音、鍵盤、タッチ、そしてペダルも♪
さて肝心のピアノとしての性能を見ていきましょう。ローランドピアノ・デジタルには、HPシリーズ、デジスコア・シリーズ、スタイリッシュ・シリーズ、デジタルグランド・シリーズと大きく4つのラインナップがありますが、前回まで紹介していたHP207は、ピアノとしての基本性能にこだわり抜いたHPシリーズの最高級モデルです。
今回紹介しているHPi-7Sは、デジスコア・シリーズの中心モデルで、ピアノの基本クオリティは先月まで紹介していたHP207とほぼ同じです。(ピアノ・レゾナンス機能で多少違いがありますので、詳しい違いは製品情報ページで確認してくださいね)音源は、フルコンサート・グランドピアノの音を1音1音丁寧にサンプリングした「88鍵ステレオ・マルチサンプリング・ピアノ音源」の贅沢で豊かな音。そして最高級のグランドピアノに使われていた象牙の白鍵、黒檀の黒鍵の手触りと見た目を忠実に再現したアイボリー・フィール鍵盤には、もちろんグランドピアノ特有のエスケープメントもついています。
鍵盤は非常に手触りがよく、タッチは自然でかつ、しっかりとした弾き心地です。ピアノの音楽表現には欠かせないダンパーペダルもHP207と同じく「連続検出ペダル」で、微妙なニュアンスをも汲み取ってくれます。
このようにHPi-7Sは、ピアノとしての基本性能は、このmnaviアカデミーの第1回~4回でご紹介したHP207と同じクラスの、とても品質の高いピアノです。これに加えて、デジスコアで自宅練習をサポートしてくれるレッスン・プログラムが満載です。
充実のレッスン機能♪
レッスン機能について、今回は簡単にプログラムだけ見ていくことにしましょう。それぞれの具体的な活用法は次回以降じっくりと紹介したいと思います。
ドレミコース
ピアノをはじめたばかりの方のために音楽のイロハを勉強できるプログラムです。学ぶ人の必要に応じて、譜表での音符の読み方やリズムのトレーニング、指番号や指くぐりなどをゲーム感覚でしかも分かりやすい解説つきで楽しく学べます。
ビジュアル・レッスン
専用課題曲のほか、内蔵曲や市販のミュージックデータに合わせて演奏すると、自分の演奏を添削してくれるレッスン機能です。デジスコアの譜面上で自分の演奏の間違えた箇所を確認したり、演奏を聴き直すことができます。点数やアドバイスも表示されるので、高得点を目指して、ついつい何度も繰り返し練習してしまいます。たくさんの曲で挑戦できるので初見の練習にも使えますね。
ツインピアノ・ゲーム
88鍵の鍵盤を左右の領域に分けて、2人で並んでそれぞれを同じ音域で演奏することができる「ツインピアノ」機能を活かしたゲームです。聴音と譜読みを2人で楽しくトレーニングできます。
ワンダーランド
聴音や譜読み、リズム、コードネームのトレーニングなどを、ゲーム感覚で行ううちに、ソルフェージュの力を自然に身に付けることができるレッスン・プログラムです。繰り返し、しかも楽しみながら習得していくことができます。
いかがでしたでしょうか? 「練習が楽しくなるデジタルピアノ!」HPi-7Sの特長をざっとご紹介しました。ぜひお近くの楽器店で体感してみてくださいね。次回からはより詳しくご紹介していきます。どうぞお楽しみに。

profile:笹田優美(ささだ ゆうみ)
国立音楽大学教育音楽学科在学中よりローランドのデモンストレーターとして活動。吉祥寺系アングラバンド"KORIE-DAN"でピアノ&シンセサイザーを担当し"曼荼羅" をベースに定期的にライブを行う。大学卒業後、高校教師(音楽科)を経て、ローランドの教材開発スタッフおよびクラシック、ポピュラー・ピアノ担当として後進の育成にあたる。現在、自宅スタジオMUSIC OASIS VERDEを主宰。レッスンの他、全国各地にて音楽指導者向けのセミナーを行う一方、コミュニティFM の生放送のパーソナリティや、音楽番組の企画・制作などでも活躍している。
趣味はバリ舞踊&アロマテラピー

