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Vol.59:斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN)

春の東名阪ワンマン・ツアー『spring spring spring』で全公演をソールド・アウトさせ、最終日となる4月21日Zepp Tokyo公演で圧巻のパフォーマンスを行ったUNISON SQUARE GARDEN。個性的なトゲのある言葉をポップなメロディに乗せて歌いながら、キレ味鋭いギター・プレイで観客を魅了する斎藤宏介に、ツアー終了直後にインタビューを敢行。ミュージシャンとしての過去・現在・そして未来を語ってもらいつつ、ボス最新モデルGT-100を試奏してもらった。

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目の前であれだけ盛り上がってくれたお客さんたちの顔を見た直後だから、余計にみんなを新しいUNISON SQUARE GARDENに連れていきたいと思う

─ ツアー最終日のZepp Tokyo公演は、本当に素晴らしいライブでしたが、そのライブ、そしてツアーを終えた直後の、今の心境を聞かせてください。

斎藤:前作(『Populus Populus』)のアルバム・リリース・ツアーが昨年の夏頃で、それ以来のツアーだったので、スタート前は、お客さんが付いてきてくれるのかなっていう不安が少しあったんですが、それと同時に、これだけみんなを待たせた分、いつものツアー以上に、現在進行形のUNISON SQUARE GARDENを見せたいという気持ちが強かったんです。いろいろと工夫を凝らして、それがちゃんとお客さんに届いて、反応があったということに、一番安心しましたね。

─ 8曲をつなげた20分に渡るスペシャル・メドレーを演奏するなど、“見せ方”という部分でも、いろんな趣向が凝らされていましたね。

斎藤:もちろん、そういった意味合いもありますけど、でも結局は、「自分たちが楽しめる工夫」と言った方が正確かもしれません。自分たちが今、一番やっていて面白いこと、ステージ上で楽しみながら演奏して歌えるという部分を根本に置きながら、そのうえで、どうお客さんに見せていくのかという考え方をしています。メドレーは初めての挑戦でしたけど、演奏していて、本当に楽しかったですよ。

─ アンコール時の田淵(智也:Bs)さんのMCにもありましたが、自分たちが楽しめるライブをするということが、すべての大前提にあるわけですね。

斎藤:そうですね。結成以来、僕らなりに試行錯誤を繰り返してきた中で「どうしたらバンドとして説得力を持って歌い続けられるか」を考えた結果、メンバー3人共通の答えは、自分たちが「バンドとして、これが一番カッコいい」というライブをやっていくことなんです。そうすることが、結果的にバンドの力、説得力、お客さんを引っ張っていく原動力になると考えています。最近は、3人の意思疎通も本当にスムーズなので、ライブでも、安心してちゃんと前を向ける、オーディエンスに向き合えるという、とてもいい環境になっています。

─ それにしてもZepp Tokyo公演は、多彩な演出があったり、「このタイミングでこんなことが起きるのか!」と思うようなミラクルがあったりと、オープニングからエンディングまで見どころ聴きどころが満載で、本当に、あっという間の2時間でした。

斎藤:今までとは、ちょっと違う緩急の付け方を取り入れてみたんです。これまでは、「起承転結」という流れを意識してセット・リストを組んでいたのですが、今回は山場をいくつか作ったり、曲間を空けずに勢いを出すセクションや、少し間を作って淡々と演奏を聴かせるセクションを作ったりと、セット・リストの流れはよく考えました。先ほどの話の繰り返しになりますが、自分たちが楽しく、飽きずに2時間演奏できるセット・リストを考えるということって、お客さんがどう感じてくれるのかを考えることと、まったく同じとことなんだと思います。

─ なるほど。そのライブで、7月のシングルリリースと、秋のツアーが発表されましたね。

斎藤:新曲でも新しい挑戦をしていて、これまでUNISON SQUARE GARDENではやってこなかったロックの王道的な部分にも、改めて取り組んでみようと考えています。目の前であれだけ盛り上がってくれたお客さんたちの顔を見た直後だから、余計にみんなを新しいUNISON SQUARE GARDENに連れていきたいと思うし、付いてきてくれたらうれしいなって、素直に思いますね。

─ そして、秋には全18公演の全国ツアーの開催も併せて発表されましたが、今の段階で、どういうツアーにしたいと考えていますか?

