Top
mnavi Interview
> Vol.52:JIM(THE BAWDIES)

mnavi interview Back Number

The Sonicsのルーツとしてリトル・リチャードやレイ・チャールズに出会って「自分達が探していた音楽はこれだ」と思った

─ JIMさん個人のギターへのこだわりと、THE BAWDIESというバンドでのギターのこだわりで、何か差はあったりするのでしょうか?

JIM:いや、僕の場合、そこはガッチリと一致してます。そもそもギターって、1人で弾いていてもそんなに楽しいものじゃないと思ってるんですよ。バンドで音を合わせた時の楽しさって格別で、そこが自分の根本にあるんです。仲のいい友達と笑いながら音楽を楽しめるって、本当に素晴らしいことだと思っていて。その中で、僕はギターが好きなだけなんです。だから、音楽が好き、バンドが好きという感覚なんですよ。もちろん家でもギターを弾きますけど、僕はあんまり練習をしないんですよ。ギターが嫌いになっちゃいそうで。まあ、実際には嫌いになることはないんですけど(笑)、でも「いかにも練習」っていう練習はしたくないんです。そうじゃなくて、例えば好きな曲があって「これを弾いてみたい」と思えば、自然と耳コピで弾き続けるし、その中でテクニックも上がっていくじゃないですか。そうすれば、プレイ面での引き出しも増えていく。結局、それが練習になっているんですよね。だから、「練習している」という見方をしたくないし、義務感で練習したくないんです。それと同じように、バンドも「仕事」と思いたくないし、音楽をやってる場は「仕事」という感覚にはならないんですよ。だから今でも、プロ意識は持ちながらも、みんなで音楽を作っている時、スタジオで練習している時、ライブのステージ、どれも「仕事」の感覚ではないんです。そうやって音楽を楽しく続けられていることは、すごく幸せだなって思ってます。

─ その感覚は、アマチュアでギターを始められた頃と変わってないわけですね。

JIM:中学2年生でギターを始めた時から、全然変わってないですね。当時はバスケットボールの部活がメインで、平日はもちろん、土日も練習や試合があって、たまの休みにROYくんとMARCYを誘って、3人でスタジオに入ってたくらいでしたけど。

─ 確か3人は小学校から一緒なんですよね?

JIM:そうです。高校に入ってTAXMANと仲よくなって。ギター弾けるって言うから「じゃあ、一緒に遊ぼうよ」って。その時からずっと4人でやってますからね、そりゃ変わらないよなって思います(笑)。

─ ちなみに、最初にROYさん、MARCYさんの3人で集まった時、どのようにパートを決めたのですか?

JIM:まず僕が先にギターを買っちゃったんですよ。「ギター買ったんだけど、遊ぼうよ」って誘ったら、ROYくんが「じゃあオレは歌いたい」って言って、ボーカル&ベースをやることになって。で、MARCYを捕まえて「やるよね?」って(笑)。

─ では最初からドラムということでMARCYさんを誘ったのですか?

JIM:そうです。「友達やめるか、ドラムやるか、どっちか選べ」みたいな感じで(笑)、無理矢理にドラム教室に通わせて。当時はHi-STANDARDなどのパンクが流行っていて。それでHi-STANDARDもコピーしたし、もっとマニアックなバンドのコピーもやりました。バンドが盛んな学校だったんですよ。でも、僕らはとにかく部活が忙しくて、全然バンドの練習ができてなかったら、ものすごくド下手だったんです。だから、秘密でスタジオに入って練習してました。練習というか、遊んでたんですけどね(笑)。

─ その遊びから、真剣にバンドをやろうと思い始めたのは、いつ頃ですか?

JIM:高校の卒業間近で、バスケ部を引退した頃ですね。それまですべてを注ぎ込んできた部活がなくなったタイミングで、いつものように僕とROYくんの2人でCDショップに入ったら、「The Sonics」っていう60年代のガレージ・バンドのCDが店内で流れてたんですよ。その時に「なんだこれは!」ってビックリしちゃって。「この音楽は、TAXMANとMARCYも絶対に好きだよ」って、ROYくんと2人でCDを買って、次の日に2人に聴かせたら、彼らもビックリしていて。今、この音楽を僕らは見たり聴いたりしたいけど、誰もやってない。じゃあ、自分達でやるしかないっていうところから始まったんです。ただ、それと同時に、当時のガレージ・バンドを漁ってみたんですが、The Sonics以外はあまりピンとこなかったんです。「何でだろう?」思ってThe Sonicsのルーツを掘っていったら、リトル・リチャードやレイ・チャールズだとかのミュージシャンがたくさん出てきて、「自分達が探していた音楽はこれだ」って思ったんです。

