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PIANO 第19回:ローランドピアノ・デジタルVIMA RK-300 ~ピアノをリビング・ルームの主役に♪~  笹田優美

こんにちは。2008年もいよいよ終わりますね。皆さんにとってはどのような1年でしたでしょうか?
今年は春に、前回紹介した優雅な電子チェンバロC-30や、コンパクトなデジタルグランドピアノRG-1などが発表され、11月にはローランドピアノ・デジタルVIMA RK-300、そして12月にはエレガントで高品位なデジタルピアノLX-10が発売されました。今年のローランドピアノ・デジタルは、それぞれとても魅力的で、他に類を見ないオリジナリティあふれるピアノが多かったように思います。そんな新製品の中から、これから数回にわたって、11月に発売されたローランドピアノ・デジタルVIMA RK-300をご紹介します。1回目の今回は、VIMA(ヴィーマ)の全体の印象と概要です。

ローランドピアノ・デジタルVIMA RK-300

▲ローランドピアノ・デジタルVIMA RK-300

皆さんのお宅のピアノはどのような場所にありますか? またピアノを購入したらどこに置かれる予定でしょうか? ピアノって応接間にポツンと置いてあったり、ピアノを習っているお子様の部屋に置いてあったり......。またリビングにあっても、弾いている時間はごく限られた時間だったりしませんか? このローランドピアノ・デジタルVIMAは、音楽が生活の一部になることで、より豊かで充実した毎日が送れるように!との思いから作られた楽器なのだそうです。

まず目がいったのは「CD作成機能」と「アニメ機能」♪

VIMAを最初に見たのは10月に行われた新製品発表会。VIMAを紹介するステージにはリビング・ルームが再現されていて、"ピアノを習っている娘さんと音楽好きのお父さん"という設定で、さまざまな機能を紹介しつつ、いろいろな楽しみ方が提案されていました。

これまでにもローランドピアノ・デジタルのラインナップには、家族みんなで楽しめるピアノがありましたが、今回のVIMAはその中でも特にエンターテインメント性の高いピアノです。マイクだけでなく、ギターや電子ドラムを直接接続して、VIMAのスピーカーで鳴らすことができるので、ボーカル、ピアノ、ギター、ドラムなどの編成でバンド演奏も楽しめるのです。多機能なデジタルピアノですが、操作パネルはとってもシンプルです。楽器本体の液晶ディスプレイも大きくて、とっても見やすいですね。

▲シンプルにデザインされた操作パネル。

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    「操作パネル」の写真をクリックすると、操作パネル上の文字など詳細をご覧いただけます。

▲大きくて見やすい液晶ディスプレイ。

VIMAには、他のローランドピアノ・デジタルにはない新機能が豊富に搭載されていますが、私が特に気になったのが「CD作成機能」。VIMAにはCDドライブが搭載されていて、しかも本体にオーディオ録音ができるのです! つまりVIMAで演奏した曲はもちろん、いろんな楽器をつないでセッションした演奏をすぐに録音できて、さらにはパソコンなしでCD化できるのです。自分で弾き語りしたり、仲間や家族と歌ったりしたものも同じようにCD化できるので、ちょっとした曲作りやデモCDなんかも気軽に作成できて便利ですよね。もちろん録音した演奏はUSBメモリーに保存することもできます。また、ピアノを習っている方は、まるで写真で成長の記録を残すような感覚で、演奏を保存しておくといい記録になります。今回の「CD作成機能」と「オーディオ録音」は、デジタルピアノとしては国内初の搭載だそうです。

▲CDドライブが標準装備され、手軽にCD作成を楽しめます。

また、新製品発表会でも特に印象的だったのが「アニメ機能」。鍵盤を弾くと、本体ディスプレイや接続したテレビにアニメーションを表示できる機能で、とてもユニークだと思いました。鍵盤で弾く音の強弱や音程に合わせて、ディスプレイには、光の玉や雪の結晶、花びらや音符、音名などの映像(アニメーション)が現れ、そして動くんです。

▲「光」「雪の結晶」「花びら」などのアニメーションが音に合わせて動きます。

ピアノ演奏を聴くだけでなく見ることができて、とても新鮮な感覚になりました。これは遊び心があっていいですね。この曲ならば、この映像で......などとイメージに合わせて映像を選び、フレーズをこんな風に弾くと、どんな風に映像が動くのだろう?と、あれこれ試して弾くのも面白いです。音と映像がシンクロするアニメ機能は、演奏者のイメージがふくらむので、作曲する人や子供のレッスンでもいろいろと活用できるなと思いました。こんなデジタルピアノができるなんて、数年前まで想像もつかないことでした。