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第37回:HP307 その7♪~デジタルピアノを使いこなそう~ツインピアノ

雨の季節になりましたね。“蒸し暑くて鬱陶しい”と思うか“雨音がロマンティック♪”と思うかは、雨の降り方や気温、その日の気分などにもよりますね。数え切れないほど「雨」を題材にした曲があるということは、ロマンティック派も多いのかな~? みなさんはいかがでしょう? 休みの日に雨が降ったら無理に出かけないで、ゆったりとピアノを弾いて過すのもいいですね。

さて、前回は「練習」をテーマにお送りしました。今回はHP307の“ツインピアノ機能”をクローズアップして紹介します。

▲写真1:HP307

その前に~HP307内蔵曲の紹介

「雨」の曲......バラード系もあれば弾むようなポップな曲もありますが、私の中で一番に浮かんだフレーズは、ザ・ビートルズの「レイン」。ベース・ラインがすごく斬新な曲なんですよ! ドナルド・フェイゲンの「ウォーク・ビトウィーン・レインドロップス」などは、雨の日が楽しくなる曲ですね♪

みなさんは、どんな曲が浮かびますか? 暑い夏が来る前のこの時期、雨の曲をいろいろと聴いたり弾いたり、作ったりしてみるのもいいですね。

現在紹介中のローランドピアノ・デジタルHP307には、ショパンの前奏曲第15番変ニ長調「雨だれ」が内蔵曲として入っています。

▲画像2: 弾きたい曲がたくさん~

ミュージック・データはオケの伴奏付きで入っていますが、伴奏をミュートしてピアノ・パートのみで聴くこともできますよ。

▲伴奏あり

▲伴奏なし(ピアノ・パートのみ)

本題~ツインピアノとは?

ツインピアノとは、88鍵の鍵盤を2つの領域に分けて、2人で同時に、同じ音域のピアノを演奏できる機能です。2004年発売のローランドピアノで初めて登場した機能で、当時、とても話題になりました。今やローランドピアノ・デジタルには、すっかりおなじみの機能ですね。

[ツインピアノ]ボタンを押すだけで、鍵盤が左右2つの領域に分かれ、それぞれで「中央のド(C4)」を中心として演奏することができます。つまり簡単に言いますと、音域の狭いピアノが2台ある状態になります。ですから、左側に座る人が低い音域を弾く「連弾」とは違った楽しみ方ができます。

▲画像3:操作は[ツインピアノ]というボタンを押すだけ♪

ツインピアノ・モード時の鍵盤は、左側の鍵盤領域が40鍵、右側が48鍵です。右側の方の低音域が8鍵分多いので、2台のピアノとしての演奏を楽しむ場合は、低い音域をより多く使うパートを弾く人が右側に座るとよいですね。

▲画像4:右側の方が少しだけ低音の音域が広いです。

お子さんが初心者で、ご家族にピアノが弾ける人がいれば、まず、練習曲や童謡などの簡単な曲を弾いてあげて、次にツインピアノにして並んで一緒に弾く、ということができます。横で同じ曲を一緒に弾いてもらえると、お子さんも楽しく練習できますよね。

ツインピアノ機能を選んでいる時のペダルは、右側のダンパー・ペダルは、右鍵域用のダンパー・ペダル。左側は通常ソフト・ペダルですが、ツインピアノ・モードの時は左鍵域用のダンパー・ペダルになります。[ツインピアノ]ボタンを押すだけで、ペダルも瞬時にこのような状態に設定されるのはうれしいですね。

▲画像5:左右それぞれでダンパー・ペダルが使えるので便利♪

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Profile

笹田優美(ささだ ゆうみ)

笹田優美(ささだ ゆうみ)

国立音楽大学教育音楽学科在学中よりローランドのデモンストレーターとして活動。吉祥寺系アングラバンド"KORIE-DAN"でピアノ&シンセサイザーを担当し"曼荼羅" をベースに定期的にライブを行う。大学卒業後、高校教師(音楽科)を経て、ローランドの教材開発スタッフおよびクラシック、ポピュラー・ピアノ担当として後進の育成にあたる。現在、自宅スタジオMUSIC OASIS VERDEを主宰。レッスンの他、全国各地にて音楽指導者向けのセミナーを行う一方、コミュニティFM の生放送のパーソナリティや、音楽番組の企画・制作などでも活躍している。
趣味はバリ舞踊&アロマテラピー