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mnavi Interview
> Vol.57:みさこ(神聖かまってちゃん)

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音楽を好きになるよりも前に、みんなで演奏する楽しさや、ステージに立つ緊張感が好きになった

─ ここからは、みさこさんの音楽的ルーツを伺いたいのですが、音楽が好きになったのはいつ頃ですか?

みさこ:私って、まったく音楽オタクじゃないんですよ。ルーツをたどれば、小学校の時に友達に誘われて吹奏楽部に入って、そこでたまたま、パーカッションに回されたんです。 だから、音楽を好きになるよりも前に、みんなで演奏する楽しさや、ステージに立つ緊張感が好きになったんです。聴く側として音楽に興味を持ったのは、「ファイナル・ファンタジー6」のゲーム音楽ですね。映像も、今のような3Dじゃないし、音楽もビット数が少ない時代なのに、例えば洞窟に入るシーンの恐怖感、あれは音楽が演出しているんだということに気が付いて「音楽ってスゴイ!」って思ったんです。

─ では、バンドに興味を持ったのはいつ頃ですか? 小学生の頃から吹奏楽部でドラムを叩いていたのですか?

みさこ:いえ、中学生時代は合唱部で、高校でまた吹奏楽部に入ったんですよ。小学校時代のパーカッションの友達に高校で再会して、その友達に誘われたんです。そこでドラムに興味を持ちました。ただ実際には、私はマリンバやビブラホンを叩くことが多くて、それほどドラムを叩いていたわけではなかったんですけど、その学校の吹奏楽部はJ-POPをよく演奏していたんです。だから大学に入った時は、吹奏楽部よりも、軽音楽部に入る方が感覚的に自然で。でもそこで、吹奏楽部のドラムとバンドのドラムは全然違うっていうことに衝撃を受けましたね。

─ どういう点が一番違うと感じましたか?

みさこ:吹奏楽部のドラムって、“上モノ”の感覚なんですよ。土台ではなくて、どちらかと言うと効果音に近い感じ。でもバンドのドラムになると、曲をリードしなきゃいけないし、ちょっとミスしたらすぐにバレるし(笑)。同じドラムでも、まったく違うことに驚きました。それでもありがたいことに、周りに上手な先輩が多くて、みんなものすごく練習していたので、私もそういう風になりたいと思って、練習しました。

─ 今回リビングでもドラムを楽しめる、コンパクトで低騒音のV-Drums Lite HD-3を試奏いただきましたが、実際に叩いた感想はいかがでしたか?

みさこ:たたみ一畳分あれば置けるコンパクトさもビックリですし、実際に演奏した時のフィーリングがすごくいいですね。以前に電子ドラムを叩いたことがあるんですが、その時は、ハイハットのオープンとクローズの感覚が生ドラムと違っていて、ちょっと難しいというイメージを持っていたんです。でもこれなら、全然違和感がないですね。スネアのリム・ショットも鳴りますし、シンバルが、普通に叩いた時とカップとでちゃんと音色が変わるのも驚きました。

─ シンバルは、エッジを手で掴んでミュートするチョーク奏法にも対応しているんですよ。

みさこ:(実際に手でミュートしてみて)本当だ! これはスゴイ! 感動しました(笑)。このクオリティのドラムが自宅で叩けるっていいですよね。実家に、中古で買ったアコースティックのドラム・セットを置いているんですけど、いくらミュートをしても、やっぱりバス・ドラムを叩くと地響きがして、実家では演奏できないんです。でもこれなら、全然大丈夫そうですね。

─ バス・ドラムをビーターで叩く方式だと、どうしてもその衝撃が床に伝わってしまうのですが、HD-3はペダルとセンサーを一体化することで、床に伝わる振動を吸収しているんです。

みさこ::あ、ビーターがない! 今、言われて初めて気付きました。でも、演奏していても違和感はありませんでしたよ。

─ ドラム・キットが20種類内蔵されているんですが、「HEAVY」を選ぶと、左右のペダルでツー・バスもプレイできますよ(笑)。

みさこ:これは楽しいです! このキットだと、ハイハットが自動的にハーフ・オープンの音になるんですね。へぇ、スゴイなぁ。たぶん、かまってちゃんでは使う機会はないと思いますけど、こっそりとツー・バスを練習したくなりますね(笑)。音色も10個のボタンとバリエーション・ボタンで選ぶだけなので、操作も迷いようがないですね。

─ 定番のドラム音色はもちろんですが、「DANCE」のキットを選ぶと、リズム・マシン的な音色で演奏することもできますし、「LATIN」では、ラテン・パーカッションのプレイが楽しめます。

みさこ:の子さんが以前、ドラムを2つ使って、1人が生ドラム、もう1人は打ち込み的なドラムでやりたいねって言ってたことがあるんです。そういったこともできそうですし、手軽にラテン・パーカッションを楽しめるのがいいですね。コンガとかも、本当に演奏すると手が痛くなりますし(笑)。ティンバレスも、ちゃんとリム・ショットが使い分けられるんですね。かまってちゃんの「友達なんていらない死ね」って曲は、実はラテンっぽいイメージなんです。頑張ってスネアで「ここはティンバレス奏法で」って思いながら演奏しているんですよ。バンドではめったに使わない音色ですけど、でもこういったパーカッション音色を手軽に鳴らせる環境があれば、「その音を使った曲を作ってみよう」という発想が生まれてくるから、いろんな音を鳴らせるというのは、すごくいいことだと思います。実際にかまってちゃんでも、「電子ドラムがあったら、もっと新しい曲ができるのに」って、本気で欲しいと思っていた時があったんですよ。

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Profile

神聖かまってちゃん

幼稚園の同級生である、の子(Vo/Gt)、mono(Key)、ちばぎん(Bs)の前身バンドにメンバー募集でみさこ(Dr)を加え、2008年頃から活動開始。2chのバンド板で自作自演、YouTubeでのデモ曲&PV、インターネット生放送を利用しての動画配信で話題となり、2010年3月に1stミニ・アルバム『友だちを殺してまで。』発売。NHK番組「MJ」でのパフォーマンスで、さらに話題沸騰となり、現在3万枚を越えるロング・セールスを記録中。9月に渋谷AXで行われた初の自主企画では、ステージ上の巨大LEDモニターに、ニコ動&USTREAM同時配信のライブを見せながら圧巻のステージを展開するなど、ロックの歴史に新たなページを刻み続けている。

オフィシャル・サイト:
http://www.kamattechan.com/

Information

CD

B.B.かまってちゃん(B.B.クィーンズ×神聖かまってちゃん)
『夢のENDはいつも目覚まし!』 

WPCL-11062 ¥1,200

神聖かまってちゃん
『8月32日へ』 

WPCL-10988 ¥2,800

LIVE
『夢のENDは鳴り止まないっツアー』

3/27(火) 大阪・ZEPP OSAKA
3/28(水) 愛知・ZEPP NAGOYA
4/10(火) 東京・ZEPP TOKYO

『ROCKS TOKYO 2012』

5/27(日) 東京・新木場若洲公園

※詳細は、上記オフィシャル・サイトをご覧ください。

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