユキ(T):さーて! 10月15日に開催されたばかりの「SONAR PREMIUM DAY 2011」についてレポートしますよ!!!

ヨシノリ(Y):ちょーっと待って! はやる気持ちは分かるけど、ちょっと待って……!

T:いろいろと報告したいことがあったから、先走ってしまった……。そうそう、今回は新しくなったCakewalk MUSIC CREATOR 6を紹介するんだったね。「SONAR PREMIUM DAY 2011」のレポートは、最後にお送りします!

Y:そのMUSIC CREATOR 6、エントリー・クラスのソフトウェアとして、これからDAWを始めようとする人にピッタリなソフトウェアなんだけど、上位ソフトのSONAR X1を使ってる我々がビックリするほど、本当に充実したソフトだったんだよ!

T:SONAR 8.5からSONAR X1に進化した時に、新しく搭載された機能がたくさんあったわけだけど、MUSIC CREATOR 6は、そのSONAR X1をベースにしてるから、エントリー・クラスながらも新機能がいろいろと継承されていて、もう大盤振る舞いすぎじゃないか!? って心配になったよ~(笑)。

Y:それでは、いつも我々が使用しているSONAR X1と比較しつつ、新しいMUSIC CREATOR 6を紹介していきましょう!

▲画像1:Cakewalk Music Creator 6

初心者向けと侮れない!新しくなったMUSIC CREATOR 6

エントリー・クラスのDAWソフトウェアとしておなじみの“MUSIC CREATOR”シリーズ、その最新作が登場です。上位ソフトであるSONAR X1を使っている我々からすると、おそらくアレができないんだろうな、コレは無理かなぁ……と思いきや! むしろ逆!! 「アレもできる! コレも便利!」と驚く点ばかりでした。

初心者から中級者、そして、そのまま上級者になってもMUSIC CREATOR 6ですごい音楽を生み出してしまう人が登場するのでは!? と思えるほど、DAWに求められる機能がしっかりと備わったソフトウェアになっています!

これからの人のための親切設計!チュートリアルビデオ&デモプロジェクト

クイックスタートからチュートリアルビデオやデモプロジェクトが開けるので、初心者でも自然にDAWの世界に入っていけるように工夫されています。

初心者の方から見ると、少し難しそうに感じてしまいがちなオーディオやMIDIの設定はもちろん、基本的な操作法などを分かりやすく動画で説明してくれるので、すぐにDAWを楽しむことができます。

▲画像2:MUSIC CREATOR 6を起動すると、すぐにチュートリアルビデオを見ることができます。

またクイックスタートでは、デモプロジェクトのファイルも開くことができます。CDショップで売られていてもおかしくない、カッコいい楽曲のプロジェクトが自分のパソコンで開けるなんて、すごく面白いですね!

各パートがどんな音なのか、ソロにして聴いてみたり、クリップを差し替えてリミックスをしたりといった遊びが、すぐにでもできてしまいます。

チュートリアルビデオの内容と連動しているので、実際に完成している楽曲で操作を確認しながら、使い方を覚えていくことができます。

▲画像3:用意されているデモプロジェクトは、なんと5曲! プロが作る楽曲がどのように構成されているのか、とても参考になりますよ。

▲画像4:デモプロジェクト「Jon Levy_Taste This Moment」の画面。ギター、ベース、ドラムなど生楽器のオーディオ・トラックが計15トラック、それにファイナル・ミックスの1トラックで構成されたプロジェクトです。渋いロック調で、歌も入っています。

▲画像5:デモプロジェクト「MixingTutorial-Complete」。こちらでは、シンセ・サウンドも聴くことができます。パンやボリュームのオートメーションが効果的に使われていることが分かります。チルアウト/ダウン・テンポ系のトラックで、カッコいいですね!

SONAR X1をベースにしたユーザー・インターフェースと多彩な機能!

MUSIC CREATOR 6は、SONAR X1をベースに作られているので、見た目もすっかりSONAR X1!(笑) もちろん見た目のみならず、機能面でも多くの点が引き継がれています。しかも、そのどれもがSONAR X1リリース時に追加・新搭載された機能なので、これまでの連載で紹介してきた機能が、MUSIC CREATOR 6でも活用できるのです。

これからMUSIC CREATOR 6を始めてみようという方も、この連載のバックナンバーを見ていただけると参考になると思いますので、要チェック! もちろん、DAWとして基本中の基本であるオーディオ編集やMIDIの打ち込み、そしてプラグイン・エフェクトを使ったサウンド・メイキングなど、DAWとして十分な機能を持っています!

