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Vol.44:渡辺拓郎(藍坊主)が語るドラミングへのこだわりと新V-Drumsの強力なポテンシャル

5月の武道館公演は、藍坊主の10年間の
"結果"をきれいに出せる1日にしたい

─ 2010年の藍坊主は、アルバム『ミズカネ』をリリースして、7月には日比谷野外大音楽堂ワンマン・ライブも行うなど、バンド結成10周年に相応しい充実した1年だったかと思います。その1年を振り返って、いかがでしたか?

渡辺:いろいろと"結果"を出せた1年だったと感じています。2008年に前々作の『フォレストーン』を作って、そのリリース・ツアーの際に、ツアー・スタッフなどの周囲の環境を一新したんです。その中で、藍坊主として最多となる34本の長いツアーを行いました。そこからスタートして、翌2009年はアルバムのリリースなしで、もう一度ツアーをやってみようというトライをしたんです。その時点で自分たちが持っている曲のすべてを持って行くという姿勢で、さらに新曲も取り入れながら行ったツアーでした。その年の終わりくらいからアルバム制作に取り組んで、そして昨年に『ミズカネ』が完成して、ツアーと野音のワンマンができて。

─ DVD『aobozu TOUR 2010 こぼれるシルバー 日比谷野外大音楽堂』としてリリースされたライブですね。当日は私も客席にいましたが、土砂降りの雨の中でのライブは、すごく印象的でした。

渡辺:『ミズカネ』とあのライブが、『フォレストーン』のツアーから始まって積み重ねてきたものの、あの時点での集大成であって、ひとつの形を完成させられた1年だったと思っています。この3年間の経験を総まとめできたんじゃないかなと感じています。

─ そして2011年、まずは5月にバンドとして初となる武道館公演が決まりましたね。武道館公演の話を聞いて、率直に、最初はどう感じましたか?

渡辺:自分が武道館でやるというイメージが全然わかなかったですね。理解するのに、しばらく時間がかかりました。武道館には何度かライブを観に行ってるし、MR.BIGの武道館ライブのDVDも何度も観てるんですけど、それと同じステージに自分が立っているという映像が、頭の中に出てこなかったんですよ。だからスタッフにも「大丈夫ですかね?」っていうようなことを言ってしまったと思います(笑)。でも、もうやるって決まったわけですし、イメージがわかないんだったら自分でイメージを作っていくしかないですから、そのイメージ、映像が見えたら、きっといいライブにできると思ってます。今は、それに向かって頑張っているところです。

─ 現時点で、どういうライブにしたいと考えてますか?

渡辺:やりたいって言ってできるような場所ではありませんから、それこそ、藍坊主の去年までの10年間の"結果"を出す1日になると思っています。だから今は、そういう1日にできるように、日々できることをすべてやるというつもりでいます。急に「10年間のすべてをまとめて出そう」って言っても、そう簡単にできることではありませんからね。まだ具体的に何をどうこうというところまで決まってはいませんが、いずれにしても、そういう"結果"をきれいに出せる1日にしたいと思っています。それに、これまでの自分たちの曲をやるっていうだけで武道館を満員にできるとは思ってないので、どうやったら藍坊主の音楽にもっと多くの人が興味を持ってもらえるか、そこをこれまで以上に考えながら、今はプリプロなどの制作にも取りかかっています。

─ 武道館公演、楽しみにしています。さて、ここからは"ドラマー渡辺拓郎"としてのお話しを伺いたいのですが、渡辺さんがドラムを始めたのはいつ頃ですか?

渡辺:中学2年の夏前、14歳です。そもそものきっかけは、近所にバンドをやっている方が住んでいて、その人の家にドラムがあったんですよ。それと母親がYOSHIKIさん(X JAPAN)のファンだったということもあったんですけど。

─ 渡辺さんはピアノも演奏されますが、楽器そのものは、ピアノの方が先だったのですか?

渡辺:そうです。ピアノは4歳くらいから弾いていました。3歳くらいの時に、子供が電子オルガンを弾くという番組があって、どうやらそれを見て「やりたい」って言ったらしいんです。全然覚えてないんですけど、一応、自分の意志で始めたようです(笑)。でも、物心がつく頃には、あまり好きじゃなくなって。ピアノって、どうしても女の子のイメージがあるじゃないですか。その頃には、サッカーとかプロレスの方が好きになって(笑)。

─ それでも、小さい頃から音楽には自然と興味を持っていたんですね。

渡辺:そうみたいですね。それで、ピアノは好きじゃないまま習い続けていて、中学生になる頃に、14歳でピアノ教室に通い始めて10年になるので、母親が「10年間ちゃんと続けたら、好きな楽器買ってあげる」と言ったんです。それで「ドラム!」って言ったら、本当に買ってくれて。それでドラムを始めました。でも、ドラムを始めると、今度はピアノの楽しさも分かってくるんですよね。それでまたピアノを始めたりと、そういう感じです。

▲藍坊主のメンバー。左から、藤森真一(Bs)、hozzy(Vo)、渡辺拓郎(Dr)、田中ユウイチ(Gt)。

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新開発のキック・パッドとVシンバルを搭載した新V-Tour&V-Compactシリーズ

キット構成のひとつひとつにこだわりアップグレードした音源TD-9のポテンシャルを引き出すTD-9KX2-Sと、本格的に日々のドラム・トレーニングが行えるTD-4KX2-S。

Profile

藍坊主(あおぼうず)

高校時代に藤森真一(Bs)とhozzy(Vo)を中心に、ブルーハーツやウルフルズのコピー・バンド「ザ・ブルーボーズ」を結成。地元・小田原を中心にライブ活動を始め、後にバンド名を「藍坊主(あおぼうず)」に改名。高校卒業後、藤森の幼馴染である田中ユウイチ(Gt)を加え、活動の場所を東京都内に移す。熱いライブが話題を呼び、自主企画「藍空音楽祭」は毎回大盛況となり、2003年にインディーズでアルバム『藍坊主』をリリース。2004年5月にアルバム『ヒロシゲブルー』でメジャー・デビューを果たす。翌年、渡辺拓郎(Dr)が加入し現在の編成となる。2010年にバンド結成10周年を迎え、2011年5月6日に日本武道館公演が開催される。

オフィシャル・サイト:
http://www.aobozu.jp/

Information

■CD
『あさやけのうた/すべては僕の中に、すべては心の中に』

TFCC-89316
¥1,200

■DVD
『aobozu TOUR 2010 こぼれるシルバー 日比谷野外大音楽堂』

TFBQ-18110
¥4,410

■LIVE
『藍空大音楽祭~the very best of aobozu~』

5/6(金) 東京・日本武道館

※詳細は、オフィシャル・サイトをご覧ください。