Top > mnavi Works > Vol.25:シンガー・ソングライターより子、創造力を刺激するVP-770を語る

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VP-770は人間の感性にすごく近い楽器
愛情の度合いが、他の楽器とはちょっと違う

─ ボーカリストであるより子さんにとって、ボーカル・デザイナー機能、そしてVP-770という楽器の魅力はどこでしょうか?

Y:私は、ボーカリストこそ使うべき楽器だと思っているんです。VP-770を、いわゆるボコーダー的な使い方や、ちょっとしたコーラスを鳴らすためだけに使うのは、もったいないと思います。もっと歌う人に使って欲しい楽器だと思うし、ボーカリストに歩み寄ってきてくれる楽器だと感じています。しかも、メンタル的な部分でも、とても私を助けてくれるんです。自分の一番いい精神状態に誘導してくれて、不思議な世界に連れて行ってくれるんですよ。いつもは、1人の力で到達しなければいけない歌の世界に、大勢で一緒に行ってくれる感じがするんです。私の声なのに、私じゃないもう1人の自分が一緒に歌ってくれているような感覚。歌えば歌うほど、どんどん気持ちがよくなっていくんです。

─ 自分の最大の理解者が、寄り添って歌ってくれているようなイメージですか?

Y:そうですね。自分が暗くて抜けだせないような場所にいても、「こっちに行こう!」って明るい場所に連れて行ってくれるような感じですね。だから、全然楽器っぽくないんですよ。この感覚は、実際に演奏してみないと分からないと思うんですけど、私は、完全に人間扱いしてるんです(笑)。使えば使うほど愛おしくなります。デジタルだけど、人間の感性にものすごく近い楽器ですね。愛情の度合いが、他の楽器とはちょっと違いますね。

─ それでは最後に、より子さんが音楽や楽器を楽しむために意識されていることがあれば、教えてください。

Y:そこに楽器があったら、まず弾いてみること、かな。とにかく弾けば、そこから楽しさが生まれてくるんです。この楽しさは、楽器に触ってみない限りは分からないものです。いくら楽器があっても、それを演奏する人がいなければ、その楽器は存在していないことと同じですから。そうして弾いてみたら、必ず好きな音が見つかるはずです。私は一番最初に触った楽器がピアノでしたけど、もしピアノを弾いてなかったら、おそらくバイオリンをやっていたと思います。それくらい、ストリングスの音は大好きなんです。そこからエレキ・ギターも好きになったし、遂にはメタルまで行っちゃったんですけど(笑)。そうやってギターも弾くようになったし、ドクター・ジョンのピアノのバックでプレイしていたベーシストの音がものすごくカッコよくて、ベースにも興味を持つようになりましたし。次から次に興味が湧いて、いろんな楽器を弾くようになって、そこから自分の中にある音楽的なルーツを教わったような気がしています。励まされる曲が見つかったり、自分のバイブルとなる音楽に出会うこともできました。だから楽器って、自分のルーツを教えてくれて、人生を楽しくしてくれるものだと思います。その点に関しては、アコースティック楽器もシンセサイザーも関係なくて、すべては「音を鳴らすこと」から始まるんじゃないかな、って思います。

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VP-770

ボーカル・デザイナー機能の品質を大幅に向上させたVP-770

歌いながら鍵盤を弾くだけで聖歌隊やゴスペル、往年のボコーダー・サウンドまでが演奏可能。サウンドの明瞭度と機能性をプラッシュ・アップしたVPシリーズ新モデル。

Profile

より子さんのプロフィール、および最新情報は、mnavi Interviewページをご覧ください。