クワイエット・カウント

▲左:クワイエット・カウント画面 右:メトロノーム音がほとんど聞こえなくなる

▲後からパーセントで表示
これも「テンポ・チェック」同様、キープ力を鍛えるのに効果的な練習だ。これは一定時間メトロノームが鳴るところと、ほとんど聞こえないぐらい小さくなる部分が交互に出てくるのだ。初期設定では、3小節間メトロノームが鳴って次の1小節間はほとんど聞こえなくなる。4小節目は自分でしっかりキープしなくちゃいけないんだね。例えば4小節目にフィルを入れる練習などに最適なんだよね。フィルになるとフレーズが速くなってしまったりと、フィルのテンポは乱れがち。どんなフレーズを叩いてもキープできるように、この練習モードを活用しよう。これもメトロノームがほとんど聞こえない「Quiet」表示中の演奏は、後からパーセントで判定してくれるのだ。この練習モードもメトロノームが鳴るところ、ほとんど聞こえないところの、それぞれの小節数を調整できるんだ。またほとんど聞こえない小節数が毎回変化する「ランダム」にも設定可能だから、いろんな練習に活用できそうだね。
オート・アップ・ダウン

▲左:オート・アップ・ダウン画面 右:画面下部数字がテンポ。タイミングは右上にパーセントで表示
この練習モードは、テンポを徐々に上げ下げして持久力を高める練習に効果的なんだ。矢印左の数値が叩き始めのテンポ。そして徐々にテンポが1ずつ速くなって右の数値のテンポに達すると、今度はだんだん遅くなるのだ。同じフレーズを繰り返しながら、いろんなテンポで叩けるようにする練習や持久力を上げるのに良いね。
ウォーム・アップ

▲左:ウォーム・アップ画面 右:ステップ1のチェンジ・アップは3分間だ
これはコーチ・ボタンを押すと最初に出てくる練習モード。楽曲の演奏前などのウォーミング・アップにも最適な練習だよ。3つの練習モードが順番に出てきて、各ステップでの採点を最後には総合評価してくれるんだ。ステップ1はドラムで定番の基礎練習、4分、8分、3連、16分の音符を順番にタイム・チェンジするチェンジ・アップ。そしてステップ2は先程紹介したオート・アップ・ダウン、そして最後のステップ3はタイム・チェック。この順番で肩慣らししながら練習するのだ。練習時間は3ステップの合計で5分、10分、15分と選択可能。毎日の練習の最初にやったり、その日の調子をチェックするにも良いんじゃないかな。
TD-4K-Sのコーチ機能
自分が叩いたタイミングがパーセントで表示されることで、練習の成果を確認しながら、目標も持って楽しく練習できるコーチ機能を搭載したTD-4K-S。このように練習を効果的にサポートしてくれるV-Drumsって、ほんと頼もしいよね。こりゃ上達の早道になること間違いないね。
では次回はこのコーチ機能を使って具体的な練習方法を紹介してみよう。お楽しみに!

profile:山崎 彰(やまざき あきら)
大阪府池田市出身。熱いファンク・グルーヴを得意としながらも、宮本亜門のミュージカルから、LOVE PSYCHEDELICOの全米ツアー、エアロスミスとの共演など、ジャンルの壁を越えて活躍するドラマー。また、V-Drumsのデモ・パフォーマンスを日本全国及び海外でも公演するV-Drumsの伝道師?!でもある。自己のバンドLIFE ON EARTHで、2006年、日本人アーティストで初めてザ・ローリング・ストーンズ中国・上海公演のオープニング・アクトで演奏するなど、現在も様々なアーティストのレコーディングやライブでも活躍中。

