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Vol.41:玉屋2060%とMAX(Wienners)がJUNO-Giで作り出すCULT&POPなサウンド!

テンションが高くてアイデアが詰まった
"1stらしい1stアルバム"を作ろうと思った

─ 1stアルバムは、どのようなコンセプトで制作したのですか?

玉屋:とにかく、やれることは全部やって、コンセプトというわけではないんですが「1stアルバムっぽい1st」を作ろうと。メチャクチャにテンションが高くて、アイデアがスゲェいっぱい詰まってて。それがうまく整理できてないかもしれないけど、1stアルバムだけが持つ初期衝動や空気感を、前面に押し出そうと思いながら作りました。

MAX:やっぱり、初のフル・アルバムということはすごく意識しましたし、これまで以上にシンセやサンプラーの音を重ねたりして、ライブでは再現できないようなサウンドもたくさん作りました。ですから、スタジオでの作業に、かなりの時間をかけましたね。

─ ライブ感がすごく楽しめたアルバムだったのですが、レコーディングだからこそのトライもふんだんに取り入れたんですね。

玉屋:そうですね。ライブのテンションや熱量を詰め込みながら、"音源作品"として通用するものを作ろうと考えてました。レコーディングで試してみたいことが本当にたくさんあって、それを全部やろうと。だからライブでは、またライブなりの聴かせ方、楽しませ方ができればいいなと思ってます。

▲玉屋2060%(Vo&Gt)

─ 曲作りは、どのようにしているのですか?

玉屋:自宅で、ドラム、ギター、ベース、キーボードの全パートを入れたデモを作って、それをスタジオでみんなに聴いてもらって、「ここがまだできてないんだけど」とか相談しながら、バンドで細かく作り込んでいきます。だから、最終的にはデモとは大きく変わっていくことが多いですね。

MAX:最初に持ってきた曲の構成を切ったり、入れ替えたりするからね。

玉屋:そうそう。それをやり過ぎて、そのうちに訳が分からなくなって「あれ? 最初はどんな曲だったっけ?」って(笑)。

─ 確かに、どの曲も展開が面白いですよね。いわゆるAメロ、Bメロ、サビという典型的なパターンがない、とてもユニークな構成で。

玉屋:Aメロ、Bメロ、C、D、E、F、G、Hくらいの展開ですよね(笑)。

MAX:いつもスタジオで、ある程度構成がまとまると、その日の音源を持ち帰って、自宅で自分のプレイを練るんです。でも、次にスタジオに行ったら、また構成が変わってたりするんですよ(笑)。

─ 「Japan holi」も、勢いだけで最後まで通すのではなく、後半で展開が大きく変わりますよね。

玉屋:この曲は、作るのがメチャクチャ大変でした。その末にたどり着いた構成なんです。「holi」ってインドのお祭りのことで、ワールドっぽい、お祭りの雰囲気を出したかったんです。だから、ラストで壮大にバーッと広がる世界観は最初から頭にあったんですが、そこに行くまでの前半は、デモの構成をぶった切って、それを入れ替えて、どの並びがいいのか、何百通りの構成を試したんです。それでいて、実はラストのベースやリズムはAメロのフレーズをリフレインさせたりすることで、曲全体のまとまり感を作り出しています。そこは、スゲェ考えましたね。

MAX:構成を練ることはよくありますけど、AメロとBメロを入れ替えるってことは、普通はあまりやりませんよね(笑)。

─ (笑)。でもそのあたりは、すごくDJ的な発想ですね。

玉屋:DJミックスのアイデアは、すごく面白いと思ってます。だから、別に変なことをやろうとしているのではないんですよ(笑)。ただ「もっと曲がよくなるかもしれない」っていう一心で。

▲MAX(Key&Sampler)

─ ライブでもそうですが、SP-606でかなり分厚い音を鳴らしていて、ブレイクなどでも、すごくカッコいいサンプラーの使い方をしていますよね。しかも、それを人力でプレイするという。

玉屋:ありがとうございます。やっぱり打ち込みの同期を使うんじゃなくて、人力でやるっていうところが一番の"ミソ"です。そこは、このバンドのコンセプトでもありますね。ヒップホップの手法をパンクに取り入れたいと思っていて。

─ キックで"ガガガッツ"と刻むようなフレーズなどは、まさにヒップホップ的なアプローチですよね。こういったパンク・ロックの中にサンプラーを入れていくというアイデアは、どのようにして練っていくのですか?

玉屋:曲ができたら、完全にリスナーとして聴き直すんです。その時に「ここに音が足りない」と感じる空白を探して、そこにはどんな音が入ると満足するのかを探していくんです。ですから、アルバムのジャケット・デザインと同じで、コラージュ的な発想なんですよ。それをサンプラーを使って、音で表現していくイメージですね。

─ そうやって完成させた1stアルバムの聴きどころは?

MAX:いろんな音が、本当にたくさん、カラフルに入っているので、ぜひ一度、ヘッドホンで聴いてみて欲しいですね。何の音か分からないかもしれませんが、そこを探ってみると、楽しいと思います。

玉屋:音楽って、こういうことができるんだ、こういうやり方があるんだ、じゃあオレも、もっとカッコいい音楽が作れるかもしれない、そんな部分を感じてくれたら、とても嬉しいですね。とにかく聴いていて、創作意欲が湧いてくるアルバムを作りたかったんです。この際、技術的なことはどうでもいいから(笑)、聴いた瞬間に感じる熱量とか、詰め込んだアイデアを通して「音楽って、面白いな」って感じてくれたら、すごく嬉しいです。

▲Wiennersのメンバー。左から、MAX(Key&Sampler)、マナブシティ(Dr)、∴560∵(Ba&Cho)、玉屋2060%(Vo&Gt)。

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Profile

Wienners(ウィーナーズ)

玉屋2060%(Vo&Gt)と∴560∵(Ba&Cho)で組んでいた別バンドのキーボード&サンプラー募集をきっかけに、MAX(Key&Sampler)が参加。そのバンドの解散後にマナブシティ(Dr)を加え、2007年にWiennersとして活動を開始する。都内を中心に活動範囲を広げ、2009年、自主制作で6曲入りシングル「COSMO POP ATTACK」をリリース。2010年7月7日に、全国流通となる1stアルバム『CULT POP JAPAN』を発売した。

オフィシャル・サイト:
http://www.wienners.net/

Information

■CD
『CULT POP JAPAN』

WNSR-001
¥1,800

■LIVE
『50%&50%』

11.03(水) 名古屋CLUB QUATTRO

『スペシャ・ザ・ワールドvol.1~SLS15th×列伝10th~』

11.06(土) 新木場STUDIO COAST

『TOKYO BOOTREG VOL.24 "4th Anniversary』

11.06(土) 代官山UNIT

『DISK GARAGE×O-Crest presents【Space Counter】』

11.10(水) 渋谷O-Crest

『SEBASTIAN X presents"タンタララン in OSAKA vol.2"』

11.21(日) 大阪 十三FANDANGO

『SEBASTIAN X presents"タンタラランvol.5"』

11.27(土) 新宿MARZ

『BIWAKO BEAT WAVE 2010』

11.28(日) 滋賀県文化産業交流会館

※詳細は、オフィシャル・サイトをご覧ください。