Top
mnavi Academy Guitar
> 第60回:2012年に発表された新製品を一挙紹介!

mnavi Academy guitar Back Number

Guitar Amplifier「GA-212」&「GA-112」

久しぶりにローランド・ブランドの大型アンプが登場します。CUBEシリーズなどの従来のデジタル・ギター・アンプはモデリング系だったのですが、それらとは一線を画す、今までにないコンセプトの製品に仕上がっています。

▲写真11:GA-212

▲写真12:GA-112

例えば、これまでのモデリング系アンプが「クランチ系アンプを選んで、歪み具合やトーンを調整し、目的のサウンドではない場合は別のタイプを選んで、さらに調整する」の繰り返しが必要だとすると、GA-212/112は「目的の歪みの量とトーンをいきなり調整」というダイレクトな感覚で使えるアンプなのです。

従来のモデリング系アンプは、アンプ・タイプの切り替えによって大幅にサウンドが変化するため、好みのサウンドを得るためにはある程度の「慣れ」が必要でした。モデリングされている元のアンプに対する知識が足りず、「どれを選んでいいのかわからない」と悩んだ経験もお持ちではないでしょうか?

GA-212/112は、クリーン・チャンネルやリード・チャンネルといった概念ではなく、ドライブつまみとブースト・ボタンだけで、歪みをシームレスにコントロールできる製品です。つまり、シンプルな操作で素早く目的のサウンドに到達できるというコンセプトのギター・アンプなのです。

▲写真13:GA-212のツマミ部分です。歪みの量によってインジケーターの色が変化していきます。アンプ自体のトータル・デザインも斬新だし、インジケーターがカッコいい!

このオリジナル・アンプ=プログレッシブ・アンプのサウンドは一言で表すと「ワイドレンジで奥行き感のあるサウンド」が特長。包み込まれるような立体的な音は、他のアンプでは得られない感覚です。

そして、特筆すべきはそのパワー。コンボ・アンプなのにもかかわらず、パワー・ヒッターによる爆音ドラムや轟音系スタック・アンプに負けない、余裕の鳴きっぷりです。

アンプの設定は4種類までメモリーできます。一度設定が完了すれば、従来のように設定を保存する必要がなく、最後のツマミ位置を自動的に覚えてくれます(これをスマート・チャンネルと呼ぶそうです)。ライブやリハの時に演奏しながら微調整を行うような場合には特に便利な仕様だと思います。

▲写真14:LEDノブを採用。暗いステージ上でも設定が一目で分かる。

エフェクターは、あえてシンプルにリバーブだけを内蔵。一方、2系統のエフェクト・ループにお気に入りのエフェクターを繋ぎ、オプションで用意されている専用フット・コントローラー「GA-FC」を併用すれば、いろいろな組み合わせを簡単に試すこともできます。

▲写真15:別売りの専用フット・コントローラー「GA-FC」。

利便性とシンプルな操作性を兼ね備え、そして何よりも高品位なサウンドを楽しめる新しいギター・アンプGA-212/GA-112。僕もライブで使ってみたいと思っています。大口径の30cmカスタム・スピーカーを搭載した100W出力のGA-112、同じく大口径の30cmカスタム・スピーカーをツイン搭載した200W出力のGA-212は、今夏、同時発売予定です。

Clip-on Chromatic Tuner「TU-10」

待望のクリップ式チューナーが発売されました。数々の優れたチューナーを開発してきたボス製ですから、その完成度は推して知るべし。

▲写真16:TU-10

▲写真17:色は5種類の中から選べます。僕はブラウンを選びました。メチャクチャ軽いので、ギターの操作性を損ないません!

非常に明るく視認性のいいLEDを搭載。低音弦のチューニング時の表示も安定していて、使い易い印象です。実は知り合いのベーシストにも試していただいたのですが、まったく問題なくチューニングできました。これはベーシストにも使っていただきたい製品です。

▲写真18:ベースのヘッドに装着。バッチリ使えます。

MUSIC SPOT HAMAMATSU

最後に、新東名高速道路に設置された新スタイルの商業施設をご紹介します。先日、新東名高速道路を車で走った時に、浜松のサービスエリアに寄ってきました。ニュースなどでも取り上げられたのでご存じの方も多いと思いますが、下り線のサービスエリア内「NEOPASA浜松」に表題のような施設が設置されています。ピアノやV-Drumsなどのローランド製品を試奏できるコーナーもありますので、お近くを通った時にでも覗いてみてはいかがでしょうか?

▲写真19:G-5やGR-55、GT-100なども展示されていました。

さて、TOPページにありますように、今回で「Roland Music Navi」が最終回ということになりました。前身の「MC Club」時代を含めると10年間にも渡り、毎月このコラムを書かせていただいたことになります。非常に多くの方に読んでいただいていると伺っており、とてもうれしく思っています。読者のみなさまには、本当に感謝申し上げます。

本連載は、アーカイブとして今後もご覧いただけますが、新規の更新は今回で終了となります。僕個人はRoland Music Navi終了後もローランド/ボス製品と関わっていく予定です。ローランドのオフィシャルWebサイトや各専門誌、イベントなどで再びお目にかかることもあると思います。今後ともよろしくお願いいたします。

これからも魅力的なローランド/ボスの新製品がどんどん登場することと思います。今後、新製品が発表/発売された時には、僕の個人ブログでもご紹介させていただく予定です。ローランド/ボスのオフィシャルWebサイトではありませんので、僕の日記と混在する形になります(「Roland/BOSS新製品レビュー」と題してお届けしたいと思います)。なお、僕の個人ツイッターで更新状況をお知らせいたしますので、フォローしていただけたら幸いです。

・中野豊オフィシャル・ブログ: http://yutakanakano14.blogspot.com/

・中野豊ツイッター: http://twitter.com/YutakaNakano

長期にわたるご愛読、誠にありがとうございました!!

  • Check
Prev 1 2

Profile

中野 豊(なかの ゆたか)

中野 豊(なかの ゆたか)

現在KANのサポート・ギタリストとしてツアーやレコーディングに活動する多忙なギタリスト。ファンキーなリズム・ワークからロック・フィール溢れるソロ・ワーク、呼吸感のあるオブリガードなど幅広い音楽性を持つギタリスト。エフェクターを含む楽器・機材への造詣も深く、全国展開中のBOSSや Rolandのワークショップの講師として、実践的なクリニックが好評を博している。

完コピ魂

携帯電話着うたコンテンツ「完コピ魂」。ロックの名曲をボスのエフェクターで完全再現。450曲以上を常時配信中!!

完コピ魂 QRコード

Yutaka Nakano Official Blog:
http://yutakanakano14.blogspot.com/

ページの先頭へ