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> 第59回:デジタルピアノともっと仲良く(その1)♪

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ピアノ・デザイナーで自分仕様に調整♪

前回も少し触れましたが、ピアノ・デザイナー機能では、ピアノの音やペダルに関するさまざまな調整ができ、電源を消してもピアノ本体に設定を記憶しておくことができます(メモリー・バックアップ)。

▲画像6:大屋根の開閉で調整します♪

通常【4】に設定されています。これを[−][+]ボタンで変更します。音のやわらかさや明るさなど、ずいぶん雰囲気が変わりますのでいろいろと試してみましょう。アコースティック・ピアノでも普通にやることですが、歌の伴奏の時は、ピアノの蓋は全開でなく大屋根【1】~【2】くらいにします。内蔵曲やミュージックデータでアンサンブルしたり、他の楽器の人たちとセッションする時などは、ピアノの音が埋もれないように【5】や【6】にします。

音や鍵盤に関する設定を、電源を切っても次にいちいち設定しなくていいよう楽器本体に記憶させておきたい場合は、[設定]からメモリー・バックアップしてくださいネ。

ミュージックデータに合わせて♪

ほとんどのデジタルピアノには内蔵曲としてクラシック、J-ポップ、ポピュラー、アニメ・ソング、練習曲など多くのミュージックデータが入っています。また、PCからインターネットで最新の曲や好みの曲をダウンロードして、アンサンブルを楽しむこともできます。ミュージックデータは聴いて楽しんだり、一緒に歌ったり、リズムを取ったり、ピアノ演奏部分の音をミュート(消音)してアンサンブルしたりできます。

「曲の頭」からピアノのパートがある場合や、イントロのない曲と一緒にアンサンブルする場合は、カウントを聴いてからタイミングよく演奏を始める「カウント・イン」機能を使います。操作は、[メトロノーム]ボタンを押しながら[再生/停止]ボタンを押すだけです。2小節間カウントが入るので、カウントの最後の拍でしっかり息を吸って心の準備をしてから弾きましょう。

▲写真7:タイミングを合わせて演奏します♪

この時、前回も触れましたが、もし自分の弾くピアノの音が聴こえにくい時は、[音量バランス]ボタンから音を調整し、鍵盤の方を少し大きくしましょう。特に練習曲を弾いている時などは、自分の音をしっかり聴きながら演奏したいですね。ポップスやジャズなどのジャンルや曲によっては、そんなにピアノの音を浮き上がらせなくてもよいのでは? という意見もあります。どのくらいのピアノの音量でミュージックデータとアンサンブルすると心地よいのか……そちらもいろいろと試してみましょう。

今回の紹介で使用した画像は、すべてHP507の操作画面です。他の機種も同様の調整が行えますので、操作方法などはお持ちの楽器の取扱説明書で確かめてくださいね。

さて次回は最終回。デジタルピアノを通しての出会いや楽しみ方についてまとめていきます。お楽しみに♪

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Profile

笹田優美(ささだ ゆうみ)

笹田優美(ささだ ゆうみ)

国立音楽大学教育音楽学科卒業後、高校教師(音楽科)を経て、ローランドの教材開発スタッフおよびクラシック、ポピュラー・ピアノ担当として後進の育成にあたる。現在は自宅スタジオMUSIC OASIS VERDEを主宰。レッスンや執筆活動の他、全国各地にて音楽指導者向けのセミナーを行う一方、コミュニティFM の生放送や音楽会のナビゲーター、音楽番組の企画・制作などでも活躍している。

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