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ミュージシャンにとって重要な部分が細かく進化している

─ 今回、最新のSONAR 7を試奏していただきましたが、まず率直な感想はいかがでしたか?

M:MIDIデータの打ち込みが、とても便利になりましたね。今までだと、ピアノロール画面で、選択ツールだとか入力ツールだとかを切り替えて操作しなければいけなかったのが、マウスのホイール・ボタンで切り替えて操作できるのは、とても実践的だと思いますよ。僕がMIDIデータを打ち込む際は、ショートカット・キーを使ってツールを切り替えるようにしていますけど、SONAR 7のマウス操作の新機能を使いこなせれば、今よりも、もっと速く打ち込みができそうですね。あと、コンソール・ビューのデザインも、かなり見やすく、カッコよくなりましたよね。

K:使わないウィンドウを半透明にして表示できるという機能も凄いよね。これなら、ディスプレイ画面を有効活用できますね。

M:最初にも言いましたが、僕らがSONARを使うのはデモ作りの作業がメインなので、これだけ打ち込みなどの作業がパッパッと素早くできるようになると、イメージをすぐに形にできるので、とても嬉しいですよ。SONAR 7を使えば、今よりもさらにスムーズに作業が進められそうなので、その分、これまでよりも作る曲数も増やせそうな気がしています。どんどん曲を作っていけますね。

SONAR 7について語るMEGさん

─ また、少々エンジニア向けの機能になりますが、高性能のマスタリング用エフェクト(内部演算64ビット処理)が標準で搭載されているというのも、SONAR 7の大きな特色になっています。デモ作りだけでなく、レコーディングからミックス、マスタリングまでSONARで完結させたいというユーザーには、大きな魅力だと思います。

LP-64 Multiband

▲画像1:リニア・フェーズ・マスタリング・コンプレッサー/リミッター「LP-64 Multiband」をはじめとする、プロ・グレードの新型マスタリング・エフェクト(高精細64ビット倍精度浮動小数点オーディオ・エンジン)がSONAR 7 Producer Editionには標準搭載されている。

M:そういう機能は、ドラムのSASSYが大喜びすると思いますよ。アイツは、そういうエンジニアリング的な作業も大好きですから。

K:僕らがCDを作る際も、マスタリングでサウンドが大きく変わることは経験していますから、そういった細かい部分までしっかりと作られていることは、宅録ミュージシャンには重要ですよね。

M:とにかくSONARの進化には、驚くことばかりですよ。

バージョン・アップしたV-Vocalは新しいMIDI入力ツール

─ それともうひとつ、忘れていけないSONARの目玉機能と言えば……。

M:V-Vocal!(笑)

─ こういった、ピッチ修正系のソフトは使っていますか?

M:いえ、ボーカルには「ちゃんと歌え!」って言っているんで(笑)、ピッチ修正の目的では使っていません。でも確か、SONAR 7からは、V-Vocalを使ってオーディオ・データをMIDIデータに変換できるんですよね?

─ よくご存知ですね(笑)。「Pitch to MIDI機能」と言いまして、例えば、ギタリストがMIDIデータを打ち込むのに、マウスやMIDIキーボードを使うのではなく、ギターをオーディオで録音して、それをV-Vocalに取り込めば……。

K:あ、MIDIデータに変換された! これはマジ凄い! こんなに簡単にギターのフレーズをMIDIデータ化できるんですね。マズイな、これは(笑)。

M:困りましたねぇ。欲しくなっちゃうじゃないですか(笑)。でもこれは、新しいMIDI入力ツールとして、マジで大活躍するんじゃないですか。

V-Vocalについて語るカズトさん

─ しかもV-Vocalは、そもそもボーカルなどのオーディオ・データのピッチや発音タイミングを、音色を変えずに自由自在にコントロールできるツールですから、ギターで弾いたフレーズや鼻歌も、きちんと補正してから精度の高いMIDIデータにすることができるんです。

V-VocalのPitch to MIDI機能

▲画像2:オーディオのピッチ、タイミング、フォルマント、ダイナミクスを独立して編集できるV-Vocalプロセッサー。SONAR 7からは、録音したオーディオ素材をMIDIデータに変換できる「Pitch to MIDI機能」が搭載された。

K:機能が凄いだけでなく、簡単に操作できるというのがいいですよね。僕の曲作り方法は2パターンあって、ひとつはギター・リフから作り始めて、それを展開させながらリズムを打ち込んでハードな曲に仕上げていくんです。そして、もうひとつのパターンが、鼻歌なんです。鼻歌を歌って、いいメロディができたらギターで音を拾って、それをMIDIデータとして打ち込んでいくんですが、このV-VocalのPitch to MIDI機能を使えば、鼻歌から一発でMIDIデータにできるわけですよね? これは是非とも使ってみたいですね。

─ それでは最後に、SONARを使って自宅でロックを作っているアマチュア・ギタリストに、ホーム・レコーディングをするうえでのアドバイスをお願いします。

K:僕もそうなんですが、1人でパソコンに向かってギターを弾いていると、気付いたら、物凄く時間が経っているということがよくあるんです。それが深夜の2時や3時くらいになると、変にテンションが上がってきて、寝付けなくなったりして。でもそういう時は思う存分、ギターを弾き続けたほうがいいと思います。そうして作った曲を後日聴き直すと、物凄く恥ずかしかったりするんです(笑)。でもそれは、僕は名曲だと思います。そういう時って、ユニークな曲ができている確率が高いと思うんですよ。SONARなどのソフトを使えば、自宅で何時間でも曲作りに向き合うことができるじゃないですか。そこが宅録の一番いいところだと思うんですよ。しかも、それだけ弾けば、ギターも確実に上手くなりますからね。めいっぱいギターを弾いて、疲れたら寝る。それを繰り返していけば、きっと名曲に近づいていけるんじゃないかな、と思います。

M:僕らがデビューしたばかりの頃に、アレンジャーさんから、「ザックリでもいいから、できるだけスピーディに1曲を仕上げたほうがいい」というアドバイスをもらいました。曲を作る際には集中力が大切ですが、人間、そんなに長時間は集中力を持続させられないじゃないですか。だから、できるだけ素早くデモを完成させるようにしたほうがいい、ということなんです。今日、最新のSONAR 7を試奏してみたら、本当に凄く使いやすくなっていて、スピーディにデモを作るには、本当にSONAR 7が強力な味方になると思います。ですから皆さん……、SONAR 7を使ったほうがいいと思います(笑)。

試奏を終えて

 

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