V-Drumsは、セッティングの自由度が高いドラムなのだ。パッドの高さ調整も自由自在。だから身長の高い大人はもちろん、幼稚園児ぐらいのキッズでも叩けるほど低いセッティングにもできちゃうのだ。
ということで、今回はとっても小さなキッズたちも叩けるようになるドラム特集だよ。
「4歳~7歳」ぐらいのお子さんが、初めてドラムを叩く時の練習方法や、パパやママが先生になって上手に教えられるポイントなども紹介しちゃいましょう。もちろん、パパやママがドラムを叩けなくても大丈夫! 大人ならすぐにできる内容だから安心してね。子供と一緒に練習して、家族みんなでドラムを楽しもう!
キッズにオススメのV-Drums
下のV-Drumsは、写真で見たとおりスタンドがパイプ式なんだね。各パーツはパイプに沿って移動が可能。だから、横方向に付いているパイプなどをグッと低い位置まで下げることで、パッド類を限りなく低い位置にセッティングすることができるのだ。V-Drumsなら、小さなキッズも体に合ったセッティングで叩けるんだね。

▲写真2:V-Drums Lite HD-1。一般的な大人のセッティング(左)とキッズ用に低くしたセッティング(右)。
キッズ用にセッティングしよう
まずはイスを用意しよう。ドラム用のイスじゃなくても、イスに座ってペダルに足を乗せた時、足が伸びきらず、少し膝が曲がる程度の高さになるものならばOKだよ。腕が当たらないよう、ひじ掛けはないものがイイね。

▲図4:イスの高さを調整しよう。
次に、スネアの高さを合わせよう。スネアの打面が、キッズのオヘソの下ぐらいの高さになるよう調整するのがイイだろう。そして、ハイハットはスネアより20cm~25cmぐらい、高目にセッティングしよう。左右の手を交差させてリズム・パターンを叩くので、スティック同士がぶつからないように、ハイハットの位置はスネアよりやや高めの方がオススメだよ。そしてタムやシンバルも、下の図のセッティングを参考にしながら高さを合わせよう。

▲図5:スネアの高さは、オヘソの下ぐらい。

▲図6:V-Drumsならパッドの高さも自由自在。
その他、具体的なセッティング位置はバックナンバーも参考にしてみてね。
【参考】
第35回『V-Drumsのセッティング方法~パッドの位置や高さを正しくセットしよう~』
スティックもキッズ用で
ドラム・スティックには、大人用のものより細くて短い、キッズ用のスティックもあるんだね。ドラムを扱っている楽器店なら、ほぼ取扱っていると思うよ。スティックも、体に合ったサイズのものを使いたいよね。もしも大人用のスティックで代用する場合は、直径が13mm以下で、なるべく短いものを選ぼう。

▲写真7:上が大人用、下が子供用のスティック。
スティックの持ち方
さあ、スティックを持ってみよう。
写真8のように、スティックの真ん中より少し下の方を「親指と、人指し指」で軽く握ってみよう。そして写真9のように、他の3本の指も軽く添えるように握ってね。小さなキッズたちは、叩いているとスティックから親指が離れ、写真10のようなグリップになることもあるんだ。見つけたらすぐに「"お父さん指"をスティックに付けてね」と指導してあげよう。スティックと親指が離れていては、叩くタイミングがズレてしまうんだね。そして叩く時は、写真11のように手の甲が上になるようにしよう。

▲写真8:人差し指をクルッと回すように、2本の指で持つ。

▲写真9:力は入れないように、他の指も軽く握ろう。

▲写真10:これはよくない持ち方だよ。

▲写真11:叩く時は手の甲を上にしてね。
●「パパ&ママへ」その1~キッズ達のドラムの先生はパパ&ママ
小さなお子さんが楽しくドラムを叩けるように、パパやママが先生になってあげましょう。キッズに最初から好き勝手に叩かせると、おもちゃ感覚で乱暴に叩いてしまい、それが当り前になってしまうこともあるかもしれないですね。
まずは、子供たちに「ドラムは楽器である」ということを教えてあげてください。
・ドラムはおもちゃではないので、ムチャクチャな叩き方をしないこと。
・音楽を演奏する楽器だから、大切に使いましょう。
・スティックでドラムを叩くのはイイことだけど、ふざけてお箸でお茶わんなどを叩かないこと。
みんなでルールを守って、楽しくドラムを叩こうね!
早速ドラムを叩こう
それじゃあ、先生になったパパやママに教えてもらって、ドラムを叩いてみよう!
●まずは基礎練習から
スティックを持って、スネア・ドラムで左右の手で交互に叩く基本練習から始めてみるよ。
「みぎ、ひだり、みぎ、ひだり」「イチ、ニイ、サン、シイ」
歩くぐらいの速さで、パパやママが声に出してカウントしながら練習しよう。4分音符で左右交互に叩くということだね。そして、パパやママも一緒に練習だ。スティックを持って、タムなどを叩こう! キッズの正面側からタムのリム(フチ)などを一緒に叩いてあげると分かりやすいね。その場合、パパやママは、鏡に映ったように左右反対の手順で叩こう。
また、スティックをヘッドに押し付けて、「ブルッ」とした音にならないよう、叩いた直後にスティックをヘッドから少し離すようにしよう。力で叩かないで、スティックを軽く落とし、そして弾ませる感じだ。
叩いている時に、スティックを振り上げる高さを、左右でほぼ同じにすることも、安定したリズムを叩くうえで重要なポイントだ。右利きの人は、左手のスティックの振り上げが足りないことが多いので、左手もしっかり振り上げてから叩こう。

▲譜例1
●リズム・パターンに挑戦
足も使って演奏できるよう、両足はペダルに乗せておこう。できればハイハットが閉じた音になるよう、左足はカカトを上げてペダルに乗せるのだ。体重がかかって、しっかりと閉じた音になるよ。
次は、リズム・パターンに挑戦だ。右手はハイハット、そして左手はスネアだ。図のように、手を交差させて叩こう。スティックの振り方は、さっきの基礎練習と同じで左右交互だ。それじゃあ、ハイハットの右手からスタートして叩くよ。
「みぎ・ひだり・みぎ・ひだり」「イチ・ニイ・サン・シイ」
音が「チッ・タッ・チッ・タッ」になっているね。何度も繰返して練習しよう。
そして、これが上手になったら、キックも入れてみるよ。

▲写真12:スティックの交差のさせ方。右手と左手で交差する位置が違う点がポイント。

▲譜例2
- 1
- 2







