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第60回:TD-15の機能に迫る ~最終回・読者のみなさんありがとう!~ 第60回:TD-15の機能に迫る ~最終回・読者のみなさんありがとう!~

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突然ですが、「Roland Music Navi」のこのコーナーは、なんと今回が最終回! 毎回楽しみに読んでくださっていたみなさん、どうもありがとうございました。

Roland Music Naviの前身だった「MC Club」から数えると約120回。ということは、10年間、毎月原稿を書かせていただきました。ある意味、10年も続く連載は珍しいとも言えるでしょう。ほとんどライフ・ワークのようになっていたので終了するのはとっても残念だけど、今は10年続けさせてもらったことや、読者のみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです!

V-Drumsをかなり使い込んでいる僕としては、まだまだ伝えたいことがいっぱいあるんだけど、またお伝えできる機会はきっとあるでしょう。ひとまず今回で最終回となるけど、最後まで楽しんでくださいね。

▲写真1:V-Tour Series TD-15KV-S

現代の音楽とV-Drums

テレビの音楽番組で流れるヒット曲など、最近の音楽はクラブ・ミュージック的なサウンドの占める割合が、かなり多くなっているよね。だから、ドラマーはアコースティック・ドラムだけじゃなく、V-Drumsも自由に操れることが有利な時代になってきているんだ。V-Drumsならどんなジャンルのドラム・サウンドも自由自在だからね。プロを目指すドラマーはもちろん、バンドをやっていたり、ライブなどで演奏する機会があるドラマーは、いろんなドラム・サウンドをコントロールするセンスを磨きながら、ステージでもV-Drumsを上手く活用してもらいたいな。

このコーナーのバックナンバーには、それらの参考になるヒントもたくさんあるよ。もちろん、これからドラムを始めたい人や、キッズ・ドラマー向けのコンテンツなどもバックナンバーでいつでも見ることができるんだ。いろんなドラマーの参考になればうれしいね!

▲写真2:V-Drumsをライブでも活用しよう!

V-Tour Series TD-15の機能

では、そろそろ今回の本題に入ろう。

前回は新しいV-Drumsの「V-Tour Series TD-15」のキットと「V-Compact Series TD-11」のキット、それぞれの特長と、両方に共通する練習機能を紹介したね。そこで今回は、音源モジュールTD-15の方にしか搭載されていない機能を紹介しながら、さらにその魅力に踏み込んでみよう!

▲図3:音源モジュールTD-15とTD-11の機能比較表。

▲写真4:TD-15KV-S(左)とTD-11KV-S(右)。

●表現力が豊か

まずは演奏性能から見たTD-15の優れているところだ。音源モジュールTD-15のドラム・音色は、TD-11と比較してより演奏表現力が高いと言えるんだね。ダイナミクス、すなわち強弱のコントロールや、ハイハットのオープン/クローズの音色変化が細かく自然なんだ。特にハイハットやシンバル類は、叩いた瞬間にハイ・クオリティだと感じるよ。

▲写真5:音源モジュールTD-15

●パッドの性能

TD-15KV-Sには、市販のハイハット・スタンドに装着する動くタイプのVハイハット「VH-11」と、スネアとフロア・タムには10インチで大きいサイズの新しいVパッド、「PDX-100」が装備されているんだ。これらの演奏性能が高いパッドのおかげで、叩きやすさと表現力も一段とアップしているんだよね。

▲写真6:叩きやすさと、高い表現力を持ち合わせたパッド類。

●拡張性が高い

音源モジュールTD-15には、基本キットにプラスして、パッドを2つ追加できるんだ。例えばクラッシュ・シンバルをもう1枚と、4個目のタムを増やす、なんてことができるんだね。もちろん追加したパッドの音色は自分で自由に変えられるから、セカンド・スネアとして使ったり、シンバルを2つ増やしてチャイナやスプラッシュなどのエフェクト・シンバルとして楽しむこともできちゃうよね。最初は基本キットで練習して、欲しくなった時に後から追加できる配慮はとっても助かるね。

工場出荷時の初期設定では、下記のパッドを増設すればすぐに使えるようになっているよ。もちろん設定すれば他のパッドも使用可能だ。

・TD-15KV-S:[AUX]がPDX-100、[CRASH2]がCY-12Cを使うように設定済。

・TD-15K-S:[AUX]がPDX-8、[CRASH2]がCY-12Cを使うように設定済。

▲写真7:音源のサイド・パネルに付いたパッド拡張の端子。

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Profile

山崎 彰(やまざき あきら)

山崎 彰(やまざき あきら)

大阪府池田市出身。熱いファンク・グルーヴを得意としながらも、宮本亜門のミュージカルから、LOVE PSYCHEDELICOの全米ツアーなど、ジャンルの壁を越えて活躍するドラマー。また、V-Drumsのデモ・パフォーマンスを日本全国及び海外でも公演するV-Drumsの伝道師?!でもある。自己のバンドLIFE ON EARTHで、2006年、日本人アーティストで初めてザ・ローリング・ストーンズ中国・上海公演のオープニング・アクトで演奏するなど、現在も様々なアーティストのレコーディングやライブでも活躍中。

Akira Yamazaki Official Website:
http://home.catv.ne.jp/nn/akira/

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