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第31回:TD-20KX-S  ~生まれ変わった新しいラック型ドラム・スタンド~

新しいV-DrumsのTD-20KX-Sが発売されて、ネット上でも世界中のドラマーの間で話題になっているようだ。やはり優れた音の表現力と、ルックスのカッコよさが注目の的となっている様子。このコーナーでも、これまでTD-20KX-Sの全体像や、自分で色を変えられるパッドの仕組も取り上げたけど、今回はV-Drumsのパッドを支えているドラム・スタンドMDS-25をクローズ・アップしてみよう。多くのドラマーの意見がフィード・バックされて、いろんな面でドラマーにとってうれしい作りに成長したんだ。

TD-20KX-S

▲写真1:TD-20KX-S

新しいV-Drums専用スタンドMDS-25

スネアやタムタム、そしてキックのパッド、またシンバルのカラー・デザインまでもが変わって、一層カッコよくなったV-Drums。そのルックスにドラム・スタンドも大きく影響しているよね。パイプや各パーツも色が明るくなって、演奏者側からだけじゃなく、正面から見た時の印象もかなりよくなった。これはステージ映えするでしょ! しかも、よくなったのは見栄えだけじゃない。セッティングのしやすさと、強度もかなり向上したんだよね。

▲写真2:クロム色のパッド&ドラム・スタンドでステージ映えもバッチリ!

●ドラムのスタンドに求められる強度とは?

ドラムは、時としてもの凄いパワーでぶっ叩くことがあるよね。基本的には力を抜いてリラックスした状態で叩くのが、ドラムの奏法としてはベストなんだけど、それだけではないのが音楽というもの。見た目のパフォーマンスも重要だしね。ライブでは大音量で演奏することもあるし、特に激しい曲で気持ちが入り込むと、まさに「ぶっ叩く」という言葉がふさわしい演奏をするシーンもあるだろう。その瞬間に、パッドやスタンドにかかる重量は計り知れないよね。そんなパワーにも負けない強度が、スタンドや各パーツには求められるのだ。

V-Drumsの新しくなったドラム・スタンド MDS-25は、パワフルな演奏にも対応できる十分な強度を持っている。安定感は抜群だし、演奏中にセッティングがズレることも、常識の範囲内ではまずないと言えるだろう。

●強度があるから安心して演奏できる

MDS-25は、いろんなパーツで構成されているよね。パイプはもちろん、特に荷重がかかるクランプなど、細かいパーツが金属製になったことで、大幅に強度が増したのだ。演奏中にキット全体がグラグラと大きく揺れることもないし、安心して演奏に集中できるんだね。これはドラマーとして嬉しいことだよ。

また、ステージで使うことを考えると、何度も組んだりバラしたりするし、運搬時にいろんな力がかかってくるから、耐久性の低いスタンドだと壊れることもあるんだ。でもこれなら、そんな心配がないのが嬉しいね。この強度は、プロ仕様として「必須条件」とも言えるんじゃないかな。

▲写真3:TD-20KX-Sのドラム・スタンドMDS-25

セッティングがスムーズかつ自由自在

下の写真4は、シンバルのアーム・パイプをドラム・スタンドの太いパイプにマウントする「クランプ」だ。金属製(アルミ・ダイキャスト)でかなり強度があるうえに、内側を見るとナイロン・スリーブが付いているでしょ。だから、セッティング時にパイプ上を左右に移動したり、前後方向に角度を調整する時は軽く滑り、場所決めもスピーディにできる。しかも、パイプにキズを付けることもないんだ。そして、しっかりとネジを締めつければパイプへのホールド力も最強。よほどの怪力の持ち主でない限り、力を入れて動かそうとしても、まったくズレないくらいのパワーだ。これなら使いやすいし、演奏中も安心だよね。

縦方向の細いパイプはシンバル・マウントだけど、タム用のマウントとパイプの太さは同じなんだ。だから、シンバルとタムを入れ替えたり、自由な場所にセッティング可能。これなら、自分だけのオリジナル・セッティングもバッチリ組めるよね。

▲写真4:シンバル・マウントをドラム・スタンドに取付けるクランプ。パイプと接触する内側にナイロン・スリーブが採用されている。

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Profile

山崎 彰(やまざき あきら)

山崎 彰(やまざき あきら)

大阪府池田市出身。熱いファンク・グルーヴを得意としながらも、宮本亜門のミュージカルから、LOVE PSYCHEDELICOの全米ツアーなど、ジャンルの壁を越えて活躍するドラマー。また、V-Drumsのデモ・パフォーマンスを日本全国及び海外でも公演するV-Drumsの伝道師?!でもある。自己のバンドLIFE ON EARTHで、2006年、日本人アーティストで初めてザ・ローリング・ストーンズ中国・上海公演のオープニング・アクトで演奏するなど、現在も様々なアーティストのレコーディングやライブでも活躍中。

Akira Yamazaki Official Website:
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