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Vol.43:ロックンロール・ピアニスト伊東ミキオが語るRD-700NXを選んだ本当の理由

RDシリーズのイメージは「ロックな音」。
複数モデルを試したうえで、RD-700NXを選んだ

─ 伊東さんは、すでにライブの現場でRD-700NXをご愛用いただいているそうですね。

伊東:はい、秦(基博)くんのツアーで使用しています。ツアーの間にも、"高木まひことシェキナベイベーズ"という大阪在住のロックンロール・バンドのプロデュースをしたり、さらに三宅伸治さんのレコーディングにも参加させてもらっているのですが、それらもすべてRDを使っています。RD-700NXが秦くんのツアーで出っ放しの状態なので、他のプロジェクトでは、これまで愛用してきたRD-700GXを弾いているんです。

─ RDシリーズは、いつ頃からお使いですか?

伊東:僕がウルフルズのステージでサポートを始めた時ですから、ちょうど2000年ですね。「ウルフルズ爆旅2000」という約40本の全国ツアーに参加することになって、それまでは別の楽器を使っていたんですが、ここで心機一転、楽器も変えてツアーに臨もうと考えたんです。それで、ピアノはRD-600、オルガンにVK-7を選びました。

─ RDシリーズをチョイスされた理由は?

伊東:Dr.kyOnさんに勧めていただいたんですよ。Dr.kyOnさんは僕の中のアイドルで、すごく尊敬していましたから「Dr.kyOnさんがRDを弾いてるなら、僕も!」という感覚で(笑)。でも、実際にRD-600は気に入って、それ以来、RD-700、RD-700SX、RD-700GX、そして今回のRD-700NXまで、ずっとRDシリーズを弾き続けています。

─ 10年以上RDシリーズをプレイされてきた伊東さんにとって「ローランドのRD」というと、どういうイメージをお持ちですか?

伊東:僕的には、一番ロックを感じさせてくれるピアノですね。きれいなだけでなく、ロックな音を鳴らしてくれるんですよ。それに、鍵盤タッチもすごく好きですね。RD-600のタッチは相当気に入っていたんですが、その後にRD-700SXが登場した時、音とフィーリングが各段によくなったと感じたことを、今でも覚えてますよ。

─ まさにRD-700SXから、ピアノ音源は88鍵マルチ・サンプリングになったんですね。

伊東:そうでしたよね。とにかく、ものすごく音がよくなったという印象があって、当時、トータス松本さんにも「イイ音やろー!」って自慢しましたよ(笑)。だから、僕の中ではRD-700SX、そしてRD-700GXが、最高峰のピアノだったんです。そこからさらにRD-700NXに進化して、ピアノ・サウンドがより一層クオリティが上がっていて、これは驚きました。

でも実は、すぐにRD-700NXを使い始めたわけではないんですよ。先ほども話したように、昨年までウルフルズのサポートを10年間続けてきたわけですが、活動休止になるまではRD-700GXをメインに使っていたんです。そして、今年に入って秦くんの仕事をいただいた時に、改めてピアノを選び直したんですよ。

─ それはどういった理由からですか?

伊東:秦くんの声はすごく柔かくて、それまでのパワフルなトータス松本さんとはまったく違う声質なんです。秦くんは、柔かくて高音成分も持ちつつ、すごくふくよかな声質。だから、今までとは違ったタイプのピアノ・サウンドが必要だと強く感じたんですよ。これは、相当いいピアノをライブで鳴らさないといけない、と。そこで、1週間くらいかけて、リハーサル時にピアノの弾き比べをしたんです。他社の製品も含めて3モデルほどを用意して、リハごとに楽器を変えて、それを録音して聴いてみたりして。

─ 単に弾き心地だけでなく、秦さんのボーカルとのマッチングなど、客観的にサウンドで判断したんですね。

伊東:そうなんです。もちろん、秦くんやバンド・メンバーの意見も聞いて。そこは、やはりこだわりたかった部分だったんです。その結果、僕はもちろん、全員一致で「RD-700NXが一番いい」という結論になったんですよ。

─ その決め手はどこにあったのでしょうか?

伊東:音の太さと、抜けのよさですね。他のモデルもいい音はするんですが、バンド・サウンドの中に入るとやや音がきれい過ぎて抜けてこなかったり、逆にパッと聴きで抜けがよさそうな音でも、ちょっと音の線が細かったり。その点、RD-700NXはバンドの中でも抜けもいいし、音も太いんですよ。バンマスの久保田光太郎くん(秦氏のプロデューサーでありギタリスト)も、秦くんの歌にロックなテイストをプラスしたいと考えていたようなんですね。僕が呼ばれた理由も、そこにあるのかもしれません。その久保田くんにもピアノの音を聴いてもらって「キラッとしたきれいな音色よりも、ゴリッとした質感の方がよくない?」って言われて「やっぱりローランドだよね」っていう結論になって、ツアーでRD-700NXを使うことになったんです。ですから、それまでRDシリーズを使っていたからという、単純な理由で使っているわけではないんです。

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極上のサウンドと演奏性を融合させたステージ・ピアノ

ローランドの先進技術を融合したスーパーナチュラル・ピアノ音源を搭載。V-Pianoと同じ最高峰鍵盤やサウンド・フォーカス機能でさらなるブラッシュアップを果たしたRD-700NX。

Profile

伊東ミキオさんのプロフィール、および最新情報は、mnavi Interviewページをご覧ください。