Top
mnavi Academy Guitar
> 第49回:MICRO BR BR-80徹底紹介 ~その1~ 全部入りレコーダー新登場!!

mnavi Academy guitar Back Number

第49回:MICRO BR BR-80徹底紹介 ~その1~ 全部入りレコーダー新登場!! 第49回:MICRO BR BR-80徹底紹介 ~その1~
全部入りレコーダー新登場!!

  • Check

「うひょー、スゴイのが発表されちゃったな〜」。先日、家に届いたばかりのMICRO BRの新製品、BR-80で1日中遊んじゃった後の感想です。面白すぎて全然原稿が進みませんが(笑)、1週間後に返却しなければいけないので(泣)、今回は入手初日の感想を、前モデルのMICRO BRと比較しながら書いてみたいと思います。

▲写真1:MICRO BR BR-80

手のひらサイズに高品位/多機能を凝縮したデジタル・レコーダーの概要紹介

●高級感を増した機能的なデザイン

まず、写真で見るよりも、実物のほうが断然カッコいいです。黒地に白文字が浮かび上がる大きなディスプレイはとても見やすいですし、ボタン類の配置バランスもいいですね。机に置いた時のグリップ感も良好で、ギター・ケーブルをつないでも、非常に安定しています。

▲写真2:右が前モデルのMICRO BR。並べてみると、高級感を増した機能的なデザインとなっていることが分かります。

ほんのちょっとだけサイズは大きくなりましたけど、重さはほとんど変わらない感じです。

再生と録音ボタンは自照式。しかもカラーLEDなので、一目で現在の状態が分かります。

▲写真3:[PLAY]ボタンは緑、[REC]ボタンは赤く光ります。これなら、録音しっ放しで止め忘れることもありませんね!

●前モデルよりも格段にスケールアップした基本スペック

事前にローランドWebサイトの製品情報ページをチェックしていたので、基本的なスペックは僕も把握できていました。念のため、その概要を簡単にまとめてみましょう。

・8トラック×8Vトラック=64トラック仕様の『MTRモード』
・ボス直系のギター・マルチ・エフェクター搭載
・ボスeBand JS-8と同等のセッション機能=『eBandモード』
・MP3/Wav対応の2トラックの『Live Recモード』
・USBによるオーディオ・インターフェース機能

なんていうところが、主な特徴です。が、実際に手に取ってみると、スペック表記だけでは十分に伝えきることができない、さまざまな配慮がこの製品には施されていることが分かります。

●取扱説明書いらずの簡単操作

実はこの原稿を書いている今も、取扱説明書はまったく読んでいません。勘で操作していくだけで、何ができるのかがすぐ分かる、非常に優れたユーザー・インターフェースに仕上がっています。前モデルでは、ボタンの長押しが必要な場面が多かったのですが、この製品は長押しはおろか、2つ以上のボタンを同時に押すという操作さえ、チューナー起動などのほかは、ほとんどありません。十字カーソル&ダイヤル方式が採用されたので、あらゆるパラメーターに瞬時にアクセス、変更が可能なのです。

次からは、その機能を1つずつ見ていきたいと思います。まずは『MTRモード』での操作を確認してみましょう。

『MTRモード』の使用方法を解説

●NEW SONGの作成

[MENU]ボタンを押して、【SONG】→【NEW】と選べば、【NEW SONG】が作成されます。その際、写真4のように音楽のカテゴリーを選べるようになっています。

▲写真4:ここでは【ROCK】を選んでみました。

●リズム・パターンの設定

カテゴリーをセレクトすると、最適なテンポ/ドラム・キットが選択された状態でリズム・パターンが立ち上がります。リズム・マシン部は、前モデルからキットのサウンドが変更されているうえ、リズム・パターンも大幅に増えています。グルーヴィなパターンがとてもいい感じです。では、リズムを設定して、サウンドを鳴らしてみましょう。

▲写真5:【RHYTHM】設定画面。テンポはもちろん、パターンやキットの変更も簡単です。

▲ROCKのリズム・パターンです。途中で設定を変化させています。

ちなみに、【NO CATEGORY】を選ぶと、リズム・マシンがオフの状態で【SONG】が作られます。

●トラックの設定

録音するトラックを選ぶには、ディスプレイ下の[TR(トラック)]ボタンを押すだけです。モノラルで録るか、ステレオで録るかを、ここで設定します。

▲写真6:【TR1】にモノラルで録る場合の設定画面です。

▲写真7:【TR1/2】にステレオで録る場合はこちらを選びます。

▲写真8:現状がどのように設定されているかもすぐ確認できます。

●エレキ・ギターの録音方法

そして、ここからがBR-80の真骨頂。例えばエレキ・ギターを録音したい場合、ケーブルをジャックに接続すると自動的にそれを検知して、ギターからの信号を録音できる状態になります。 しかも、エフェクター部も連動しているので、ギター用マルチ・エフェクターも立ち上がります。あとはカテゴリーから好きなパッチを選べばOKというわけです。

▲写真9:サイド・パネルにある[GUITAR/MIC IN]にケーブルを挿すだけで、一気に設定が完了します。

▲写真10:ディスプレイにはケーブルが接続されたことが数秒表示されます。

●内蔵マイクを使った録音方法

ギターのケーブルをジャックから抜き、録音ボタンを押すと、今度は本体に搭載されたマイクでの録音がスタンバイされます。ボーカルやアコースティック・ギターなどを、すぐに録音することが可能です。つまり、基本的にインプット・セレクト的な操作はなく、接続状況をBR-80が自動的に判断して対応してくれるんですね。

マイク録りの場合でも、もちろんエフェクターが連動しています。この場合はボーカル用のエフェクターが自動で立ち上がります。大人気のボス・ボーカル用ツイン・ペダルVE-20相当のエフェクトも使えるんですよ。声に自動的にハーモニーを付けたり、正確なピッチに修正したり、ロボット・ボイスや流行りのケロケロ声もOKというわけです。他にも、ベース用やエレアコ用、ステレオ・ライン用など、あらゆるソースに対応したエフェクトの使用が可能です。

このように、自分が録りたい音楽を最短時間でセットアップしてくれるので、ストレスなく音楽だけに集中できる、非常に優れた製品なのです。

1 2 Next

Profile

中野 豊(なかの ゆたか)

中野 豊(なかの ゆたか)

現在KANのサポート・ギタリストとしてツアーやレコーディングに活動する多忙なギタリスト。ファンキーなリズム・ワークからロック・フィール溢れるソロ・ワーク、呼吸感のあるオブリガードなど幅広い音楽性を持つギタリスト。エフェクターを含む楽器・機材への造詣も深く、全国展開中のBOSSや Rolandのワークショップの講師として、実践的なクリニックが好評を博している。

完コピ魂

携帯電話着うたコンテンツ「完コピ魂」。ロックの名曲をボスのエフェクターで完全再現。450曲以上を常時配信中!!

完コピ魂 QRコード

Yutaka Nakano Official Blog:
http://yutakanakano14.blogspot.com/

ページの先頭へ