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PIANO 第11回:HPi-7S ~徹底検証 その7~ 知れば知るほどデジスコア 3♪ 笹田優美

こんにちは。桜だ~花見だ~と浮かれていたら、あっと言う間にもうゴールデンウィークですね。

私はピアノのレッスンでは、アコースティック・ピアノや打楽器などいろいろな楽器を使っています。デジタルピアノは、レッスンですぐに使えるようにミュージックデータを選曲しておいたり、レッスンで使う音に設定しておいたりします。小さな生徒さんのレッスンで、ボタンで遊んでしまうのを防ぎたい場合は、ボタンを効かなくすることができる[パネル・ロック]に設定する時もあります。[パネル・ロック]は、ピアノの音以外でも、使いたい音を選んだ状態で設定できます。操作は簡単!ワンタッチ[ピアノ]ボタンを押したまま[カウント/マーク]ボタンを押します。

また電源を切っておいて、あえて生徒さん自身に電源を入れてもらうこともあります。実はデジスコア・シリーズでは、デジカメなどで撮影した画像を、電源を入れたときに、画面に表示することができるんです! ちなみにこの写真はうちのレッスン・ルームからデジカメで撮影した八重桜を表示させたもの。毎年4月下旬に満開になるので、生徒さんとレッスンの後、お花見をするんですよ。

レッスン室のHPi-7S デジスコアに八重桜の写真

▲レッスン室のHPi-7S 画面に八重桜の写真

画像が現れるのはほんの一瞬ですが、マジックみたいで、何だか楽しいですよね! 設定も簡単です。写真をパソコン経由でUSBメモリーに保存し、HPi-7Sの端子に差し込みます(BMP形式またはJPEG形式で保存された画像を表示できます)。

設定ボタンで[ユーザー画像表示]を選びます

▲設定ボタンで[ユーザー画像表示]を選びます

初めてピアノを弾いた時や発表会の時などに撮影し、写真をストックしておいて、時折、こういう仕掛けを考えるのも楽しいですね。

さて「知れば知るほどデジスコア」ということでお送りしています3回目、今回はデジスコアをより楽しむためのペダルの活用法を紹介します。

デジタルピアノのペダル♪

ペダルについては、これまで何度か書きましたが、デジスコア画面の中でも簡単にペダルの設定を切り替えることができます。

譜面+設定画面

▲譜面+設定画面

電源を入れたあと最初に表示される画面では、右上に様々な設定項目が出てきますが、この中に[ペダル]という項目があります。通常はこのように[ピアノ]という状態になっています。ペダルの設定が[ピアノ]になっている時は、グランドピアノの3本ペダルと同じ状態です。一番右がダンパー・ペダル。ペダルを踏むと弦がダンパーから解放され、弦の響きの余韻を長く残すもので、一番知られたペダルでしょう。 ダンパー・ペダルは単に音を長く伸ばすだけでなく、実は他にも様々な効果があり奥が深いのです。例えばレガートで演奏する時には、音が濁らないようにダンパーが弦に触れるか触れないかの微妙な状態で、次の音を弾く直前にとても注意深く踏みます。理想の音を出すためにはペダルを踏むタイミングや深さなど細かい技術も必要です。HPi-7Sに採用されている「連続検出ペダル」は、このような微妙なニュアンスをも汲み取ってくれるペダルなのです。

左のペダルはソフト・ペダル。踏んでいる間、音が柔らかくなります。ダンパー・ペダルと同じく、踏む深さによって微妙に音のニュアンスが変わります。そして真ん中のペダルがソステヌート・ペダル。このペダルを踏んだ時に押さえていた鍵盤の音のみ、ダンパー・ペダルを踏んだときのように弦の響きが残り、その後に弾いた音は音の変化がありません。

ペダルの機能は、この[ピアノ]の他に、[おたすけ][譜めくり][ユーザー]と弾く人の必要に合わせて設定できます。私が[ピアノ]の次によく使うペダル設定は[譜めくり]です。ペダルで[譜めくり]ってどういうこと!?と思われた方もいらっしゃるでしょう。ではその[譜めくり]に設定してみましょう。