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> Vol.60:実力派ギタリストTAKE-C(SHAKALABBITS)が新世代ステージ用ギター・アンプGA-212のドライブ感をチェック!

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GA-212が何かのモデリングではなく、オリジナルのアンプだということに驚き。「本当にデジタル?」と思うほどアナログっぽい

─ お話を伺っていると、ギターは完全に独学だったようですが、目標とするようなギタリストはいたのですか?

TAKE-C:実は、僕の場合は、特定のギター・ヒーローっていうのはいないんですよ。そもそもエレキ・ギターに興味を持ったきっかけが、チャック・ベリーだったんですね。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で、主役のマイケル・J・フォックスが、ダンス・パーティーで「ジョニー・B.グッド」を弾くシーンがあるじゃないですか? あれを見て「カッコいい!」って思ったんですよ。それでチャック・ベリーを知って、そこからブルー・ハーツやユニコーンといった日本のバンドを聴くようになって。高校では洋楽やハード・ロックにハマって、高校1年生の時にGreen Dayの来日公演を観に行ったら、オープニング・アクトがHi-Standardで。そういう出会いの連続で、今につながっているんです。

─ TAKE-Cさんのバックボーンを伺うと、SHAKALABBITS特有のギター・プレイも、すごく納得できました。本当にいろんな音楽を吸収されてきたんですね。

TAKE-C:とにかく「仲間とバンドがやりたい」という気持ちが強かったんですね。しかも田舎でしたから、プレイヤーが少ないので、ギターが弾けると重宝がられるんですよ。先輩から「ブルース・ブラザーズをやるからギターをやれ」って言われたり、地元のスタジオのオヤジから「イーグルスをコピーしてこい」とか言われて(笑)。好きなのはパンクやハード・ロックでしたけど、ブルース・ブラザーズもイーグルスもコピーするわけですよ。そうしてコピーしてみると、そこで覚えることもたくさんあって。だから僕は、プレイヤーとして「こうでなきゃ嫌だ」ということが、ほとんどないんです。本当に、音楽的に“雑食”ですね(笑)。

─ そうやっていろんな音楽をプレイしてきた中で、TAKE-Cさんがギタリストとして一番こだわっている点、意識していることは、何ですか?

TAKE-C:最近、特に思っていることなんですが、「ギターって楽しいんだ」っていうことを忘れずに、日々再確認することです。長い年月ずっと弾き続けていると、「自分はギターで何がしたいんだろう」、「どういう風に弾きたいんだろう」って、見失う時があるんです。そういったことを、以前、飲み屋さんで偶然に出会った大ベテランのギタリストさんにポロッと話した時に「オレなんかに聞かずに、自分のギターに聞きなさい。お前がずっと弾いてきたギターが、お前は何が好きなのか全部知ってる。」って言われたんです。その時に、ギターに出会った時の気持ちとか、ギターが好きで好きでたまらなかった頃のことを思い出して「ギターって楽しいよなぁ」って改めて感じたんです。

─ そのお話は、ギターに限らず、すべての楽器に置き換えられますね。

TAKE-C:そうだと思います。だからアマチュアの方でも、例えば仕事が忙しくて楽器から遠ざかってしまった人も、また一度、楽器屋さんに行ってみて欲しいですね。きっと、心がトキメクと思うんですよ。それって、楽器を始めた頃と同じドキドキ感ですから、趣味のレベルでいいので、また楽器を手にして欲しいですよね。楽器を始めた頃の気持ちを思い出したら、今まで以上に音楽が楽しくなると思いますし、また楽器を弾いてみたくなるんじゃないかって思っています。

─ ここからは、今回試奏していただいた最新ギター・アンプGA-212についてお話を聞かせてください。まず、第一印象はいかがでしたか?

