Top > mnavi Academy Drums > 第33回:プロ仕様かつリーズナブルな"V-Stage"がアップ・グレード ~リニューアルを果たしたTD-12KX-S~

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第33回:プロ仕様かつリーズナブルな

新しくなったV-Drumsの最上位機種TD-20KX-Sが発売されて、ドラマーの間でもその話題が熱く盛り上がっている中、今度は"V-Stageシリーズ"がアップ・グレードされたよ。TD-12KX-Sは今年の2010年1月、アメリカ・ロサンゼルスで開催された世界最大規模の楽器ショーである「NAMM SHOW 2010」で初めてお披露目されたばかりのV-Drumsなんだ。そこで今回は、V-Drumsハードウェア&音源部ソフトウェアの両面で改良が加えられた、このTD-12KX-Sを紹介するよ。どこが新しくなったのか、じっくり見てみよう。

TD-12KX-S

▲写真1:TD-12KX-S

進化したドラム・スタンド

ドラムという楽器の性能を語るうえで欠かせないのが、ドラム・スタンドだよね。安心して演奏するためには、ドラム・スタンドはかなりの強度が必要なんだ。TD-12KX-S用のドラム・スタンドMDS-12Xは、昨年秋に新しくなった上位モデルMDS-25(TD-20KX-S用)のコンセプトを継承した造りになっている。

●低重心化と安定性が向上

ドラム・スタンド全体の重心が低くなって安定性が増し、プレイヤーが演奏に集中できるようになったんだ。どんな凄いパワーでぶっ叩いてもセッティングがズレたりしないのは、ドラマーにとって嬉しいよね。

上位モデルよりスタンド全体がひと回り小さいコンパクト・サイズなので、自分の部屋にセッティングしても場所をとらないんだ。

▲写真2:新設計ドラム・スタンドMDS-12Xで、より演奏に集中できるようになったよ。

●マウント部にはトップ・モデルと同じボール・クランプを採用

スネアやタム、シンバルの角度調整部分には、ボール・クランプが採用されたんだ。これでセッティングがとてもしやすくなったし、どんな微妙な角度でも設定可能だ。つまり、演奏スタイルはもちろんのこと、ドラマーの体格にも合わせられるなど、自由度の高いセッティングが行えるというわけだ。ドラムのセッティングはドラマー1人1人で違うので、こういう気配りは嬉しいよね。

▲写真3:スネアのボール・クランプ部

▲写真4:タムのボール・クランプ部

▲写真5:シンバルのボール・クランプ部

▲写真6:タムの高さが自由に変えられるから、かなり高目のセッティングにしても大丈夫!

●ケーブル・インサイド・パイプ機構もグレード・アップ

パッドと音源モジュールを繋ぐためのケーブルを、ドラム・スタンドのパイプ内に納める「ケーブル・インサイド・パイプ機構」も進化しているよ。パイプとケーブルが接触する部分には、ケーブルの断線を防ぐラバー・スリーブが取り付けてあるので、しっかりケーブルを保護してくれる。持ち運ぶ時にスタンドを折畳んでも、ケーブルにダメージを与えない工夫がされているんだね。

▲写真7:ケーブルはパイプ内に入っている。ケーブルの出口部分にラバー・スリーブが取り付けられた。

これらを見ても分かるとおり、これまで以上にしっかりとした低い重心と安定性の向上で、実に使いやすいドラム・スタンドになったね。

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Profile

山崎 彰(やまざき あきら)

山崎 彰(やまざき あきら)

大阪府池田市出身。熱いファンク・グルーヴを得意としながらも、宮本亜門のミュージカルから、LOVE PSYCHEDELICOの全米ツアーなど、ジャンルの壁を越えて活躍するドラマー。また、V-Drumsのデモ・パフォーマンスを日本全国及び海外でも公演するV-Drumsの伝道師?!でもある。自己のバンドLIFE ON EARTHで、2006年、日本人アーティストで初めてザ・ローリング・ストーンズ中国・上海公演のオープニング・アクトで演奏するなど、現在も様々なアーティストのレコーディングやライブでも活躍中。

Akira Yamazaki Official Website:
http://home.catv.ne.jp/nn/akira/