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mnavi Interview
> Vol.52:JIM(THE BAWDIES)

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“ライブ・マジック”を生むためにも、僕らは120%を出さないといけない。武道館は特別な場所。何かが起きるだろうと期待している

─ コピーだけを3年間やり続けたんですか?

JIM:先ほども言いましたが、その時にポッと出てきたものが自分達のオリジナルだとは言いたくなかったんです。だから、閉じたわけです。鎖国状態に入ったわけですよ(笑)。そして、ルーツ・ミュージックを完コピしないと意味がないと思ったんです。だから、それ以外の音楽は聴かないし、髪型もみんなでマッシュルーム・カットにしたり、格好もどんどんおかしくなっていって(笑)。楽器も同じ物を使わないとダメだって言って、僕はブライアン・ジョーンズが大好きだったので、同じギターやアンプを2年間の分割払いで買って(笑)。それで3年間ぐらい閉じこもって、やっとロックンロールが楽しく演奏できるようになった時に、じゃあ次はライブをしてみようというように転がっていったんです。

─ その3年間の「完コピする!」という強い想いは、「プロになる!」という気持ちとイコールだったんですか?

JIM:それよりも、この音楽は今の日本では聴けなくて、でもみんなは知らないだけで、聴いた人は絶対に好きになるはずだよっていう確信を持っていたんですね。だから「この音楽を紹介したい」という気持ちかな。「ロックンロールを、今の若者に聴かせたい」っていう感覚ですね。義務感や使命感ではないんですけど、「絶対にみんな好きだよね」っていう想いを強く持っていたし、そこに自信もあったし。それ以前に、4人で演奏していて楽しかったんですよ。だから、鎖国状態で3年間、こもって完コピをしていた時期も、辛かったというような記憶はまったくなくて「この曲をやってみよう! 完コピできたら、次はこの曲にチャレンジしてみよう!」という感じだったんです。

─ THE BAWDIESと言うと、ライブで叩き上げられてきたというイメージを持ってました。

JIM:鎖国の3年間の後に、そこにいくんですよ(笑)。高校3年生の終わりから大学2年生の終わりくらいまでの3年間が鎖国状態で、そこからライブ・ハウスに出ていきました。でも最初は大変でした。それまで鎖国してたわけですから、急に人前で演奏しろっていっても無理な話で。しかも、何も下調べもせずに近所のライブ・ハウスに行ったから、ビジュアル系バンドとオレらみたいな無茶苦茶なブッキングで(笑)。「これじゃ意味がない」と思って、そこから日本のロックンロール・シーンやガレージ・シーンを調べていって、The 5.6.7.8'sやザ・ニートビーツ、ギターウルフといったバンドが出ているライブハウスに行くようになって。当時は、大学に通って、バイトしながら月に4本くらいはライブをやってましたし、ここ数年は、年に100本ほどはライブをやってます。でもこれも、楽しかったからやってたんですけどね。

─ そういったバンド結成当時のことを振り返ると、11月27日の日本武道館公演は、また格別な想いがあるのでは?

JIM:格別ですよね。武道館って言うと、僕らの中ではやっぱりビートルズ。実は、武道館には数回しか行ったことがないんですが、ずっと映像を見ていましたからね。正直に言うと、まだあまり実感がないんですが、おそらく武道館のライブが終わって、帰宅してベットに入った頃に「武道館でやったんだなぁ」って思うんじゃないかって気がしています。

─ 武道館公演はツアー・ファイナルでもありますが、ツアーの集大成というイメージなのでしょうか? それとも、特別なライブといった感じですか?

