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mnavi Academy Drums
> 第59回:V-Tour Series&V-Compact Seriesの新機種が登場!

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各音源の特長

TD-15のドラム音色は、TD-11と比較すると、より演奏表現力が高いものになっているんだ。強弱のコントロールやハイハットのポジションによる音色変化がより細かく自然なんだよね。特にハイハットやシンバル類の表現力は、かなり豊かになっているよ。

また、TD-15は最新の音楽シーンに対応するべく、時代に合った音色をたくさん内蔵しているのだ。そしてライブのステージや、加工されたサウンドが必要なダンス・ミュージックなどに対応するために、マルチ・エフェクトを搭載し、音作りに活用しているんだね。

▲写真7:音源モジュールTD-15

TD-11は電子ドラムとしての基本を押さえた音色で構成されながらも、叩いて飽きない、バリエーションに富んだドラム・キットを搭載しているよ。この他にもTD-15と共通する機能として、練習に役立つ機能も満載の楽しいV-Drumsだよ。

▲写真8:音源モジュールTD-11

TD-15とTD-11に共通の練習機能

●メトロノーム

リズム楽器の練習には欠かせないメトロノーム。普通の4拍子から変拍子まで設定できるし、テンポ、音色なども自由に変えることができるんだね。それから、メトロノームの出力をマスター・アウトには出さず、ヘッドホンにだけに返すこともできるので、デモテープのレコーディングからライブまで、練習以外の使い方もできるんだよね。

▲写真9:メトロノームなどの練習機能。スイッチ1つで簡単操作。

●クイック・レック

[QUICK REC]ボタンを押せば、その場で自分の演奏を録音して、すぐに聴き返すことができるのだ。自分の演奏を客観的に聴くことは、上達にかなり大切なこと! 気づいていないクセもチェックできる便利な機能だよ。

●コーチ・モード

これは、練習の手助けをしてくれる機能だね。盛りだくさんな練習メニューで、演奏のスキル・アップにかなり役立つよ。

まずはその中の「タイム・チェック」だ。メトロノームに合わせて叩いた時、自分のタイミングの正確さを目で見てチェックできる機能だよ。自分ではジャストなタイミングで叩いているつもりでも、多少のズレは誰にだってあるもんだ。スネアやキックのタイミングをこれでチェックしながら、気持ちよくグルーヴするリズムを手に入れよう! 練習のコツは、1打ずつタイミングを合わせるんじゃなく、自分自身でしっかり4分音符を感じながら、一定のリズムをキープすることだよ。

▲写真10:タイム・チェックの画面。

この他にも、練習前の肩慣らしに便利な「ウォーム・アップ」や、リズムのキープ力を鍛える「クワイエット・カウント」があるよ。クワイエット・カウントは、最初の数小節は設定された音量でメトロノームが鳴るけど、次の数小節は音量が小さくなって、ほとんど聴こえなくなるんだよ。これでメトロノームが聴こえない間も自分でキープする力を養えるんだね。フィル・インでハシってしまう人にも最高の練習になるよ。コーチ・モードは練習の成果がディスプレイに表示されるので、モチベーションが上がるんだよね。

●ソング

「ソング」はドラムの演奏に特化したバッキング曲だ。ドラマーなら必ずマスターしてほしいと思われる、いろんなジャンルの曲が入っているよ。例えば、ひとことで“ロック”と言っても、いろんなスタイルがあるよね。それぞれの定番のリズム・パターンや、曲へのアプローチの仕方の引き出しをたくさん持っていれば、オールマイティーなドラマーにもなれるのだ。バンドで活躍するドラマーのスキル・アップに役立ててほしいね。それに、なんてったって曲に合わせて叩くことは楽しいし、これがドラムの醍醐味だ!

▲画像11:ソング画面。

音源モジュールのTD-15とTD-11それぞれには、同じ曲と、それぞれ一方にしか入っていない曲もあるよ。また、実際にドラマーが叩いたドラムの演奏データが入った曲もあるんだ。

なんと、どちらの音源モジュールにも僕が叩いた曲が2曲ずつ含まれているのだ。一緒に合わせて叩いてみてね。TD-15は、派手なファンキー・ロックのSong No.2「Rock Time!」と、いろんな展開がおもしろいSong No.4「Funky Time」。TD-11のほうは、アップ・テンポでストレートなロックのSong No.1「Rockin' Out」と、シンプルなアプローチから派手に展開するSong No.2「Smooth Pop」だよ。叩き方の参考にもしてみてね。このドラムの演奏データは[DRUMS]のボタンでON/OFFできるよ。

▲写真12: ファンキー・ロックのSong No.2「Rock Time!」。

●USBメモリーが使える

USBメモリーに、自分で作った音色など、データを保存することができるんだけど、使い方はそれだけじゃないよ。パソコンからUSBメモリーに保存したWAVやMP3形式の曲を、音源モジュール本体で鳴らすことができちゃうんだ。好きなアーティストの曲に合わせてドラムが叩けるわけなんだね。しかも本体の内蔵曲と同様に、テンポを変えたり、指定した部分だけを繰り返して曲の部分練習ができる「A/Bリピート機能」まで使えるというから、これはうれしいよね。さらに、このV-Drumsにはいろんなジャンルの曲が60曲も入ったCD-ROMまで付いてくるのだ。

▲写真13:USB端子(左)とオプションのUSBメモリーM-UF2G(右)が使える。

▲写真14:USBソングプレイヤー画面

この他にも、パソコンとUSBケーブル1本でつながる「USB MIDI/AUDIO機能」も装備しているよ。これによって、デジタル・レコーディングが簡単にできたり、世界中の仲間とドラムの楽しみを共有できる「V-Drums Friend Jam」も使えるんだね。「V-Drums Friend Jam」については、バックナンバー第48回『V-Drums Friend Jam ~V-Drumsを通して世界の仲間と繋がろう~』と、第49回『V-Drums Friend Jam ~ダウンロードして実体験しよう~』で取り上げているから、チェックしてみてね。

リーズナブルなモデルのV-Drumsでも、使いやすさと機能の豊富さはかなりのものだ。自宅の練習用の枠を越えて、楽しみ方の可能性は無限に広がるよね。

さて、次回は音源モジュールのTD-15に的をしぼって、さらに踏み込んで紹介しよう。

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Profile

山崎 彰(やまざき あきら)

山崎 彰(やまざき あきら)

大阪府池田市出身。熱いファンク・グルーヴを得意としながらも、宮本亜門のミュージカルから、LOVE PSYCHEDELICOの全米ツアーなど、ジャンルの壁を越えて活躍するドラマー。また、V-Drumsのデモ・パフォーマンスを日本全国及び海外でも公演するV-Drumsの伝道師?!でもある。自己のバンドLIFE ON EARTHで、2006年、日本人アーティストで初めてザ・ローリング・ストーンズ中国・上海公演のオープニング・アクトで演奏するなど、現在も様々なアーティストのレコーディングやライブでも活躍中。

Akira Yamazaki Official Website:
http://home.catv.ne.jp/nn/akira/

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