TAKE-C:ローランドの新しいデジタル・アンプと聞いていたので、てっきりモデリング・アンプがたくさん入っていたり、エフェクターが内蔵されているモデルなのかと想像していたんです。そうしたら、何かのモデリングではなく、完全にオリジナルのアンプだということに、まず驚きました。基本的なコントローラーも、最初は「え? これだけ!?」って思いましたが(笑)、実際に使ってみると、すごくシンプルで分かりやすいし、ギターを弾いてみると「なるほど!」の連続。音もそうだし、触っている感覚は、ギタリストが日頃使っているアンプとまったく同じで、「本当にデジタル?」って思うくらい、アナログっぽかったです。

─ ローランドのCOSM技術は、特定のアンプをモデリングするという点では究極のレベルまで達しています。その最新COSM技術と、これまでに得た独自ノウハウを投入して、完全にオリジナルのギター・アンプを作ろうという発想で誕生したのが、GA-212なんです。

TAKE-C:これまでにない、新しいタイプのデジタル・アンプですよね。その最大の“ウリ”が「プログレッシブ・アンプ」だと思いますが、これがすごく気に入りました。超クリーンから激歪みまで、ドライブ量を変化させられるというのはスゴイです。しかも、専用のフット・コントローラーGA-FC(別売)に接続したエクスプレッション・ペダルで、そのドライブ量を連続的に変えられるというのが、すごく面白いです。クリーンからクランチに変化させたりだとか、ドライブ量を変えると明らかにアンプのサウンド・キャラクターが変わるので、これなら1曲の中でいろんな歪みが作れますね。

─ ドライブ量を変えることで、単に歪みだけでなく、キャビネットの鳴り具合だとか、さまざまな要素もモデリング技術によって同時に変化させているんです。

TAKE-C:なるほど。そういうことなんですね。これまでだと、歪ませたギターを基準にして音作りをしておいて、そこからボリューム・ペダルで下げるか、エフェクターで歪みを切り替えるかという方法しかなかったじゃないですか。そうやって歪みを変化させると、歪ませた時に合わせて音を作っているから、どうしても下げた時に音が痩せちゃうんですよ。それがGA-212でドライブを変化させると、ちゃんと「アンプ本体のドライブをいじってる」という感じが音に出てくるので、すごく使いやすいです。

─ 例えばクリーンで音作りをしておいて、ソロで少しブーミーにしたい時にペダルを踏み込むといった使い方ができます。EV-5などの別売りのエクスプレッション・ペダルを使う際、アンプ本体のツマミでドライブ量の最大値、ペダル側で最小値を設定しておけば、その範囲内で歪みをコントロール可能です。

TAKE-C:それは完璧ですね! これは本当に楽しいですよ。シンプルだし、いろんなジャンルの音楽で対応できると思います。

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Profile

SHAKALABBITS

1999年5月に結成。UKI(Vo)、TAKE-C(Gt)、YOSUKE(Bs)、MAH(Dr)からなる4人組のロック・バンド。 常に進化を続ける楽曲はもちろん、UKIのキュートなボーカルがファンから高く支持されている。ステージにおける躍動感のあるパフォーマンスも人気。2010年にポニーキャニオンに移籍。2011年12月、新ベーシストにTAKE-Cの実弟であり学生時代からのバンド仲間であったYOSUKEを迎え、新生SHAKALABBITSを始動。2012年2月に7枚目のフル・アルバム『Condenser Baby』をリリース。3/23恵比寿LIQUIDROOM公演を皮切りに、全18公演に渡る全国ツアー『SHAKALABBITS LIVE TOUR 2012“Condenser Baby”』をスタートさせた。

オフィシャル・サイト:
http://www.shakalabbits.com/

Information

CD

『Condenser Baby』

PCCA-03546 ¥3,000

LIVE
SHAKALABBITS LIVE TOUR 2012“Condenser Baby”

(6月以降の日程)

6/3(日) 名古屋・ZEPP NAGOYA
6/10(日) 東京・新木場STUDIO COAST
6/16(土) 沖縄・桜坂セントラル

※詳細は、上記オフィシャル・サイトをご覧ください。

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