JIM:特別な場所ではあるんですが、イメージとしてはライブそのものは特別ではなく、ツアーのファイナルと考えてます。今回のツアーは、今まで行けなかったような場所も細かく回れて、そういう場所でもすごく喜んでくれるお客さんがたくさんいて。だから“ライブ”という意味では、僕たちがやることは大きく変わらないと思います。常に120%、自分たちが楽しんで、みんなと楽しむっていうことが僕らの1つのスタイルとしてあって、それだけでいいと思ってるんですよ。200人の会場でも1万人が入る場所でも、僕らは無心でやるのがいいと思うし、そうするのが好きですから。そこに、その日の天候であったり、土地や会場が持ってる雰囲気、その時に集まってくれたみんなのテンションであったりといったことが相乗効果となって“ライブ・マジック”が生まれると思ってます。そのライブ・マジックが生まれるためにも、僕らは120%を出さないといけないっていつも思ってるし、武道館は特別な場所ですから、何かが起きるだろうと期待しています。

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Profile

THE BAWDIES

小学校からの同級生であるROY(Vo&Bs)、JIM(Gt)、MARCY(Dr)と、高校からの同級生TAXMAN(Gt)によって、2004年1月1日に結成。2006年3月、インディーズ1stアルバム『YESTERDAY AND TODAY』をリリースし、翌年にはオーストラリア・ツアーを敢行。2009年4月に、NAOKI (LOVE PSYCHEDELICO)初プロデュース曲を含む、メジャー1stアルバム『THIS IS MY  STORY』をリリースし、30本に及ぶ「THIS IS MY  STORY TOUR」を大盛況に終わらせる。2011年6月にメジャー3rdアルバム『LIVE THE LIFE I LOVE』をリリースし、現在はバンド史上最長となるツアーを開催中。9/14には初のクリップ集DVD『KEEP ON MOVIE』、そして10/19にはシングル「RED ROCKET SHIP」を緊急リリース。11/27開催の“日本武道館公演記念盤”として、武道館の総キャパシティとなる「12,898枚」が完全限定生産される。

オフィシャル・サイト:
http://thebawdies.com/

Information

CD

『RED ROCKET SHIP』

10月19日発売
日本武道館 公演記念盤CD
VIZL-443 ¥1,890

『LIVE THE LIFE I LOVE』

VICL-63746 ¥2,800

DVD

『KEEP ON MOVIE』

VIBL-614 ¥2,990

LIVE
「LIVE THE LIFE I LOVE」TOUR 2011

6/12(日) 札幌・ZEPP SAPPORO
6/18(土) 仙台・ZEPP SENDAI
6/22(水) 富山・CLUB MAIRO
6/24(金) 大阪・ZEPP OSAKA
6/25(土) 大阪・ZEPP OSAKA
6/27(月) 高松・OLIVE HALL
6/29(水) 周南・TIKI-TA
7/01(金) 名古屋・ZEPP NAGOYA
7/03(日) 福岡・ZEPP FUKUOKA
7/05(火) 大分・DRUM Be-0
7/08(金) 東京・ZEPP TOKYO
7/09(土) 東京・ZEPP TOKYO

9/17(土) 水戸・LIGHT HOUSE
9/19(祝・月) 郡山・HIP-SHOT JAPAN
9/21(水) 盛岡・CLUB CHANGE WAVE
9/22(木) 弘前・MAG-NET
9/24(土) 酒田・MUSIC FACTORY
9/29(木) 長野・CLUB JUNK BOX
10/01(土) 金沢・EIGHT HALL
10/02(日) 新潟・LOTS
10/05(水) 高崎・CLUB FLEEZ
10/08(土) 静岡・SOUND SHOWER ARK
10/09(日) 浜松・窓枠
10/11(火) 岐阜・CLUB-G
10/13(木) 滋賀・U-STONE
10/15(土) 高知・BAY5 SQUARE
10/16(日) 松山・SALONKITTY
10/22(土) 広島・CLUB QUATTRO
10/23(日) 広島・CLUB QUATTRO
10/25(火) 長崎・DRUM Be-7
10/27(木) 鹿児島・CAPARVO HALL
10/29(土) 熊本・DRUM Be-9 V1
10/31(月) 岡山・CRAZYMAMA KINGDOM
11/02(水) 神戸・WYNTERLAND
11/03(祝・木) 京都・磔磔
11/05(土) 大阪・堂島リバーフォーラム
11/10(木) 沖縄・桜坂セントラル
11/27(日) 東京・日本武道館

※詳細は、上記オフィシャル・サイトをご覧ください。

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