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内蔵曲でドラムを研究♪

鍵盤で基本の8ビートが叩けるようになったら、内蔵曲のミュージックデータに合わせて練習してみましょう。Jポップやポップス、映画音楽、アニメソング、ピアノの練習曲など、合わせて叩けそうなミュージックデータがたくさんありますよ。どんなドラム・セットが使われていて、どんな風に叩いているのかは、16トラックを表示すれば確認することができます。この時、16トラック画面でドラムのパートを選択すると鍵盤の音色もドラムの音になります。ただその譜面通り、そのままに弾くのは、おそらく難しいので、最初はミュージックデータと一緒に、しっかりリズムをキープしながらシンプルな8ビートで合わせてみましょう。上手くできるようになったら、ドラムのパートをミュートして叩くと良いでしょう。

ドラムを録音してみよう♪

さてドラムに慣れてきたところで、実際に簡単な8ビートのリズムパターンを録音してみましょう。ドラム音色を選んで、[録音]ボタンを押して演奏するだけで簡単に録音できます。ドラムやパーカッションの音色は、R(リズム)パートに入ります。

HPi-7Sのレコーダー

▲HPi-7Sのレコーダー

HPi-7Sのレコーダーは、R(リズム)パートを含めて5つのトラックで構成されていますが、さらに細かく録音したい場合は16トラック・シーケンサーを使います。16トラック・シーケンサーについてはまた別の機会にお話しますが、ドラムやパーカッションは、10(D)、11(S)の2つのトラックに録音できます。

●録音の手順
1. ドラム・セットの音色を選ぶ。
2. 録音ボタンを押して、録音待機状態にする。
3. 録音するテンポを決めメトロノームを鳴らす(4/4)。
4. まず4小節間、鍵盤で基本の8ビートを演奏する。
5. 演奏を聴く。
6. リズムにバラツキがあればクォンタイズをかける。
7. 必要な小節数だけコピーする。
8. 名前を付けて本体の「お気に入り」や記憶媒体(USBメモリーやフロッピーディスク)に保存する。

曲の編集 コピー画面

▲曲の編集 コピー画面

この方法で簡単な8ビートのパターンは録音できます。もちろん録音するには、鍵盤で8ビートを叩けるようになるまで練習が必要です。メトロノームは必ず使ってください。必要があれば8分音符の補助刻みを入れるとよいでしょう。


パターンのテンポ変更方法

またHPi-7Sでは、上記のようにして録音したパターンのテンポはもちろん、ミュージックデータの基本テンポもあとから自由に変えることが可能です。テンポを決めて[録音]ボタンを押しながら[曲の頭]ボタンを押せば、新たにテンポを設定することができます。

曲の編集 コピー画面

▲パターンをコピーして、さらにテンポを120に変更したドラム・パートのデジスコア

今回は初心者のための簡単なドラム・パターンの録音方法を紹介しました。もちろん、これは一番シンプルな例であって、当然、パターンを少し変えたり、フィルインを加えたりしたいですよね。また、ボサノバやスイング、シャッフルなど8ビート以外のリズムスタイルにも挑戦したくなるところですが、それはまたの機会にお話しますね。

 

笹田優美

profile:笹田優美(ささだ ゆうみ)
国立音楽大学教育音楽学科在学中よりローランドのデモンストレーターとして活動。吉祥寺系アングラバンド"KORIE-DAN"でピアノ&シンセサイザーを担当し"曼荼羅" をベースに定期的にライブを行う。大学卒業後、高校教師(音楽科)を経て、ローランドの教材開発スタッフおよびクラシック、ポピュラー・ピアノ担当として後進の育成にあたる。現在、自宅スタジオMUSIC OASIS VERDEを主宰。レッスンの他、全国各地にて音楽指導者向けのセミナーを行う一方、コミュニティFM の生放送のパーソナリティや、音楽番組の企画・制作などでも活躍している。
趣味はバリ舞踊&アロマテラピー