Top > mnavi Academy Guitar > 第41回:さらにパワー・アップしたピッチ系エフェクター『PS-6』登場!

guitar Back Number

第41回:さらにパワー・アップしたピッチ系エフェクター『PS-6』登場!

これまでも多くのギタリストに使用されてきた、スーパー・シフター『PS-5』がリニューアルされ、ハーモニスト『PS-6』として生まれ変わりました。新たな機能が満載された仕上がりになっていて、設定によっては今までのエフェクターでは作り出せなかった強烈な効果を得ることも可能です。

PS-5と同様に、大きく分けると4つのモードを備えていますが、そのどれもが進化を遂げています。それぞれのモードの基本的なサウンドは製品解説ムービー『BOSS COMPACT EFFECTSパーフェクト・マスター ST-2/PS-6』でもご確認いただくことができます。では、まずは主な特徴から見ていきましょう。

ST-2

▲写真1:PS-6

PS-6の基本スペックを確認!

●3ボイスのピッチ・シフト&ハーモニー

前モデルのPS-5では2声までだったハーモニー機能ですが、PS-6は2ボイスのモードに加え、重厚な3声のピッチ・シフト&ハーモニーも楽しめます。特にギター・オーケストレーション的な3声ハーモニーはインパクト大。曲のイントロなどに使うと一層効果的だと思います。

●3ボイスのデチューン

ほんの少しだけピッチをズラした音を原音に加えて、美しい響きを演出できるのが【DETUNE(デチューン)】というモード。コーラスと比較すると、音揺れ感がないのが特徴です。こちらも上下にピッチをズラした音を加えて、サウンドに厚みを持たせた3声のデチューン・サウンドが得られます。

●簡単操作

従来のモデルと比べて、設定がとても簡単になりました。ピッチ・シフターとハーモニーには、どちらのモードでもよく使う設定があらかじめ用意されているので、難しい音楽理論をそれほど意識しなくても、簡単に使えます。特に3ボイスのハーモニーは、エフェクト音のピッチを別々に設定する場合はちょっと悩むところですが、PS-6なら用意されている4つの設定値の中から選ぶだけです。

下の画像2は、ハーモニーの場合の[SHIFT(シフト)]ツマミ。プリセットを呼び出すような感覚で使えます。左右の下段が、3ボイスのモードとなっています。

▲画像2:【MODE=HARMONY】の場合。実際に弾いたダイレクト音に一声を加える2ボイスは7パターン、二声を加える3ボイスは4パターン。

PS-5ではマイナーとメジャーのキーが共通でしたが、PS-6ではキー設定に【minor(マイナー)】のモードが用意されたので、迷いなく設定できるでしょう。

▲写真3:【MODE=minor】にして、【KEY=C】に設定した場合は「Cm」になります。

当然のことですが、このモードはピッチを検出してハーモニーを生み出しているので、コード弾きには向きません。

冒頭で紹介したスペシャル・ムービーでは、【KEY=C】&【MODE=Major】に設定して演奏しています。コードが「E7」になっている部分で「G#」の音を弾いていますが、問題なくハモれました。よかったら、そのサウンドを聴いてみてください。

●高音質

ピッチ変換時の音質も、これまでのモデルに比べて大きな改善が施されています。まるでギターを重ねて録音したようなリアルなサウンドが得られるというわけです。

●-3オクターブから+4オクターブまでのスーパー・ベンド

そして、何といっても面白いのが「スーパー・ベンド」というモード。前モデルにも、ペダルを踏むことで指定したピッチまで滑らかに移動する【T.ARM】モードがあったのですが、PS-6では【S-BEND(スーパー・ベンド)】という強力なエフェクトとして生まれ変わりました。最初にこの機能を使った時には、あまりの面白さに時間を忘れて遊んでしまいました。

▲画像4:[SHIFT]ツマミで、ピッチ・アップ/ピッチ・ダウンの種類を選びます。

PS-5では上下2オクターブまでだった音域が、PS-6では-3オクターブから+4オクターブまで拡張されました。そのため、これまでには出せなかった、とてもギターとは思えないようなサウンドまで作り出すことができます。

▲写真5:4オクターブ上がったサウンドは強烈!

さらに、効果がかかりきるまでの時間(【RISE TIME】)と、元のピッチに戻りきるまでの時間(【FALL TIME】)を別々に設定できるようになりました。先ほどのサンプル音は、PS-5と同様に両方のスピードが同じでしたが、これらの設定を変えると、次のサンプル音のようになります。

▲写真6:効果がかかりきるスピード(【RISE TIME】)は最速で、元のピッチに戻るまでのスピード(【FALL TIME】)を遅くしています。

そして、一段と面白いのが、先ほどの画像4で紹介した「図A」と「図B」のサウンドです。

▲写真7:「図B」のモードを遅めに設定します。

このように、激しく揺れながらピッチが変化していきます。この時に速めの設定にして、ペダルを続けざまに踏んでみましょう。

▲写真8:【RISE TIME】と【FALL TIME】を速い設定にすると、まるでスクラッチのようなサウンドになります。

▲写真9:「図A」のモードなら、このような設定で。

どうですか?面白いでしょ!

▲ページの先頭へ

  • 1
  • 2
  • 次のページへ