─ その頃からバンド活動が加速していった感じなのですね。

JIM:そうですね。でも、当時は全然ライブをやらなかったんです。The Sonicsのコピーもやってみたんですが、全然できなくて。だから、The Sonicsになりたいんだったら、同じルーツをたどってみようっていうことで、50年代のロックンロールやブルースなどをひたすら聴いて、ひたすらコピーするということを3年間ほど続けました。

Prev 1 2 3 Next

Profile

THE BAWDIES

小学校からの同級生であるROY(Vo&Bs)、JIM(Gt)、MARCY(Dr)と、高校からの同級生TAXMAN(Gt)によって、2004年1月1日に結成。2006年3月、インディーズ1stアルバム『YESTERDAY AND TODAY』をリリースし、翌年にはオーストラリア・ツアーを敢行。2009年4月に、NAOKI (LOVE PSYCHEDELICO)初プロデュース曲を含む、メジャー1stアルバム『THIS IS MY  STORY』をリリースし、30本に及ぶ「THIS IS MY  STORY TOUR」を大盛況に終わらせる。2011年6月にメジャー3rdアルバム『LIVE THE LIFE I LOVE』をリリースし、現在はバンド史上最長となるツアーを開催中。9/14には初のクリップ集DVD『KEEP ON MOVIE』、そして10/19にはシングル「RED ROCKET SHIP」を緊急リリース。11/27開催の“日本武道館公演記念盤”として、武道館の総キャパシティとなる「12,898枚」が完全限定生産される。

オフィシャル・サイト:
http://thebawdies.com/

Information

CD

『RED ROCKET SHIP』

10月19日発売
日本武道館 公演記念盤CD
VIZL-443 ¥1,890

『LIVE THE LIFE I LOVE』

VICL-63746 ¥2,800

DVD

『KEEP ON MOVIE』

VIBL-614 ¥2,990

LIVE
「LIVE THE LIFE I LOVE」TOUR 2011

6/12(日) 札幌・ZEPP SAPPORO
6/18(土) 仙台・ZEPP SENDAI
6/22(水) 富山・CLUB MAIRO
6/24(金) 大阪・ZEPP OSAKA
6/25(土) 大阪・ZEPP OSAKA
6/27(月) 高松・OLIVE HALL
6/29(水) 周南・TIKI-TA
7/01(金) 名古屋・ZEPP NAGOYA
7/03(日) 福岡・ZEPP FUKUOKA
7/05(火) 大分・DRUM Be-0
7/08(金) 東京・ZEPP TOKYO
7/09(土) 東京・ZEPP TOKYO

9/17(土) 水戸・LIGHT HOUSE
9/19(祝・月) 郡山・HIP-SHOT JAPAN
9/21(水) 盛岡・CLUB CHANGE WAVE
9/22(木) 弘前・MAG-NET
9/24(土) 酒田・MUSIC FACTORY
9/29(木) 長野・CLUB JUNK BOX
10/01(土) 金沢・EIGHT HALL
10/02(日) 新潟・LOTS
10/05(水) 高崎・CLUB FLEEZ
10/08(土) 静岡・SOUND SHOWER ARK
10/09(日) 浜松・窓枠
10/11(火) 岐阜・CLUB-G
10/13(木) 滋賀・U-STONE
10/15(土) 高知・BAY5 SQUARE
10/16(日) 松山・SALONKITTY
10/22(土) 広島・CLUB QUATTRO
10/23(日) 広島・CLUB QUATTRO
10/25(火) 長崎・DRUM Be-7
10/27(木) 鹿児島・CAPARVO HALL
10/29(土) 熊本・DRUM Be-9 V1
10/31(月) 岡山・CRAZYMAMA KINGDOM
11/02(水) 神戸・WYNTERLAND
11/03(祝・木) 京都・磔磔
11/05(土) 大阪・堂島リバーフォーラム
11/10(木) 沖縄・桜坂セントラル
11/27(日) 東京・日本武道館

※詳細は、上記オフィシャル・サイトをご覧ください。

ページの先頭へ