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> 第59回:GT-100連載その4~もっと楽しむための多様な機能を紹介!~

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劇的な音色変化を与える「アクセル」

コントロール・ペダルで[ACCEL/CTL]と表記されている、もうひとつの機能「アクセル」は、コントローラーの設定では作ることができなかったり、設定が難しかったりする効果を一発で呼び出すためのものです。

▲写真9:まず、FUNCの設定が【ACCEL】であることを確認します。

▲写真10:次に、フロント・パネルの[EFFECT]ボタンを押して【ACC】を選びます。

写真10の画面は【S-BEND】に設定されているところです。これはコンパクト・エフェクターのボスPS-6に搭載されている機能と同様で、ペダルを踏むことでピッチを自在に変化させることが可能です。【RISE TIME】と【FALL TIME】の設定を変えることで、さらにインパクトの強いサウンドが得られます。

アクセル・エフェクトには、この他にも「FEEDBACKER」や「LASER BEAM」など、合計で6種類を搭載。当然【ACC】の接続順序によってサウンドが変わりますので、そこだけはちょっと注意が必要です。

GT-100では、前モデルのGT-10から[CTL]ペダルが1つ減ってしまったと思った方もいるかもしれませんが、後述する[PHRASE LOOP]ペダルを第2の[CTL]ペダルとして使うこともできるようになっています。[CTL]ペダルを多用するユーザーも安心してください。

また、フロント・パネル上の[SYSTEM]ボタンを押して、【PLAY OPTION】を選択すると、【NUM PEDAL SW】機能が表示されます。これを設定すれば、パッチを選んだ場合、同じスイッチを再度踏むことで、いくつかの効果を与えることも可能です。例えば、チューナーなどを選択しておけば、[ACCEL/CTL]ペダルなどを使わずに呼び出すことが可能です。

▲写真11:まず、右側のパラメーターのナンバー・ペダル・スイッチで【TUNER】をセレクトします。

▲写真12:次に、現在選ばれているパッチのスイッチを踏むことで、チューナーが起動します。

リアルタイムなループ・パフォーマンスが可能な「フレーズ・ループ」

ボスRCシリーズなどでもおなじみの「フレーズ・ループ」機能は、[PHRASE LOOP]専用ペダルが搭載されたことで、手軽に楽しむことができますね。録音中にもパッチ・チェンジが可能なので、「クリーンなカッティング+クランチなアルペジオ+ドライブするリード」というふうに、異なるサウンドを簡単に重ねていけるのはマルチ・エフェクターならではの仕様です。

また、パラメーターの【MODE】を【PATCH EDIT】に設定することで、エフェクトを通る前の音を録音して、ループ再生時にエフェクトをかけることも可能です。録音した「素のギター音」に効果を加え、客観的に聴きながらエディットするのも面白いと思います。

▲写真13:初期設定では、【MODE】は【PATCH EDIT】ではなく【PERFORM】に設定されています。

なお、[PHRASE LOOP]ペダルを[CTL]ペダルとして使用したい場合は、写真13の【PEDAL FUNC】をオフにします。

「USBオーディオ/MIDI」機能がますます充実

「USBオーディオ/MIDI」機能によって、パソコンとのスムーズな連携も実現しています。いろいろなことが可能なのですが、ここではGT-100ならではの機能を3つピックアップしてご紹介しましょう。

●GT-100のエフェクトをテンポ同期

GT-100を使用して宅録などを行う場合、パソコンのDAWソフト側からMIDI Beat Clockを送信することで、GT-100側のエフェクターの動作を、DAWのテンポと同期させることができます。ディレイやモジュレーション系をはじめ、さまざまなエフェクトを「より音楽的に」動作させることも可能なんです。

●オーディオ・インターフェースとして使用

オーディオ・インターフェースとしてGT-100を使うこともできます。パソコンとDAWソフトがあれば、それだけでOK。試してみたところ、ヘッドホン端子のサウンドもとても良好です。さらには「REAMP」モードも搭載されましたから、強力なアンプ機能と組み合わせて、ライブだけではなく自宅録音でも活躍しそう(というか、家ではもう大活躍中です)!

●ライブラリアンも利用可能

もちろん、エフェクト・セッティングをパソコン上にバックアップし、管理を行うことができる「ライブラリアン」も利用できます。パソコンのOSに合わせて、専用のドライバーと一緒にローランドWebサイトのサポート・ページからダウンロードしてください。

次回は、ついに登場したスゴいギター、VG Stratocaster®「G-5」をはじめ、新たに発表されたギター関連新製品たちをご紹介します。では~!

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Profile

中野 豊(なかの ゆたか)

中野 豊(なかの ゆたか)

現在KANのサポート・ギタリストとしてツアーやレコーディングに活動する多忙なギタリスト。ファンキーなリズム・ワークからロック・フィール溢れるソロ・ワーク、呼吸感のあるオブリガードなど幅広い音楽性を持つギタリスト。エフェクターを含む楽器・機材への造詣も深く、全国展開中のBOSSや Rolandのワークショップの講師として、実践的なクリニックが好評を博している。

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