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第31回:eBandは内蔵エフェクターも強力!

eBandが我が家にやってきて以来、すっかり自宅でのメイン機材となってしまいました。イヤ~、これはホントに楽しいです。電源を入れてギターをつなぐだけですぐに演奏できてしまうので、僕自身、家で楽器を弾く時間が確実に増えています。

どんなに機能が素晴らしくても、ギターそのものの音が良くないと楽しめないですよね? その点eBandは、ギター・アンプ&エフェクターとしても素晴らしい完成度なのです。今回は、そのサウンドを作り出す内蔵エフェクトについて書いてみましょう。

eBand JS-8

▲写真1:eBand JS-8

エフェクト・パッチの選び方

前回ご紹介したとおり、内蔵のソング(バッキング・オーディオ)に合わせて演奏する場合、選んだ音楽スタイルにあった音色となるようにエフェクト・パッチがあらかじめ割り当てられており、ソングを変えると自動的にエフェクト・パッチも切り替わります。このままでも十分にプレイを楽しめますが、慣れてきたら、いろんな音色でも演奏してみましょう。

●SOLO(ソロ)

eBandには、好みによって音色を変化させられるいくつかの機能が用意されています。その1つが、パネル上の[SOLO]ボタンです。これを押すことで、ソロに適した音色が呼び出されるようになっています。つまり、ソロのオン/オフで、1つのソングに対して2種類のエフェクト・パッチを切り替えながら、好きな音色で弾けるというわけです。

▲写真2:[SOLO]ボタン。初期状態では、おおむね歪みと空間系が強めに設定された音色が割り当てられているようです。

さらに多くの音色で演奏したい場合は、プリセット・パッチを切り替えればOK。全部で130個のプリセット・パッチが用意されています。

▲写真3:画面2段目にカーソルを合わせ、ダイヤルを回すだけでプリセット・パッチを切り替えられます。

EZエディットで好みのサウンドに

かつて多くのマルチ・エフェクターでは、音色を探すために膨大なプリセット・パッチをひたすら切り替えていく必要があったのですが、ボスGT-10には「EZ TONE」という画期的な機能が搭載されました。

eBandのパッチ・システムには、この機能をさらに進化させた「EZエディット」が搭載されており、より簡単にパッチ選択が行えるようになっています。まずは、下の写真を見てください。

▲写真4:本体右下の[EFFECTS]ボタンを押すと......。

▲写真5:このような画面になります。この画面はブルースのカテゴリーを選択しているところ。

すべてのエフェクト・パッチがカテゴライズ化され、そのバリエーションを選択することで、目的のサウンドをすぐに呼び出すことができるんです。

▲写真6:各カテゴリーに、それぞれ複数個のバリエーションが用意されています。

それでは、ソングに合わせて弾いてみましょう。

単体で弾くとこんな感じ。 これはこれでいい音ですが......。

これだけでは、必ずしも好みのサウンドになるとは限りません。そもそもギターのサウンドは、エフェクターの設定だけではなく、「どんなギターを使い、どんなフレーズを、どんなオケに合わせて弾くのか」ということによって大きく変化します。もちろん、"音に対する好み"という重要なファクターもあります。

そこで、サウンドの"微調整"が必要となってきます。そんな場合は、すかさずEZエディットを使いましょう。トーン・グリッド画面で、簡単にギター・サウンドを作り出すことができるんです。

▲写真7:マトリクス状のトーン・グリッド画面で、簡単にエディットできるEZエディット。この画面で、歪みの量と音質を変化させられます。

【DRIVE】では、歪みの量と音質をひとつの画面で設定します。縦軸を【SOLO】の方向に動かすと、中域のしっかりしたファットなサウンド、【BACKING】側にすると、包み込むようなややドンシャリなサウンドに変化します。

同様に、ディレイの設定も簡単です。

▲写真8:こちらはディレイ(FX)の設定。これは簡単!

このサウンドだと、ちょっとハードなフレーズを弾きたくなります。再びソングに合わせて......。

エフェクターの操作に慣れている方であれば、個々のパラメーターを呼び出して直接コントロールしたり、ゼロからサウンドを作ることも可能です。そこで次のページでは、eBandのエフェクト構成を詳しく紹介しましょう。

●コラム:全体の歪み感&音質を調整する

もし、すべてのエフェクト・パッチに関して「歪みが足りない」、あるいは「歪み過ぎる」と感じた場合は、【SYSTEM】内の【INPUT SENS】を増減してみてください。

▲写真9:システム・セッティング画面。ここでピックアップによる音量差を調整できます。

なお、写真9の画面で、【SPEAKER SW:ON】と設定されていても、ヘッドホンを接続すると本体のスピーカーは自動的にオフになります。

そのスピーカーから出力される音質は、【GLOBAL EQ】で調整します。このEQは、オーディオも含めたすべての出音に有効です。

▲写真10:ライン・イン/アウトのサウンドにも、このEQ設定は有効です。

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Profile

中野 豊(なかの ゆたか)

中野 豊(なかの ゆたか)

現在KANのサポート・ギタリストとしてツアーやレコーディングに活動する多忙なギタリスト。ファンキーなリズム・ワークからロック・フィール溢れるソロ・ワーク、呼吸感のあるオブリガードなど幅広い音楽性を持つギタリスト。エフェクターを含む楽器・機材への造詣も深く、全国展開中のBOSSや Rolandのワークショップの講師として、実践的なクリニックが好評を博している。

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