V-Drumsを持っているけど、自分のセッティングが正しいかどうか分からないという人は、意外に多いんじゃないかな? V-Drumsを購入すると、取扱説明書の他に詳しいセッティング方法が図解で載っている「セットアップ・ガイド」というものが同梱されている。これを見ながらセッティングすれば、ラック・スタンドの組み立てから、パッドやシンバルなど、各パーツの取付けまでしっかりできるようになっているんだ。とはいえ、実際にセットアップしてみるとスネアの高さやシンバルを傾ける角度など、微妙なセッティングに悩むこともあるだろう。あまりにも不自然なセッティングで叩いていると、上達の妨げになったり、プレイに変なクセが付いちゃう場合もあるんだ。そこで今回は、自分に合った演奏しやすいV-Drumsのセッティング方法を紹介してみよう。
自分に合ったセッティングを見つけよう
人はそれぞれ、身長や手足の長さがみんな違うでしょ? だから一概に「このセッティングが一番いい」とは言いきれないんだ。また、スティックの持ち方など演奏スタイルによってもセッティングは変わってくるんだよね。しかし、一般的に叩きやすいセッティングというものはあるんだ。スネア、タム、シンバルなどの間をスティックがスムーズに移動できる、理にかなったセッティングのポイントをつかんでおこう。
では、ごく一般的な演奏スタイルを例にして、話を進めるとしよう。これらを参考にして、自分に合ったセッティングを見つけてみてね。
ポイント1:イスの高さを決めよう
まずは最初に、すべてのセッティングの基本となるイスの高さを決めよう。一般的に、座面が低いほうがキックにパワーを出しやすく、高いほうが速いスピードでキック・ペダルを踏みやすい傾向にはあるんだけど、慣れればどちらでも対応可能だ。それよりも、スネアを叩く時に手がモモに当たらないことや、腰への負担が少ないことをポイントにして、イスの高さをセッティングしよう。画像2のように、モモが少し斜めになるぐらいがオススメだよ。

▲画像2:足のモモが床に対して少し斜めになるよう、イスの高さを合わせよう。
ポイント2:イスとペダルの位置が重要
イスの高さが決まったら、次はキック・ペダルとハイハット・ペダルの位置を決めよう。ここで重要なのは『ペダルとイスとの距離』。近過ぎても遠過ぎても踏みにくくなるんだ。目安として、ペダルに足を乗せた時に、先ほどの画像2のようなヒザの角度になるとちょうどいいだろう。カカトの位置がヒザより若干前に出て、スネがほんの少し斜めになる感じだね。
またこの時、2つのペダルとイスとの距離がそれぞれ同じぐらい、もしくはハイハット・ペダルのほうが若干近くなるようにセットするといいだろう。両足のフットワークを重視したい場合は、左右のペダルが等距離だとバランスよく踏めるよ。しかし8ビートなどのリズム・パターンを叩くことを考えると、ハイハット・パッドの位置がやや体に近いほうが、左右のスティックを交差させて叩きやすいのだ。このことについては、後ほど詳しく紹介しよう。

▲画像3:左右のペダルとイスとの距離を合わせよう。
TD-12KX-Sのように市販のハイハット・スタンドを使うタイプでは、ハイハットのパッドとペダルの位置関係は固定されているよね。だからハイハットの叩きやすさも考えて、ペダル位置を決めるのだ。それに対して、TD-9K-Sのように、ハイハットのパッドとペダルが別れたタイプでは、どちらも自由な位置にセット可能だ。しかしアコースティック・ドラムを叩いた時に違和感がないように、ハイハットのパッドとペダルは、ほぼ同じ位置関係で慣れておくのがオススメだよ。

▲画像5:ハイハット・パッドの位置は、コントロール・ペダルの上にセッティングしよう。
ポイント3:スネアの位置を合わせる
次はスネアのセッティングだ。スネアの位置は両足のちょうど真ん中にセットしよう。自分からの距離は、スティックを軽く降り下ろした時に、自然と打面の中央に当たるような位置がベストだね。スネアの位置が近過ぎると手を振り上げにくくなるよ。これも重要なポイントだ。そして高さは、打面の中央が自分のヘソと同じぐらいの高さに合わせよう。あとは、打面を少し手前に傾ければOKだ。

▲画像6:両足の真ん中にスネアをセッティングする。
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