こんにちは~暑くなってきましたがいかがお過ごしでしょうか? 私は今月もセミナーやレッスンの仕事で、多くのデジタルピアノ・ユーザーにお会いしました。参加者の中に、多機能なデジタルピアノのユーザーで、「10年以上ピアノの音のボタン以外使ったことがありません......」と言う方が何人かいらっしゃいました。そういう方の多くは「楽器店で鍵盤と音を確かめて決めたんです。」とおっしゃいます。「いろいろなことができるのに、何ともったいない!」と思いましたが、考えてみたら私自身も、携帯電話やデジカメなど、今時の多機能デジタル機器を使いこなしているだろうか......!?取説を読んだら使っていない機能がたくさんあり、少し反省しました。
今回紹介しているHP207はピアノの基本機能を追求した比較的シンプルな機種ではありますが、デジタルピアノならではの機能も豊富に盛り込まれています。そんな訳で今回は、HP207のレッスンでの活用法ということで、様々な機能を使った練習方法をご紹介します。
豊富な内蔵曲♪

▲ローランドクラシック 名曲60選
HP207には、ピアノの名曲や練習曲など70曲のミュージックデータが内蔵されています。さらに、一部のクラシックの内蔵曲に対応した楽譜集も付属されています。
もちろん内蔵曲の他、インターネットからダウンロードしてUSBメモリーに保存したSMFミュージックデータや、iモード携帯電話で購入し、ピアノに直接転送したミュージックデータの再生も可能です(iかなでル)。
また、市販のUSB CDドライブの接続が可能ですので、お気に入りの音楽CDを再生させながら、合わせて演奏することもできますよ。
今回は内蔵曲のレッスンでの活用法を紹介します。曲は1曲ずつ再生することもできますし、[曲再生モード]を変えれば全曲連続再生することもできます。
私の生徒さんは、デジタルピアノ・ユーザーが多いのですが、まるでジュークボックスのように内蔵曲を聴いて楽しんでいるようです。15年ぶりにピアノのレッスンを再開された、ある生徒さんは、内蔵曲の中に、昔ピアノのお稽古で練習した曲や、挫折した曲、憧れの曲などを次々と発見し、そんな懐かしい曲からレッスンを再開しています。
レッスンしてみましょう♪
では内蔵曲から「ソナチネ作品20-1」を選んでみましょう。まずは、お手本演奏をじっくり聴きます。
ソナチネ作品20-1
・自分が聴きたいパートを選べます(伴奏/左手/右手)
→片手ずつのそれぞれの演奏を聴いたり、伴奏パートをミュートしてピアノパートのみを聴いたり、必要に応じて再生するパートを選べます。
・テンポの変更ができます
→速過ぎる場合はテンポを下げて聴きましょう(その逆もあり)。
・メトロノームを使ってみましょう
ローランドピアノ・デジタルのメトロノームは様々な工夫が施されていて練習にもとても便利です。
拍子
→[テンポ/拍子]ボタン 押して緑色に点灯させ[−][+]で拍子を変えます。
2/2 0/4 2/4 3/4 4/4~12/8など
0/4に設定すると、1拍目のチーン!がなく、刻みのみで、とても重宝します。
音量
→ピアノの音量はそのままに、メトロノームだけの音量を調整できます。
操作:メトロノームボタンを押しながら[−][+]で調節します
11段階(0~10)で調節できます。3~4の値にすると、演奏のバックでうっすらとメトロノームが聴こえます。音量の調整ができるのは嬉しいですね。
その他、ファンクション・モードで操作をすれば、メトロノーム音色や拍を刻むパターンなどを設定することができます。
メトロノームの音色は、標準のクリック音、電子音、声(日本語/英語)、犬とネコ、ウッドブロック、トライアングル/カスタネット、手拍子から選べます。 私のオススメはトライアングル/カスタネット。聴き取り易いのは、ウッドブロックです。
メトロノームの音色






