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第23回:新しいV-Drums、TD-4K-Sのサウンドを聴いてみよう 山崎彰

目にも鮮やかな花々と綺麗な新緑、いい季節になったよね。下戸の筆者は都会で遊ぶよりも郊外で美しい景色を見ているほうが何より癒されるタイプなんだけど、こらからの季節はいろんな意味で目の保養がイッパイで楽しみだ(笑)。そして良い音楽と良い楽器にも出会って耳と心も癒されたいね。

さて前回、全貌を紹介した新登場のV-Drums、TD-4K-S。これはV-Drumsのラインナップ中で最もリーズナブルなタイプ、V-Compact Seriesの新機種だ。V-Drumsは自宅にいながら気軽に叩けるドラムであることが大きな魅力のひとつなんだけど、それでいて、この音の良さと表現力の豊かさなど、楽器としてもクオリティも抜群。そして新製品が出るたびそれらの飛躍的な進歩には、筆者も毎回驚かされているよ。ローランドのV-Drums開発陣の圧倒的な技術力とたゆまぬ努力、そしてドラマーに対する愛情を感じるよね。そんなTD-4K-Sって、「このクラスにしてこんなに音が良くて表現力もあって良いの?」というのが筆者の第一印象なのだ。じゃあ今回は、上位機種に一層近づいたTD-4K-Sのサウンド・クオリティと表現力を音で聴いてみよう!

選りすぐりの25種類のドラム・キット

TD-4K-Sの音源TD-4は、このクラスを超えた大容量のウェーブ・フォームを持ち、クオリティの高い125種類のドラム音色を内蔵しているのだ。音数よりも、1音1音の表現力にこだわったサウンド・デザインがされているんだね。ドラム・キットは選りすぐりの25種類。じゃあ、その中からいくつかのキットを筆者が叩いてみるよ。

No.1 V-Compact

ナチュラルなアコースティック系のドラム・サウンドだ。音の存在感もしっかりあって、いろんな音楽にマッチしそうだよね。オーディオ・デモの前半のタムの表情をよく聴いてみてね。強弱の表現力もなかなかのもんでしょ。そして途中からサンバのリズムを叩いてみたよ。サンバはピアニシモからフォルテシモまで、いろんな表情のあるアクセントが入ってくるんだけど、このTD-4 はソフトなアプローチや激しく叩いた時の変化にも対応してくれるから、叩いていてマジで気持ち良いんだよ。

No.3 Power

ロックでパワフルなドラム・キット。骨太いキックが筆者もお気に入りだ。ロック魂に火をつけられるようなサウンドで、叩いていると気持ちが熱く燃えてくるよ! 激しい曲だけじゃなく、ゆったりしたテンポのシンプルな8ビートにも合いそうだね。

No.4 Light

小口径でとても切れ味の良いドラム・サウンドだ。全体的にハイ・ピッチなサウンドはファンクやラテン音楽に合いそうだね。特にハイ・ピッチなスネアはかなり個性的でありながら、音楽の中に入ってもうまく馴染みながらヌケてきそうで、使い勝手も良さそう。パーカッション的なアプローチから超スーパー速い曲でも叩いてみたいよね。