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第48回:V-Drums Friend Jam ~V-Drumsを通して世界の仲間と繋がろう~

楽器の練習は、先生や仲間と一緒にやることもあれば、1人で部屋にこもって黙々とやることもあるよね。1人のほうが1つ1つ納得しながらマイペースにできていいけれど、目標がないと気分がノってこないっていう時もあるだろう。

そこで、練習の成果を評価してもらったり、また発表できる場所があると、練習の励みにもなるんじゃないかな。音楽教室に発表会があるように、自宅で1人で叩いた演奏が評価を受けたり、練習の成果を世界に向けて発信できるアイテムが登場したのだ。それが『V-Drums Friend Jam』。

1人でも楽しく練習できるV-Drumsを、さらに楽しめるんだ!

V-Drums Friend Jam

▲写真1:V-Drums Friend Jam

V-Drums Friend Jamって何?

これは簡単に言えば、パソコンとV-Drumsをつないで使う練習ソフトウェアなんだ。しかし、単なる練習目的のソフトウェアとは、ひと味違うよ。上手くなることだけが目的ではないんだ! もちろん練習すれば上達していくわけだけど、それよりもV-Drumsの演奏をより広く、深く、楽しむためのツールなんだね。

V-Drums Friend Jamに内蔵された曲に合わせてV-Drumsを叩けば、その演奏のいろんな評価を組み合わせたうえで、総合点数を出してくれるんだ。また、インターネットを介して「ツイッター(Twitter)」とも連動していて、自分の得点をツイッター上で発表することもできるんだよ。V-Drumsで楽しんだことを世界中のV-Drumsユーザーと共有できちゃうって、これは楽しいよね。

V-Drums Friend Jamは、今までになかった新しいタイプのV-Drums練習支援ツールなんだ。

ドラムの基本的なテクニックをマスターしたい場合は、バックナンバー第38回で紹介した「HD-1 Drum Tutor(ドラム・チューター)」を参考にしてみてね。

▲写真2:V-Drums Friend JamでさらにV-Drumsを楽しく演奏しよう!

V-Drums Friend Jamを始めよう!

まずはローランドのWebサイトの「V-Drums Friend Jam」からソフトウェアをダウンロードしてみよう。

なんとV-Drums Friend Jamは無料でダウンロードできるのだ。もちろん使うのも無料。こんなに楽しいソフトが無料だなんて、太っ腹なローランド。

Windowsはもちろん、Mac OSにも対応しているのがうれしいね。ぜひV-Drumsユーザーのみんなに使ってもらいたいね。

▲写真3:ローランドWebサイト内の「V-Drums Friend Jam」のページ。

何が必要なの?

V-Drums Friend Jamを楽しむために必要なものは、V-Drumsとパソコン、そしてそれらをつなぐケーブルだけでOKだよ。ケーブルはUSB MIDIインターフェースのUM-ONEだ。これは、自分が叩いた演奏データを、リアルタイムでパソコンに送るケーブルなんだね。

パソコンから再生される曲の音を、V-Drumsの音と一緒にヘッドホンなどで聴きたい場合は、パソコンのヘッドホン・ジャックからV-Drums音源モジュールのミックス・インに入力しよう。接続は市販のステレオ・ミニ・プラグなどのオーディオ・ケーブルでOK。

ミックス・インについて詳しくは前回の内容を参考にしてね。

じゃあ、早速パソコンへインストールしてみよう。

▲写真4:USB MIDIインターフェースUM-ONE

準備ができたらスタートだ

ではここから、V-Drums Friend Jamの使い方を紹介しよう。

曲を選ぶ画面では、いろんなジャンルの曲が入った"箱"が表示されるんだ。Rock、Pops、Metal、Dance、Funk、Jazz、World。どんなドラマーでも楽しめるようにバリエーションはかなり豊富だね。その日の気分で、好きなジャンルのミュージック・ボックスを選ぼう。

この時の操作からして楽しいんだよね。というのも、基本的な操作はパソコンを触らなくても、V-Drums側で行えるよう工夫されているんだ。下の画像5の両サイドには[<][>]の矢印があり、その下には「CR」「RD」と記載されている。これは左に進むにはクラッシュ、右はライドを叩くという意味なんだね。パソコン初心者でも使いやすいし、なんだかワクワクするよ。

そして、この箱でよければ[OK]ボタン下の「SNR」表示の通り、スネアを1発叩けば箱が開くのだ。

▲画像5:自分の好きなジャンルのボックスを選ぼう。

箱を開ければ、その中にはいろんな曲が入っている。曲のタイトルと、テンポ、演奏時間も表示されて選びやすくなっているんだね。

プリセットの曲は合計33曲。楽曲はどれもドラマーが楽しめるようにアレンジされているうえに、クオリティも高く、世界中のユーザーからかなり高い評価を受けているそうだ。2月に公開された後、4月のバージョン・アップ時には、新たに5曲追加されているよ。

また、「MY MUSIC」の箱には自分の好きなアーティストの曲を、MP3形式のデータで入れておけるから、これも便利だよね。

さあ、曲が決まって、[PLAY]操作のスネアを1発叩けば、もう演奏スタートだ!

▲画像6:曲を選んだら演奏スタートだ。

曲に合わせて楽しもう!

曲がスタートすれば、後は自由に叩くだけ。

あえて見本の演奏は入っていない。それは既成の演奏スタイルにこだわらず、ドラマーがそれぞれ感じたままに演奏して、自由に楽しむためなんだ。もちろん超シンプルでも、ド派手なプレイでもOK。曲に合っていれば、どう叩いてもいいのがドラムの魅力であり、ドラマーそれぞれの個性の見せ所でもあるんだよね。何度も演奏するうちに、曲に対する解釈を深めていったり、他のアプローチを考えたりすることもドラマーには必要なトレーニングだ。V-Drums Friend Jamは、自由な発想を高める練習のためにも最高のツールと言えるんじゃないかな。

▲画像7:曲に合わせて自由に叩こう。

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Profile

山崎 彰(やまざき あきら)

山崎 彰(やまざき あきら)

大阪府池田市出身。熱いファンク・グルーヴを得意としながらも、宮本亜門のミュージカルから、LOVE PSYCHEDELICOの全米ツアーなど、ジャンルの壁を越えて活躍するドラマー。また、V-Drumsのデモ・パフォーマンスを日本全国及び海外でも公演するV-Drumsの伝道師?!でもある。自己のバンドLIFE ON EARTHで、2006年、日本人アーティストで初めてザ・ローリング・ストーンズ中国・上海公演のオープニング・アクトで演奏するなど、現在も様々なアーティストのレコーディングやライブでも活躍中。

Akira Yamazaki Official Website:
http://home.catv.ne.jp/nn/akira/