斎藤:少しずつでもスケール・アップしてきたいという思いは、常に持ってますね。単純に、楽器も歌も、もっと上手くなり続けていきたいと思ってるし、そうじゃなきゃ、バンドを続けてはいけないと思ってるし。成長し続けることで演奏に余裕が生まれれば、ライブに新しい遊びを加えることもできますから。そういう意味でも、今回の東名阪ツアーは、個人的には、昨年のツアー以上にバンドとして成長を見せられたと感じています。おそらく昔の自分だったら、今回のセット・リストは、最後まで歌えなかったと思うんですよ。体力的にも、精神的にも。だからそういったことを少しずつ自分の糧にして、自信を持つことで自分たちの中に“芯”を作れると思うし、その“芯”があれば、いろんな方向に行ったとしても、ちゃんと“芯”に帰ってこれるじゃないですか。それができると、聴く側、観る側も面白いと思ってくれるだろうし、もっと付いていきたいと感じてくれるんじゃないかと思っています。

▲UNISON SQUARE GARDENのメンバー。左から、田淵智也(Bs)、斎藤宏介(Vo/Gt)、鈴木貴雄(Dr)。

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Profile

UNISON SQUARE GARDEN

2004年7月に斎藤宏介(Vo/Gt)、田淵智也(Bs)、鈴木貴雄(Dr)の3人で結成。キャッチーなメロディ・ラインと鮮烈なライブ・パフォーマンス、そしてポップなビジュアルを武器に、2008年7月にシングル「センチメンタルピリオド」でメジャー・デビュー。透明感に溢れるボーカル、トゲのある歌詞、エッジが効いたバンド・アンサンブルでポップネスの神髄を追求した楽曲を生み出し、現在までに3枚のフル・アルバムをリリース。そして、各地ライブ・ツアーも、日比谷野外大音楽堂やZepp Tokyo等、SOLD OUTを続けている。今年7月にはシングルのリリース予定されており、秋には全国18公演のワンマン・ツアー(ファイナルは東京・渋谷公会堂)が開催される。

オフィシャル・サイト:
http://unison-s-g.com/

オフィシャルtwitter:
http://twitter.com/@USGinfo

Information

CD

『タイトル未定(6thシングル)』

7月リリース予定
(詳細は随時オフィシャル・サイトにて)

『Populus Populus』 

TFCC-86360 ¥2,800

LIVE
UNISON SQUARE GARDEN 2012秋ツアー

9/27(木) 東京・赤坂BLITZ
9/29(土) 静岡・浜松窓枠
10/3(水) 栃木・宇都宮HEAVEN'S ROCK VJ-2
10/5(金) 群馬・高崎club FLEEZ
10/7(日) 北海道・札幌PENNY LANE 24
10/12(金) 福岡・博多DRUM Be-1
10/13(土) 熊本・熊本DRUM Be-9 V2
10/15(月) 広島・ナミキジャンクション
10/17(水) 京都・KYOTO MUSE
10/19(金) 岡山・岡山IMAGE
10/21(日) 香川・高松DIME
10/27(土) 岩手・盛岡Club Change
10/28(日) 宮城・仙台CLUB JUNK BOX
10/30(火) 新潟・新潟GOLDEN PIGS RED STAGE
10/31(水) 石川・金沢AZ
11/10(土) 大阪・なんばHatch
11/11(日) 愛知・名古屋CLUB Diamond Hall
11/18(日) 東京・渋谷公会堂

※只今、オフィシャル・サイト先行予約を受付中。 受付期間:2012/4/23(月)18:00から5/6(日)23:00まで

※詳細は、上記オフィシャル・サイトをご覧ください。

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