それでは、MUSIC CREATOR 6の代表的な機能を紹介していきましょう!

●スマート・ツール

前回に紹介したばかりの、SONAR X1の目玉新機能の1つであるスマート・ツールが、MUSIC CREATOR 6でも使えます!

クリップ編集に大きな効果を発揮する機能なので、詳しい操作方法はバックナンバー『第52回:ツール・モジュール特集:新機能「スマート・ツール」と各専用ツールの使い分けを考えようの巻』を参照してください。

▲画像6:ツール・モジュールの一番左にある★マークが「スマート・ツール」。切り替えなしで、いろんな操作ができます。ツール・モジュール自体も、Drawツールに音符の長さを指定できるボタンが追加されるなど、親切度がアップ!

●ブラウザ

オーディオ・データ、プラグイン・シンセ&エフェクトをブラウザから選び、ドラッグ&ドロップ操作でトラック表示部およびクリップ表示部に挿入できます。

ブラウザではプラグイン・シンセの管理もでき、さらにSONAR X1と同様に、任意のパラメーターも操作可能です! しかも、MUSIC CREATOR 6だからと言って何か制限があるわけではなく、SONAR X1とまったく同じように使えるということには驚きました。これなら、MUSIC CREATOR 6でもシンセのカットオフやレゾナンスをMIDIコントローラーでいじりまくって、グニャグチャとさせることができるじゃないですか~(笑)。

ブラウザについては、バックナンバー『第47回:使い勝手が大幅アップした「ブラウザ」を研究するの巻【前編】』と『第48回:使い勝手が大幅アップした「ブラウザ」を研究するの巻【後編】』を参照してください。

▲画像7:【左】ブラウザでのプラグイン・エフェクト(Audio FX)を表示中の状態。この他にも、プラグイン・シンセやMIDIエフェクト、オーディオ素材も表示することが可能。さらに、シンセを管理するシンセ・ラックも表示できます。【右】オーディオの素材もブラウザから選択して挿入できます。クリックすれば試聴もでき、ネタ選びは快適! あらかじめ「01 Song Blocks」「02 Rock Guitar」など9項目のオーディオ・ライブラリーが用意されているので、ここから素材をセレクトしてどんどん挿入していくだけで、1曲作れてしまいます。

●トラック・インスペクタ

任意の1つのトラック情報をすべて管理できます。ボリュームやパン、センドなどの各パラメーターや、挿入されているエフェクトなどが、このインスペクタで一目了然! ただ、さすがにPro Channelまでは搭載されてませんが、トラック・インスペクタ自体の操作性はSONAR X1そのままですよ!

トラック・インスペクタについては、バックナンバー『第50回:SONAR X1のエース機能!? トラック・インスペクタを研究しよう! ~前編の巻~』と『第51回:SONAR X1のエース機能!? トラック・インスペクタを研究しよう! ~後編の巻~』を参照してください。

▲画像8:トラック・インスペクタの画面。任意のトラックと、そのトラックの出力先のバスまで表示ができます。

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Profile

BLIND LOOP MASTER(鈴木貴幸/鈴木善典)

Blind Loop Master

ヒップホップ・ユニットBlind Loop Masterとして2004年にデビュー。その後トラック制作、執筆、CM音楽、DJ など多岐にわたる活動を行う。近年ではThe LASTTRAKというリミックス・ユニットを始動。DJ仕様にリミックスした作品が好評を受け注目を集めている。同時にアーティストとの交流も活発となり、元韻踏合組合のMINT氏とはコラボレーションが実現。「だぶすてEP」としてリリースされ話題となる。リミックスやDJのオファーも多く、DJとしては2011年7月には歌舞伎町で行われた野外イベント 「Re:animation」でプレイ。リミキサーとしては同年6月に発売となった覆面HIPHOPユニットMIDICRONICAのRemix盤「改」「混」に参加したほか、ダブ・ステップ専門ネット・レーベルLowfer Recordsの「HARUTA.EP」にも参加している。

Blind Loop Master Myspace:
http://www.myspace.com/blindloopmasterdotjp

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