JUNO-STAGEを使い始めて、
「シンセは面倒そう」というイメージが大きく変わった
─ JUNO-STAGEの、バンドでの使い心地はいかがですか?
N:とても使いやすいですよ。とにかく、操作が簡単! 先ほど話したように、僕自身、それほどシンセに詳しくない方なんですが、店頭でいろんなシンセを触ってみた中でも、JUNO-STAGEはすごく分かりやすかったです。しかも、76鍵もあるのにとても軽くて持ち運びがしやすいという点は、僕らのようにライブをたくさんやるバンドにとって、とても重宝します。まだ僕は、JUNO-STAGEの性能をフルに使いこなせてないと思うんですが、思い付いたアイデアはマニュアルを片手にいろいろと操作してみると、ほぼすべて実現出来るので、使っていてもまったく飽きることがありません。使えば使うほど、いろんなことを試したくなるシンセですね。シンセとしての基本的な操作はとても簡単だけど、細かく作り込もうと思えば、いくらでも中に入っていける。そこがすごいと思います。

─ 先ほどのお話ですと、本格的にシンセをプレイするようになってまだ数年だと思いますが、実際に使い始めるまで、シンセに対してどのようなイメージを持っていましたか?
N:「シンセって面倒くさそう」というイメージでしたね。1つの音を鳴らすのにも、まずは操作方法を覚えて、何か設定をやって、それをいちいち保存して。そういうことまで含めて、とても面倒な楽器だと思っていました。でも、実際にJUNO-STAGEを使ってみたら、想像以上に操作は楽チンで、逆に驚きました。シンセのイメージが、大きく変わりました。
─ 新譜のレコーディングでは、JUNO-STAGEはどのような場面で使いましたか?
N:基本的に、ピアノやオルガンといった音色は、ほぼすべてJUNO-STAGEを弾いています。「loop」のピアノは、全編JUNO-STAGEです。まず、プリセットの中からイメージに近い音色を探して、そこから微調整していきながら使いました。
─ ナナイロマンのバンド・サウンドの中で、シンセの音作りで何か意識していることはありますか?
N:僕らは歌を一番大切にしているので、やっぱり歌いづらくなるような音色、歌(声)を吸ってしまう音色は避けるようにしています。シーケンスのサウンドも含めて、ボーカルを邪魔しないということは、強く意識しています。
─ ライブ・ステージでは、JUNO-STAGEをどのように使ってますか?
N:基本的には、レコーディング時と同じように、鍵盤楽器としてフレーズをプレイしつつ、ポイントでエフェクトをかけて音を飛ばすだとか、ライブならではの演出もやっています。

─ では、Dビームなども活用して?
N:使いたいのですが、自分でも"イラッ"とするくらいDビームを上手く使いこなせないので、現在、猛練習中です(笑)。あと、最近はシーケンサーもパソコンでコントロールするようになったので、MC-909をこれまでとまた違った使い方をしたいと、こちらも試行錯誤している段階です。
─ ドラムの小西さんも、V-DrumsのTD-9とサンプラーSP-404をお使いだそうですね。
N:音源モジュールのTD-9とSP-404をMIDIでつないで、パッドでTD-9の音源を鳴らしつつ、場面によってSP-404にサンプリングした音を、ひとつのドラム素材として鳴らしています。SP-404は面白いエフェクトがたくさん入っていて、本当は僕が欲しかったんですよ(笑)。僕は、SP-404ってサンプラーというよりも、エフェクターとしての意識が強かったんです。でも、SP-404はこんなこともできる、あんなこともできるということが次第に分かってきて、それならドラムで使ってみたらいいんじゃないか、ということになりまして。そういったことも、Planetで教えてもらいました(笑)。





