BR-800特集の最終回では、さらなる便利な機能と、いろいろな場面での楽しい使用法をご紹介していきましょう。
パソコンとのUSB接続で広がる可能性
●オーディオ・インターフェース
BR-800はパソコンとオーディオのやり取りが可能です。SONARなどのDAWソフトウェアとの連携はもちろん、ネット・ブラウザの音声、DVDやCDなども利用できます。
パソコンで再生したあらゆる音をBR-800でモニター/録音することができますし、それらに合わせてギターを弾くことも簡単です(しかもGT-10クオリティのギター・サウンドで!) 。つまり、動画投稿サイトやiTunesやWindows Media Playerなどのアプリケーションで再生した音楽に合わせて弾くことも可能なんです! 楽しそうでしょ?
もちろん、BR-800で再生した音をパソコンに録音するのもOK。DAWソフトウェアで録音作業を行う場合も、BR-800のエフェクターを使えるというわけです。
さらにUSB接続時は、パソコン側から電源が供給されます(バス・パワー動作)。この場合は、電池やACアダプターも要りません。
●コントロール・サーフェース
付属のDAWソフトウェア「SONAR 8.5 LE」のトランスポートやフェーダーなどの操作は、BR-800のボタンやスライダーを使ってコントロールできます。お使いのDAWソフトウェアが「Mackie control」に対応していれば、それらのソフトウェアも制御可能です。
●ウェーブ・コンバーター
付属の「BOSS BR Series Wave Converter」は、DAWソフトウェアなどで作成したオーディオ素材(WAV/AIFFファイル)をBR-800に読み込んだり、逆にBR-800で録音したデータを簡単にパソコンに移すことが可能なソフトです(Windows/Mac両対応)。しかも非常に高速で処理してくれるので、ストレスはまったくありません。

▲写真2:BOSS BR Series Wave Converterの画面。音声ファイルのやりとりにはこのソフトが便利!
●リズム・エディター
オリジナル・パターンを打ち込みたい場合は、付属ソフトウェア「BR-800 Rhythm Editor」を使ってください。Windows/Macに対応しており、リズム・エディターをインストールしたパソコンと本体をUSBケーブルで接続して使用します。パソコンの大きな画面を使って、打ち込みやパターンの編集が可能です。

▲写真3: BR-800 Rhythm Editorの画面。パターンだけでなく、アレンジ(パターンを組み合わせて1曲に構成する機能)も簡単にこなせます。
また、曲ごとにオリジナルなキットを組むことさえ可能です。内蔵の音源を組み替えたり、外部の音色を利用することもできます。
●バックアップ
大容量のSDカードを使えば、当面は録音時間不足に困ることはないでしょうが、データ喪失のリスクを最小限にするには、こまめにバックアップを行うことが必要です。USB経由でパソコンにデータをバックアップすれば、さらに安心ですね。
さて、BR-800のさまざまな機能は、いずれも便利なものばかりだということがお分かりいただけたでしょうか? 次のページではシチュエーション別に、どのようにそれらの機能を組み合わせれば効率よく作業ができるかを考えてみましょう。もちろん、取り上げる内容はごく一部に過ぎませんが、参考にしていただけたらと思います。
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