使いやすく、すべての機能が凝縮したCUBE-80Xを
ぜひプリプロで活用してみたい
─ 今日は一色さんにCUBE-80X、小川さんには新しいチューナーのボスTU-1000を試奏していただきましたが、それらの感想はいかがでしたか?

I:このアンプはとても便利ですね。すごく使いやすいし、すべての機能が入っているから、いろんな機材を引っ張り出してこなくても、この1台だけで完結できますよね。内蔵しているエフェクトも充実しているし、ディレイがあって、タップ・テンポの設定までできるっていうのは、大きなポイントですよね。とにかく、「思いついたことがすぐに試せる」ということが、とてもいいと思います。
─ ギターとシールドさえあれば、十分にギターを楽しんでいただける機能を搭載しています。
I:チューナーまで内蔵されてるんですからね。これだけ揃ってれば、「もう、これでいいじゃん!」って思っちゃいますよ(笑)。しかも、レコーディング・アウト端子まで用意されているから、これをオーディオ・インターフェースに接続すれば、もうパソコンでレコーディングもできますよね。これが自宅にあったら、とても便利ですよ。プリプロでも重宝するでしょうね。
─ 80W出力ですので、ライブでも十分なパワーだと思います。
I:80Wもあるんですか。確かに、演奏しながら「随分とパワーがあるな」と感じていたんです。ライブで積極的に使いたいという人にも、これはオススメできますね。
─ AUX IN端子も用意しているので、MP3プレイヤーなどの音楽と一緒に演奏を楽しんだり、練習するといった使い方も可能です。
I:なるほど。完璧ですね。これだけシンプルなのに、ソロ・ボタンで音色を保存できるというのもいいですし、ルーパー機能も十分に遊べるし。マニュアルを見なくても、本当に感覚的に使いこなせますよ。
─ モデリングによるアンプ・タイプはいかがでしたか?
I:アコースティック・シミュレーターを選ぶと、ちゃんとアコースティック・ギターっぽい音になりますし、アンプ・タイプで「TWEED」を選んでスプリング・リバーブを多めにかけると......、もうベンチャーズですよね。中学生の頃に"テケテケ"とやってたような気がします(笑)。それにトーンの効き具合が、セレクトしたアンプ・タイプのオリジナル・モデルと同じようなになるっていうのもすごいですね。素晴らしいと思いますよ。欲しくなりました(笑)。ぜひプリプロで使ってみたいですね。

─ TU-1000はいかがでしたか?
H:僕は、ボスのチューナーTU-2を使ってるんですが、野外で直射日光が強いと表示がやや見づらくなってしまうこともあるんですが、これは表示が大きくて、遠くからでも見やすいですね。
─ 高輝度LEDメーターを採用していて、メーターの表示パターンもピッチの高低をランプで知らせるCENT表示と、ストロボ・チューナー的に光の流れるスピードで知らせるSTREAM表示の2通りから選べるようになっています。また、チューニングの完了をメーター表示するアキュピッチ・サイン機能も搭載されているんです。
H:なるほど。本体からコンパクト・エフェクターへ電源も供給できるんですね。
─ 7PパラレルDCケーブルを付属していますので、6台までコンパクト・エフェクターの電源供給が行えます。普段小川さんは、ベースにはどのようなコンパクト・エフェクターを使用していますか?
H:生音をメインにしつつ、歪み系と、ボスのベース・イコライザーGEB-7を使ってます。
─ ベース・イコライザーは、どういう目的で使用しているのですか?
H:主に、スラップ時の音作り用ですね。僕はいつも、ハイを強調しないベースの音作りをしているので、スラップ時だけややハイが派手に鳴るように4.5kHz付近を強調させるんです。ただ、それだけでは低音感が薄くなるので、120Hzも軽く持ち上げるようにセッティングしています。
リズム・コーチ機能を使って
楽しみながらトレーニングができる
─ 岡本さんは、以前に自宅でV-Drumsをお使いになっていたそうですね。
N:はい。スネアだけがメッシュ・パッドのモデルで、練習用に使ってました。とにかく、「エレクトロニック・ドラムなのに、リム・ショットができる!」ということが、衝撃的でした。ただ、そのモデルもたくさんの機能が内蔵されていたと思うんですが、私には操作がちょっと難しくて......。
─ 最新モデルのV-Compact SeriesTD-4K-Sはベーシック・モデルですので、とても使いやすくなっています。ご安心ください(笑)。
N:確かにこの新しいモデルは、とても操作しやすかったです。音源部分が正面に取り付けられているので、以前よりも見やすいと思います。

