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第28回:デザインが一新されたV-Drums ~最上位機種のTD-20KSがTD-20KX-Sに進化~

みなさん、こんにちは。ついにV-Drumsの最上位機種が、ひときわ輝くデザインでモデル・チェンジしましたよ。さあ、どんなところが新しくなったのか、ダイジェストで見てみよう。

これが2009年9月1日に発表された、V-Drums、TD-20KX-Sです。

TD-20KX-S

▲写真1:TD-20KX-S

何が変わったのか?

今までの最上位機種、TD-20KSからモデル・チェンジしたTD-20KX-S。どう変わったのかごく簡単に言うと、まず見て分かるように、全体のカラーやデザインが新しくなったよね。キック/スネア/タムのパッドは、外観の作りが一新されたけど、ただシェル(胴)の色が変わっただけではなく、後から自由にシェル・カラーをカスタマイズできる仕組みになっているんだ。ラック式のドラム・スタンド(MDS-25)もまったく新しいものに生まれ変わり、安定性や強度、そしてセッティングのしやすさが向上している。そして音源モジュールは、TD-20に音色/機能拡張用のエクスパンション・ボードTDW-20を装着したものと同等になり、音色数、キット数が増えたことはもちろん、音楽的な表現力も格段によくなっているんだ。では、各部を細かく見てみよう。

衝撃的なニューV-Drumsのデザイン

このTD-20KX-S。かなりクールなデザインだよね。クロム色のパッド類やラック・スタンドは照明が当たるとキラキラ光り、色も変化して見えるから、ステージでも見映えがしそうだ。もちろん自宅の部屋に置いても、見て楽しめる楽器になったんじゃないかな。

シンバルとハイハットの色は、アコースティックっぽいゴールドではなく、あえてシルバーに! アコースティック・ドラムの真似ではない、これからの時代のドラムにふさわしい新しいデザインだと言えるね。

▲写真2:クールなデザインがカッコいい!

キック、スネア、タムのパッドもリニューアル!

ドラムという楽器は、ほとんどの部分が丸い形をしている。スネア、タム、そしてシンバル類も全部丸型だね。だからモデル・チェンジでかなり変わった部分があっても、見た目だけではあまり変わらないと感じるかもしれない。でも、新しくなったTD-20KX-Sのパッド類はかなり進化しているよ。まず、パッドの新しいコンセプト、それは色を自由に変えられることなのだ。

携帯電話や携帯オーディオ・プレイヤーなどは、カラフルなカラー・バリエーションがたくさんあって、ファッションの一部として自分の好きな色を選べるのが今の時代。楽器もそう。ドラムにも、いろんな色があると嬉しいよね。 そこでV-Drumsの開発チームによって考案されたのが、自分でシェルの色を変えられるカスタム・カバリング・システム。なんと着せ替えができるようになったんだ。キック/スネア/タム・パッドのシェルに巻いてある帯状のカバリングを、自分自身で簡単に交換ができるわけだ。後日発売予定となっている色違いの専用カバリング(CV-20KX)や、自作の物にだって交換できる構造になっている。

これは、ラグ(ヘッドやリムを固定するボルトを受ける金具)や、パッドをスタンドに固定するためのホルダー、そしてケーブルを挿すジャックなど、すべてのパーツを、シェルには一切くっつけないことで実現したシステムなんだ。

▲写真3:左上から時計回りに、キック用パッド(KD-140)、タム用パッド(PD-125X)、スネア用パッド(PD-125XS)。

▲写真4:これが新しく採用されたカスタム・カバリング機構。すべてのパーツが、シェルには直接取り付けられていないのが分かるかな? しかもシェル・カラーを変えられるなんて、ワクワクするよね!

▲写真5:もちろん打面はV-Drumsならではのメッシュ・ヘッド。打感が自然だし、なにより叩いた音が静かでイイね。素材が網だから、叩いた時の振動が少ないんだ。自宅で練習する時にも助かるよね。

●新登場のスネア用パッド

今まではスネアとタムは共通のパッドだったけど、今回スネア専用パッドが登場。外観が少し変わり、邪魔なスタンド取り付け用ホルダーをなくしたのだ。これでスネア・スタンドにセットしやすくなったね。

▲写真6:スネア用パッドPD-125XS

●ルックスがよくなったキック・パッド

サイズが14インチと大きくなり、よりキックらしく、デザインもカッコよくなったよね。また、大きくなったぶん重量が増して、安定性がかなり向上したんだ。パワフルに、そしてハイ・スピードで踏んでも、グラついたり動くこともなく、安定感は抜群だよ。

▲写真7:キック用パッドKD-140

●機能性と安定性がアップしたドラム・スタンド

ラック式のドラム・スタンドもかなりよくなっているよ。色はクロム仕上げで、パッド類との色の相性もバッチリだね。そして金属製のパーツを多く採用し、耐久性や安定性もかなり進化したよ。シンバルやタムをどんなにたくさんセットしても、グラついたりすることがなく、大丈夫。そして、シンバルやタムの角度を調整する部分には、ボール・クランプが採用されているんだ。これならスピーディにセッティングができるし、ほんのわずかな角度でも微妙に調整できて、嬉しいよね。

▲写真8:タム&シンバル・ホルダー部分のボール・クランプ。

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Profile

山崎 彰(やまざき あきら)

山崎 彰(やまざき あきら)

大阪府池田市出身。熱いファンク・グルーヴを得意としながらも、宮本亜門のミュージカルから、LOVE PSYCHEDELICOの全米ツアーなど、ジャンルの壁を越えて活躍するドラマー。また、V-Drumsのデモ・パフォーマンスを日本全国及び海外でも公演するV-Drumsの伝道師?!でもある。自己のバンドLIFE ON EARTHで、2006年、日本人アーティストで初めてザ・ローリング・ストーンズ中国・上海公演のオープニング・アクトで演奏するなど、現在も様々なアーティストのレコーディングやライブでも活躍中。

Akira Yamazaki Official Website:
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