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PIANO 第6回 HPi-7S ~徹底検証 その2~ 譜読みも楽しく♪ 笹田優美

こんにちは。気がつけば今年もあと1ヵ月と少し......と言うことで、そろそろこの2007年を振り返る時期になりました。この1年「音楽」を通して多くの人たちと出会い、とても刺激的な年でした。
皆様はどんな1年でしたでしょうか?

さて私はピアノを教える仕事をしていますが、中には"ピアノを弾くこと"ではなく"楽譜が読めるようになりたい"という目的でレッスンに来られる方もいます。50代から合唱を始められた女性は、レッスンでは主に譜読みの勉強をされています。この方は"新しい曲を勉強する時に、譜面を見て、すらすら歌うことができたらどんなにいいでしょう!"とおっしゃいます。話を聞いてみると、合唱やゴスペルのサークルでは譜面に強い人も中にはいますが、全体練習での音を録音して、家でそれを何度も聴いて、耳で覚えて歌っている方が多いとのこと。音を聴き取って覚えていく方法も否定はしませんが、確かにそれだけでは限界もありますね。

この他にも"ふと思い浮かんだフレーズを譜面にして、さらにコードを付けたい"とオリジナルの曲を譜面にすることを目的にレッスンにいらっしゃる方もいます。

「譜面に強くなる」ことは、ピアノだけでなく、歌やギター、ベース、管楽器など、楽器を問わず音楽を勉強する人には共通の望みですよね。前回からデジスコア・シリーズの新製品、HPi-7Sを徹底検証していますが、HPi-7Sは、音楽の基礎的なことを楽しく学べるレッスンメニューが満載!「できたらいいな~」の強い見方です。今回は、このピアノのレッスン機能の中から「譜読み」をキーワードにお送りします。

ドレミコース♪

講師仲間やピアノを弾ける友人に"どうやって音符を読めるようになったか"を尋ねると、みんな口をそろえて「覚えていない」とのこと。そう言えば小さい頃、言葉を覚えていく段階も、はっきり覚えていませんよね。でも、ひらがなや漢字をどうやって習得したかは覚えていますよね。お手本を見て、書いて、声に出して読んで、また見て、書いて、読んで、の繰り返し。学校に入ったら、授業で覚えて、宿題でやって、テストをして......、繰り返しながら覚えていったのではないでしょうか? 「譜読み」の勉強はこれに近いと思うのですが、勉強する側も指導する側もとても根気が必要です。そういう基礎的なお勉強は「ドレミコース」で楽しく学ぶことができます。

レッスンボタン

▲レッスン・ボタン

ドレミコースのメニュー

▲ドレミコースのメニュー

「ドレミコース」は、音符を見て正しい鍵盤を弾く勉強や、メトロノームにあわせてリズムを打つ練習、指番号、指くぐりの練習など、ピアノ演奏の「基本の基本」を楽しみながら学べる初心者向けのプログラムです。中でも「はじめてのドレミ」では鍵盤の位置と譜面上の音符の位置、音名を一致させて覚えることで、譜読みの基礎を楽しみながら身につけることができます。

はじめてのドレミ

▲はじめてのドレミ

初心者の方は、譜読みゲームにチャレンジする前に、この画面の状態で、鍵盤に触れてみましょう。中央のド周辺の鍵盤をランダムに押さえると、その音の五線譜での位置の表記、音の名前を示してくれますよ。試しに中央のドからドレミファソ~と高い音に向かって弾いてみましょう。音が上がっていくと、画面の譜面に音符が、線、間、線、間、線と五線を上がっていきますね。
一目瞭然、なんて分かり易いのでしょう! 今度は、ドシラソ~と降りてみましょう。。

ここで素晴らしいのは、鍵盤を弾く音を聴くその音を譜面で見る鍵盤位置を見るなど......、
様々な感覚を使って、読譜力を身につけることができるところです。五線譜を読む時は、ト音記号、ヘ音記号などの音部記号と、5本の線、線と線の間(かん)を見ながら読んでいきます。もちろん皆さんそれぞれ色々と工夫して勉強されていると思いますが、ノートだけの勉強では、習得するのに非常に時間がかかります。「はじめてのドレミ」での譜読み勉強に加えて、更に弾いた音を声に出して確かめたり、ノートに書いたりして繰り返すことで、弾く聴く見る歌う書く...と様々な感覚を使ったバランスのよい音感トレーニングになります。

譜読みが少し分かってきたら○を押してゲームで腕試しです。カードの五線譜に示された音符を見て、分かったら、なるべく早く鍵盤を弾くというゲームです。

はじめてのドレミ ゲーム画面

▲はじめてのドレミ・ゲーム画面

全問正解しても時間がかかっていると100点もらえないので、結構厳しいのですが、ピアノの演奏は、音符を見て考える、というものではないので、このゲームはとても現実的ですね。私もピアノ・レッスン用のフラッシュ・カードを使って、譜読みのレッスンをしますが、自宅にいながら、1人で、またはご家族と一緒に楽しみながら、このような勉強をできるなんて素晴らしいですね。

カードのやかた♪

デジスコア・シリーズではお馴染みのレッスン・プログラム「ワンダーランド」にも「譜読み」を勉強できるプログラムがあります。

カードのやかた

▲カードのやかた

「カードのやかた」は先述の「はじめてのドレミ」と同様、カードでの譜読みを勉強できますが、レベル別に「れんしゅう」と「採点」を選ぶことができます。また、単音だけでなく和音でも勉強できますので、自分のレベルや目的に合わせて「はじめてのドレミ」と上手く組み合わせていくと、読譜の力が自然に身に付くと思います。