─ ドラム・キットの種類も切り替えボタンで簡単に選べますし、よく使う「チューニング」や「マフリング(ミュート)」も、専用のボタンを用意していますので、すぐに調整が可能です。
N:マフリングの数を増やした時の音の"詰まり具合"がとてもリアルですよね。チューニングも、実際のスネアなどではとても難しいですから。慣れるまでは、下手にいじるとチューニング地獄に陥ってしまったり......(笑)。それが簡単にできるのが、V-Drumsならではですね。しかも、叩く強さによって、ちゃんと強弱の音色のニュアンスが変わって音が鳴ってくれることにも、驚きました。
I:これはスゴイね。よし、今度からレコーディングには、これを使おう(笑)。
─ シンバルも、チョーク奏法にも対応してるんですよ。
N:そうなんですか! しかも、シンバルのカップとエッジで、ちゃんと音色が叩き分けられるんですね。以前使っていたモデルより、音源がシンプルになってとても使いやすくなっているのに、機能面が随分と進化したように感じました。これは、演奏していて楽しいです。あと、「COACH」のボタンが、とても気になるんですけど......(笑)。
─ リズム・コーチ機能ですね。ローランドの製品に、トレーニングに最適なリズム・コーチRMP-5という製品があるんですが、その機能の一部をこのモデルにも搭載しています。叩くタイミングを測定してチェックできる「タイム・チェック」や、ウォーミング・アップに適したモードも装備しているんです。
N:単にメトロノームを聴いて演奏するだけでなく、自分のプレイが速いのか遅いのか、ちゃんとズレ具合を表示してくれるので分かりやすいですね。きちんとテンポに合ってると「GOOD」と表示されるのも、面白い(笑)。
─ おまけに点数(スコア)まで出してくれますからね(笑)。
N:かなり厳しい鬼コーチですね(笑)。
─ でも、いきなり95点を出していたのは、さすがです。
N:一色くんも、94点を出してました(笑)。これなら、楽しく練習ができますね。それに、4分音符、8分音符、3連符、16分音符と繰り返していく「ウォーム・アップ」も、ちゃんと3連符が入っていてバッチリですし、テンポがだんだん変わっていく「オート・アップ/ダウン」というモードは、他にはあまりない機能なんじゃないでしょうか。初めて体験しました。
─ さらに自分の演奏を手軽に録音して、すぐに再生できるクイック・レック機能も搭載されているので、フレーズの確認も簡単に行えます。
N:演奏するまで待ってくれて、叩き始めたら自動的に録音をスタートしてくれるところが手軽ですよね。
─ いろいろと楽しんでいただけたようで、こちらとしても嬉しい限りです(笑)。ちなみに、どのようなタイプのキットが気に入りましたか?
N:私は「Techno」のキットが一番気に入りました。リズム・マシンの音色なんだけど、機械的な打ち込みではなく人間がプレイするという感覚が不思議で、とても面白かったです。シンバルを叩くと、ウィンドチャイムのような効果音が鳴ったりするのも驚きました。
I:電子音なのに、生っぽいリズムが出せるのは面白いよね。それに、パッドでパーカッションが演奏できるのもいいですよ。普通、コンガを叩くのって難しいけど、これならオレでも手軽に叩ける。これ、すごくいいじゃん。
N:プリプロに使うと、とても便利そうですよね。曲のイメージよって簡単に音色も変えられるし。普通、ドラムの音色を変えるって、なかなかできませんからね。
I:レコーディングで使ってみたいよね。わざわざスタジオに行かなくても、自宅で録音できそう。
N:でも、リズム・コーチにハマって、作業が進まないかもね(笑)。
Profile:つばき
2000年4月、大学進学のため上京していた一色を中心に「椿」結成。2001年3月に小川、2002年5月に岡本がそれぞれ加入し、現在のメンバーとなる。2002年10月に、バンド名を「椿」から「つばき」へと改名し、1,000枚限定で発売したミニ・アルバム『向こう側』を1ヵ月で完売する。以後、コンスタントにリリースをしながらライブを中心に精力的に活動。2005年2月、シングル「昨日の風」でメジャー・デビュー。2008年からは活動の場をインディーズに移し、同3月にアルバム『覚醒ワールド』をリリース。最新作であるシングル「光 ~hikari~」は、これまでのつばきの世界観を踏襲しながら、より壮大にスケール・アップしており、つばきを代表するバラードとしての呼び声が高い。現在までに4枚のフル・アルバム、2枚のミニ・アルバム、1枚のベスト・アルバム、11枚のシングル、1枚のライブDVDを発売。
オフィシャルサイト:http://www.tsubaki-net.com/
Information
■CD
『流星ノート』

OMOCD-0056 ¥2,625
■Live
つばきレコ発ワンマンツアー"流れ星をあげる2009"
4/28(火) 下北沢SHELTER
5/1(金) 札幌COLONY
5/4(月) 松山SALON KITTY
5/6(水) 福岡DRUM SON
5/8(金) 大阪梅田Shangri-La
5/10(日) 名古屋ell.SIZE
5/16(土) 仙台MACANA
5/24(日) 渋谷CLUB QUATTRO
5/30(土) 浜松FORCE
5/31(日) 神戸VARIT
6/14(日) 長野LIVE HOUSE J
※詳細は、オフィシャル・サイトをご覧ください。



