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> Vol.54:女性シンガー・ソングライターNIKIIEがデジタル・ピアノFP-4Fのサウンドに触れる

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真っ先に感じたのは、鍵盤のよさ。演奏していて、すごく気持ちがいい

─ ピアノは3歳の頃に、自分から習いたいと言い出したそうですね。

NIKIIE:そうなんですよ(笑)。お母さんと一緒に、姉を保育園に迎えに行ったら、そこで保育園の先生がアップライト・ピアノを弾いていたんです。その時に初めてピアノを見て、「何であんな黒い箱からこんな音が出るんだろう?」って思って。それが不思議で「私も弾きたい」って言ったんです(笑)。それでバイエルから習い始めて、クラシックに進む前に学校で合唱コンクールの伴奏を頼まれて、そこからポップスに入っていきました。

─ 当時は、どういう曲が好きでしたか?

NIKIIE:いろんな曲を弾いてましたよ。ビートルズやカーペンターズを弾いたりしながら、発表会が近づくとクラシック曲の練習を始めたり。ただ、ピアノの先生が私の技術の面じゃなくて、メンタル面を感じて「次はこういう曲を弾いてみよう」って曲を選んでくれたんです。ピアノの音に、私の気持ちが出ていたらしいんですね。それで「次はこういう曲どうかな?」「弾きたいです」という感じで曲を練習して。中学生の頃、私は引きこもっていた時期があって、学校には行けない時でも、ピアノ教室へは行ってたんです。でも先生は何も聞かずに30分間のレッスンをしてくれて。少しずつ元気になり出した頃に、先生が「今ならこの曲を弾けると思うんだ」って言ってくれたんです。その時に、先生は全部分かってくれてたんだって、初めて知りました。本当にいい先生に巡り合えたと思ってます。

─ いろんな意味で、NIKIIEさんにとってピアノは本当に大切な楽器なんですね。

NIKIIE:はい、そうですね。小さい時からそばにいるので、親友みたいでもあるし、自分の鏡のようにも感じています。

─ そのピアノで演奏するだけでなく、オリジナル曲を作り始めたきっかけは?

NIKIIE:昔から、音楽で自分を表現してみたいと思っていたんですけど、無理だろうってあきらめてたんです。ピアノって楽譜から入っていくので、真っ白な五線譜からどうやって曲を書けばいいのか、まったく分からなくて。でも、同じ年齢で作詞・作曲をしてバンドでライブをしている友達がいて、その子を見た時に「自分にもできるんだ」って思ってたんです。それで、中学生の時から抱えていた誰にも言えない気持ちを、音楽という形で表現したいという気持ちから、曲を書き始めました。

─ 歌はピアノと一緒に自然と歌い始めたのですか?

NIKIIE:小さい頃から歌うことも大好きで、小学生の時は「歌手になりたい」って言ってました。でも、ピアノもすごく好きですから「ピアニストになりたい」とも言っていて(笑)。ただ2つは別物で、一緒にやろうと思ったことはなかったんです。その歌とピアノが合わさったのが、高校生の時です。ピアノでも気持ちを表現できるけど、もっと言葉で伝えたいと感じたんです。ただ、最初は全然歌えなくて。こう歌いたいけどピアノのフレーズが邪魔する、とか。だからと言って、そのフレーズが弾けないというのは嫌で、一生懸命に練習しました。

─ そうやって歌い始めたことで、ピアノの弾き方自体にも変化はありましたか?

NIKIIE:変わりましたね。歌で表現したいものと、ピアノで表現したいものが共存できなくなる瞬間があったんですが、それでも歌もピアノも自由でいたいと思って、一生懸命に練習したら、よりピアノが感情的なところに近付いてきました。以前は、心から手にいって、手からピアノに伝わるという感覚だったんですけど、もっと近い、自分の一部になったように思います。

─ 自分の感情を表現するうえでも、ピアノの音色や鍵盤タッチは重要なポイントだと思いますが、今回試奏していただいたスタイリッシュ・シリーズの最新モデルFP-4Fの率直な印象は、いかがでしたか?

NIKIIE:試奏をして真っ先に感じたのは、鍵盤のよさです。本当にアコースティック・ピアノを弾いているような感覚で、指先の感触もすごくよかったです。やっぱり、どんなに音がいいピアノでも、鍵盤に触れた時に「あれ?」って思ってしまうと、弾きたくなくなるんですよね。でもこれは、とても弾き心地がよかったです。

─ バネを一切使わずに、ハンマーの重さで動く「プログレッシブ・ハンマーアクション機構」を採用しています。またアコースティック・ピアノと同様に、低音域はやや重く、高音域は軽やかになるというタッチ感まで実現しているんです。

NIKIIE:ハンマーが動いているという感触が、ちゃんと指先まで伝わってきました。私が持っていたデジタル・ピアノの印象とは、まったく違うタッチ感で驚きました。

─ 弱く弾いた時に、途中で少し手応えがあって、最後にスッと鍵盤が沈むという「エスケープメント機構」も採用していて、鍵盤の表面も象牙や黒檀の肌触り感を再現しているんです。

NIKIIE:本当に、演奏していて、すごく気持ちのいい鍵盤だと思いました。

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Profile

NIKIIE

3歳の時にピアノを習いたいと両親に懇願し、4歳でピアノ教室へ。周りと馴染めない混沌とした日々の中、ピアノと音楽に癒され育つ。自己表現として、16歳の夏に作詞・作曲、バンド活動を始め、17歳からソロ活動を開始。オーストラリア・ホームステイ時の経験がその後の音楽活動に影響を与える。高校卒業後、茨城から上京し、ライヴを中心に都内で活動。2010年12月1日、シングル「春夏秋冬」でデビュー。同曲は12月度FMパワープレイを42局獲得、歴代女性アーティストとしての史上最多獲得記録を更新し、今年7月に1stアルバム『*(NOTES)』をリリースした。

オフィシャル・サイト:
http://www.nikiie.com/

Information

CD

『*(NOTES)』

初回盤(CD+DVD)
COZP-515~516 ¥3,200

『*(NOTES)』

通常盤(CD) COCP-36815 ¥2,800

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