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PIANO ROLAND PIANO DIGITAL 第1回:HP207 ~徹底検証 その1 笹田優美

こんにちは。装いも新たにRoland Music Navi がスタートしました。mnavi Academy、デジタルピアノのコーナーでは、ローランドピアノ・デジタルの魅力をじっくり紹介していきます。さて、このサイトをご覧の方の中には、現在デジタルピアノをお持ちの方の他にも「最新のデジタルピアノとは、どういうものなのかな?」と興味を持って訪れた方や、購入や買い替えを検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

皆さんはデジタルピアノという楽器にどのようなイメージをお持ちでしょうか? 例えば、鍵盤は音の強弱のつくピアノタッチで、音量の調節ができて、調律の必要もなく、場所を取らない、その他、便利なレッスン機能など、それぞれでイメージをお持ちだと思います。

そして皆さんが楽器を探す時に、一番こだわるところはどこでしょう? ピアノに限らず、楽器を弾く方の多くが一番大切にしていることは、音と弾き心地ではないでしょうか? ピアノにおいて鍵盤は、弾き手の音楽表現のすべてが託される非常に繊細かつ大切な部分です。今や街中で販売されているデジタルピアノの鍵盤タッチの多くは、アコースティック・ピアノと同じように音の強弱が付くのは当たり前ですが、中にはピアノタッチと謳っていても、大雑把な強弱がつくだけで、繊細なニュアンスまでは、汲み取ってくれない鍵盤もあります。鍵盤タッチの品質を見極めることは、ピアノ選びの最大のポイントかもしれませんね。

世界初のタッチ・センス機能付き(強弱を検知する機能)の電子ピアノは、1974年にローランドから発売されたEP-30という機種だそうです。それからローランドが30年以上の年月をかけて、技術の粋を尽くして発表したHPシリーズの最高峰モデル、ローランドピアノ・デジタル HP207は、音、そして鍵盤タッチも文句なく素晴らしいデジタルピアノです。もちろん、録音/保存機能、豊富な内蔵曲、そしてUSBメモリーも使えるなど、デジタルピアノならではの嬉しい機能もありますので、これから数回にわたってその魅力を紹介していきたいと思います。

HP207がやってきました♪

ローランドピアノ・デジタルには大きく4つのラインナップがあります。今回紹介しているHPシリーズは、音・タッチ・デザインといった、ピアノとしての基本性能にこだわり抜いたピアノです。他には、ピアノの基本クオリティはもちろん譜面表示機能「デジスコア」を搭載し、デジタルならではのレッスン機能も充実し、データ作成などもできる多機能なデジスコア・シリーズ。ピアノの基本は押さえつつもお洒落でコンパクトなスタイリッシュ・シリーズ。そして最高峰の音とタッチを搭載したデジタルグランド・シリーズがあります。

さて、5月某日、HP207がレッスンルームにやってきました。色は部屋の雰囲気にも合うマホガニー調。この色の他にサテンブラック、ライトチェリー調と全部で3種類あります。大きな譜面立てに、真鋳製の譜面押さえ、そして前脚も付いて安定していて、とても存在感のある楽器です。

HP207 レッスンルームにて

▲HP207 レッスンルームにて

HPシリーズは、音とタッチなどピアノ演奏に関わる基本性能にこだわり抜いたピアノですが、自分の演奏の録音や、内蔵曲をレッスンに活用できる3トラックのレコーダーや最大99曲記憶できる内部メモリーも搭載されています。もちろんMIDI端子やパソコンと繋ぐUSB MIDI端子、さらに外部メモリー端子がありますので、USBメモリーや、フロッピーディスク・ドライブ、さらには市販のUSB CDドライブを接続することもできます。

USBメモリーを接続

▲USBメモリーを接続

さっそくSMFミュージックデータを保存している、愛用のUSBメモリーを接続してみました。

外部メモリー端子を回転させてみました

▲外部メモリー端子を回転させてみました

この外部メモリー端子のベース部分は回転するんですよ。演奏のじゃまにならないように鍵盤の底にすっきり納まります。こういう気遣いも嬉しいですね。

パソコンでダウンロードしたミュージックデータに合わせて演奏したり、逆に自分の演奏を録音してパソコンに移し、メールで友人に送ったりと、音楽の楽しみ方は大きく広がりますネ!