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mnavi Interview
> Vol.55:弐(ギルガメッシュ)

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最初に買ったボス・コンパクトはCH-1とDD-5。壊れないし、使いやすいし、低価格だけど音質もすごくいい

─ ギターの音作りについて伺いたいのですが、エフェクターはどのように使っていますか?

弐:ギターはアンプ直結で、歪みはアンプで作りながら、センド・リターンでコンパクト・エフェクターを使っています。ライブで主に使うのは、ボスのスーパー・コーラスCH-1と、デジタル・ディレイDD-5の2つですね。エフェクターは、ギター・テックに踏んでもらってるんですけど、その日の気分で「今日はこの音が欲しいな」みたいな時があって、ライブ当日に「このセクションは、これを踏んで」って頼むんですよ。急に言うんで、テックには嫌がられるんですけど(笑)。

─ CH-1とDD-5はどのように使っていますか?

弐:CH-1は、基本的には薄くかけて「お、かかってるな」って感じる程度にとどめてます。一時期は、エグくコーラスをかけていたんですが、CH-1は薄くかける方が馴染みがいいと思うようになってきて、今ではツマミの位置も、1時か2時くらいの範囲で動かす程度で、軽めにかけています。ディレイは、ソロだとか、あとはクリーン・トーンで刻むような時に、CH-1とダブルがけしたりします。フェイズ・シフターPH-3やフランジャーBF-3、トレモロTR-2は、ある曲の特定のセクションだけにかけるという登場のしかたですね。

─ ちなみに、最初に買ったボスのコンパクト・エフェクターは、何だったか覚えていますか?

弐:それがCH-1とDD-5。だからボス・コンパクト歴は、かなり長いですよ(笑)。とにかく、壊れないし、頑丈。それが一番ですよね。海外ツアーをすると、そのありがたさを痛感します。向こうは機材の扱い方が荒いですから(笑)。落としても壊れないし、すごく使いやすいし、低価格なんだけれども音質もすごくいい。ギターを始めた時に最初に買うコンパクトって、やっぱり王道のボスだったりするじゃないですか。そこから、枝分かれしていったりするんでしょうけど、オレはボス以外にいく感じはないですね。実は最初に買ったボス製品って、GT-6(マルチ・エフェクター)なんですよ。いろんなエフェクターが入ってるじゃないですか。それが魅力で。当時はギター教室にも通っていて、「最初に何を買ったらいいんだ?」みたいな話になった時に「マルチ・エフェクターで遊んでみたら?」って勧められたんです。当時はライブでもGT-6を使ってました。

─ そこから、自分の求めるコンパクト・エフェクターを買い足していったと?

弐:そうです。GT-6で好んで使っていたエフェクトが、コーラスとディレイだったんですよ。いやぁ、懐かしいなぁ(笑)。

─ 懐かしいついでに(笑)、ギターを始めたきっかけを教えてください。

弐:高校1年生の時に弟から教えてもらったんです。弟は、中学1年生から音楽をやってたんですが、オレは音楽にまったく興味がなくて。それがある時、弟のギター練習を聴いていたら、いつも弟が家で聴いているバンドの曲を弾いてたんですよ。それで「あれ? お前、この曲弾けるの?」って。「そうか、できるんだ」って思って、そこから弟に教えてもらうようになったんです。

─ お兄さんの影響で楽器を始める方は多いですが、弟さんから教えてもらうというパターンは珍しいですね(笑)。

弐:真逆ですよね(笑)。それでオレはずっと、ギターって「ド・レ・ミ・ファ」で弾くものだと思ってたんですよ。そしたら、楽譜に謎の番号が書かれていて「分かんねぇよ」って言ったら、それがタブ譜だと教えてもらって(笑)。でも、タブ譜のおかげで「これならオレにも弾ける」って思ったんですね。そうは言いつつ、最初はベースから始めたんです。ところが、いかんせん音楽の知識が何もない人間だったんで、CDを聴いてもベースの音が分かんないんですよ。それで「ベースは目立たないからダメだ」と思って、ギターに持ち替えたんです(笑)。

─ そこからバンドを組んだんですか?

弐:いや、当時はまだバンドを組もうという感じではなくて、ただギターに触れていたいという感覚だったんですよ。そしたら、学校帰りに幼ななじみの愁さん(Bs)と駅でバッタリ会って「バンド組もうぜ」って言われて。でも、当時はひとりでギターを弾いていたかったから「嫌だ」って、かたくなに断り続けたんです(笑)。でもアイツ、スゲェしつこいんですよ。いつも家に来て、何をするわけでもなく一緒に喋って、っていうことをずっと続けていたら、いつの間にか「ボーカルどうする?」みたいな話になっていて、気付いたらバンドを組んでました(一同爆笑)。でも、2人だけだとリズムがいないから、LUNA SEAのCDをかけながら2人でギターとベースを合わせたりして。それから少し経ってЯyoと左迅(Vo)が入って、本格的にバンドを始めました。

▲弐氏のメイン・ギターとエフェクター・ボード。コンパクト・エフェクターはアンプのセンド/リターンに接続されており、ライブではギター・テックが操作している。

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Profile

ギルガメッシュ

地元・千葉県を中心に2004年から活動を開始し、2006年9月に初のフル・アルバム『13's reborn』を発表。 ヘヴィなミクスチャー・サウンドは海外でも評価が高く、2008年1月に初のヨーロッパ・ツアー(全6公演)を行ない好評を博す。その後もライブと音源制作を意欲的に行い、2011年1月にはアルバム『GO』を発表し、2月5日に地元・千葉県市川市文化会館で初のホール・コンサートを開催。3月には約2年ぶりとなるワールド・ツアーを敢行し、4月には配信限定のチャリティー・ソング「pray」を発表する。2012年2月22日に、先の市川市文化会館ライブを収録したDVD『凱旋公演"CHIBA"』をリリースし、2月27日からは渋谷WWWで13日連続公演が予定されている。

オフィシャル・サイト:
http://www.girugamesh.jp/

Information

CD

『GO』

XNDC-10056 ¥3,150

DVD

『凱旋公演"CHIBA"』

2012年2月22日発売
XNDC-50009 ¥4,200

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