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mnavi Academy Drums
> 第60回:TD-15の機能に迫る ~最終回・読者のみなさんありがとう!~

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最新の音楽にもマッチする音色と、簡単な音作り機能

ドラム・セットのサウンドを、ボタン1つで丸ごと切り替えられるドラム・キットは50種類。そして、それらを構成している音色は500種類も用意されているんだ。定番のスタイルから最新の音楽ジャンルまでも意識して開発されているところがうれしいよね。

キットの中の音色を自分好みに変えたい時は、音色そのものを切り替えればOK。そしてさらにドラム・サウンドをカスタマイズしたい時には「QUICK EDIT」を使おう。この機能はチューニング、マフリング(ミュート)、ストレイナー(スナッピー)を直感的に調整できる便利な機能なんだ。 アコースティック・ドラムと比べて、Vドラムはチューニングもあっという間にできちゃうし、元に戻すのも簡単だからね。 初心者の方も恐がらずにどんどん触って、音がどう変化するのか試してみよう。音作りの勉強にもなるよ。

▲写真8:簡単に音色をカスタマイズできる「QUICK EDIT」。

この他にも、最終的にドラム・サウンドを決定付ける“場所”による響きを設定できるアンビエンス(TD-11にも搭載)や、10タイプのマルチエフェクトも装備されているんだ。 臨場感豊かな音色と組み合わせることで、より幅広く、そして自然な音作りが可能なんだね。エフェクト類が豊富にあるってことは、カスタマイズする時にも役立つけど、標準のキット音色にもそれらは使われているわけだ。だから、そのおかげで最初から用意された50種類のキットもバリエーションが広いものになっているんだよ。

そして、自分で作ったオリジナルのキットは「User Kit」に保存しよう。合計100キット中の後半50キットがカスタマイズ用のUser Kitなんだ。最初から搭載のプリセット・キットを残したままオリジナル・キットを保存できるってわけだ。例えば、ライブ用に使う順にキットを並べておく、なんて使い方もありだよね。 音にこだわるドラマーはどんどん活用しよう。

ステージでも便利な機能

パッドを叩く強さやメトロノームに合わせて、ダイヤルの周りが青く点灯するイルミネーション・リングや、暗いステージなどでの使用を考慮した光るキット切り替えボタンは見た目にも楽しいよね。

また、マスター・ボリュームの他に、ヘッドホン専用のボリュームも付いているんだ。アンプとヘッドホンの両方で鳴らしたい時に便利だし、ライブやレコーディングで使う時には、メトロノームの音をヘッドホンにだけ鳴らす「Click Out」なども活用できるんだね。

▲写真9:イルミネーション・リングと光るキット・ボタン。

▲写真10:ヘッドホン専用のボリューム。

曲に合わせてドラムを楽しもう!

自分の好きな曲に合わせてドラムを叩けるのが、V-Drumsの楽しい魅力のひとつだよね。

前回も紹介したけど、本体の内蔵曲の他にも、パソコンから取り込んだUSBメモリー上のWAV/MP3形式の曲データも音源モジュールで再生できるんだ。しかも、そのテンポを早くしたり、遅くしたりできちゃう。こりゃあ、曲のフレーズを耳コピーしたり、練習する時にもかなり威力を発揮するでしょ。一般のCDなどの曲のテンポも簡単に変えられるんだ。こんな魔法のような機能を知らないなんてもったいないよね。ぜひ活用してみよう!

音源モジュールTD-15には、いろんなジャンルの内蔵曲が23曲、そして付属のCD-ROMにも60曲ものハイ・クオリティな楽曲が入っている。どの曲も叩き方は自由でいいのがドラムの面白いところだね。ワクワクしながらいろんな曲にチャレンジしよう! 練習や楽しみ方の可能性が無限に膨らむV-Drumsだよね。

▲写真11:叩くことが楽しくなるV-Drums!

さて、最終回となる今回も楽しく読んでいただけたかな。なんとこのコーナー、とても多くの方々に毎回読んでいただいていたとのこと。もう言葉が見つからないほどうれしい限りです! 「とても参考になった」「わかりやすくて楽しい」「子供向けのコンテンツも見たい」など、多くの感想やリクエストもいただき、本当にありがとうございました。編集スタッフ、ローランド・スタッフ、そして多くの読者のみなさんに支えられながら続けてきた約120回のバックナンバーは、これからもアーカイブとしていつでも閲覧可能となっています。またいつでもアクセスしてくださいね。

独創的な技術開発力や、あらゆるミュージシャンのニーズに応えながら、日本初、世界初の製品を数多く市場に提供してきたローランド。これからもミュージシャンの気持ちに応えてくれる楽器をみんなで心待ちにしたいよね。

僕は今までいろんな種類のドラムを叩き、そしてその他の多くの楽器やミュージシャンたちと接し、あらゆる現場で演奏してきた。そんなありがたく貴重な経験を通して、今では僕にとってなくてはならない楽器となったV-Drums。これからも、練習に、ライブに、レコーディングに、さまざまなフィールドで活用したいね。

またローランドのイベントなどでお逢いしましょう! I can't wait to see you!

山崎 彰オフィシャル・サイト:http://home.catv.ne.jp/nn/akira/

▲写真12:ムービー撮影の現場から。

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Profile

山崎 彰(やまざき あきら)

山崎 彰(やまざき あきら)

大阪府池田市出身。熱いファンク・グルーヴを得意としながらも、宮本亜門のミュージカルから、LOVE PSYCHEDELICOの全米ツアーなど、ジャンルの壁を越えて活躍するドラマー。また、V-Drumsのデモ・パフォーマンスを日本全国及び海外でも公演するV-Drumsの伝道師?!でもある。自己のバンドLIFE ON EARTHで、2006年、日本人アーティストで初めてザ・ローリング・ストーンズ中国・上海公演のオープニング・アクトで演奏するなど、現在も様々なアーティストのレコーディングやライブでも活躍中。

Akira Yamazaki Official Website:
http://home.catv.ne.jp/nn/akira/

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