すっかり秋も深まってきましたが、みなさんいかがお過ごしですか?
さて、前回その全貌をダイジェストで紹介した、新しくなったV-Drums、TD-20KX-S。デザインが一新されたパッド類についても簡単には紹介してみたけど、まだまだ秘めた魅力がイッパイです。そこで今回は、新パッド類の細かいところまで、しっかりと見てみよう。
シルバーが鮮やかなシンバル・パッド
最新V-Drumsでは、シンバルとハイハットが、なんとシルバー・カラーになったんだ。アコースティック・ドラムのシンバルっぽいゴールドではなく、あえて明るく斬新なカラーにしたことが、V-Drumsらしくていいよね。これはステージでも、かなり映えるよ! そして裏面はツヤのあるブラック。クールで引き締まった感じがカッコよくて、筆者もひと目で気に入っちゃいました。
ドラマーとしてはシンバルの表面の色がはがれたりしないか、とても気になるところだ。だって、スティックの先端でバシバシと叩くわけだからね。しかし、そんな心配はないようだよ。ゴム素材の上に特殊なコーティング処理が施されているので、何年もずっと叩き続けても、たとえ表面が擦り減って光沢が若干落ちることはあっても、色がはがれるようなことはまずないようだ。
また、この特殊なコーティングのおかげで、表面に付着するスティックの汚れが、以前の黒のシンバルのときと比べて目立ちにくくなったよね。ホコリなどで汚れても、拭き取りやすいという隠れたメリットもあるんだよね。
パッドの性能自体は、これまでの黒いパッドと同じ。自然な強弱表現もできるし、叩いた時のスティックに伝わる感触もリアルで、演奏しやすいシンバルだよ。
このシルバー・カラーのニュー・モデルは、15インチのライド用と、14インチのクラッシュ用、そして12インチで2枚重ねのハイハットがラインナップされている。
安定性と演奏感が大きく向上したキック・パッド
フロント面のデザインがカッコいいキックのパッドは、以前の12インチから14インチへと大型化され、V-Drums全体のルックス向上にも役立っているね。サイズが大きくなり、パーツ類も強化されたことで、パッド自体の重量が重くなった。そのおかげで、安定性が抜群によくなっているよ。かなりハードに踏んでも、動くことがないんだ。
筆者が一番気に入っているポイントも、この安定感だ。ペダルでの踏み心地がよくなったし、体重をかけて踏み込んでも頼りない感じがなく、しっかり受け止めてくれるんだよね。これはほんとに演奏しやすいよ。
もちろん、打面は静粛性にも優れたメッシュ・ヘッド。ヘッドの張り具合も自由自在だから、アコースティック・ドラムのキックと同じように、自分好みの感触に調整することもできるんだ。
●ハードウェア部にも注目!
さらに今回、キック・パッドの足(レッグ)がアコースティック・ドラムとまったく同じ構造になったんだ。足の先端は、出し入れ可能なスパイクとゴム足を使い分けることができ、足の長さも変えられる。セッティングの自由度が高いところも、よくできているなと感じるね。
また、フット・ペダルを取り付ける黒いステー部分と並ぶような向きに、足を折りたたむこともできるんだ。ライブなどで持ち運ぶ時に助かるよね。
このキック・パッドは、世界中のメーカーのフット・ペダルが使える設計になっているんだ。
それに、パッドのシェルに直接パーツが付いていないのが、下の写真9を見ても分かるよね。この構造のおかげで、シェルに巻いてあるカバリングを簡単に取り外せて、自分の好きなものに交換できるようになったんだ。これが新しいカスタム・カバリング機構。パッドのボディーの色もカスタマイズできちゃうんだね。
●こんな使い方も......アリかも!?
これは筆者の思いつきで、まったくの余談だけど......。このキック・パッドのフロント面、何となくアメ車っぽい(?)デザインが好きなんだけど、この部分はプラスチック製となっている。だから軽く手で叩くと、小さな音量ではあるんだけど、ちょっとコンガなどのパーカッションのような音が鳴るんだよね。そう、パッドの上に座って手で叩けば、カホンにもなっちゃうよ(笑)。
カホンは木製の箱のような楽器で、上に座って側面を叩くパーカッションだね。もちろんこのV-Drumsのキック・パッドも、大人が座っても強度は十分なようだ。ただし、これを試してパッドが壊れちゃっても、もちろんメーカーの保証外。筆者も保障しません(笑)。自己責任で、ちょっと試してみると、面白いかもよ!?

▲写真10:Vキックが、生のパーカッションにも変身?
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