Top
mnavi Works
> Vol.60:実力派ギタリストTAKE-C(SHAKALABBITS)が新世代ステージ用ギター・アンプGA-212のドライブ感をチェック!

mnavi works Back Number

超クリーンから激歪みまでドライブ量を上げても音量が変わらないのが新鮮。強く弾いた時についてきてくれる手応えを感じる

─ サウンド面をじっくりチェックしていただきましたが、機能面はいかがでしたか?

TAKE-C:暗いステージでもツマミの位置が分かるLEDインジケーターも便利だし、セッティングを4つプログラムできるあたりはデジタルのメリットですよね。それに、ツマミをパッと動かした時に、その値を自動的に保存してくれるというのは、使う側からするとすごく便利で、感覚的です。一般的なデジタル・アンプだと、音を作り込んだ後に、セーブをせずにプログラムを変えてしまって、さっきの設定が消えちゃったということは、よくありますからね。

─ 特にライブ・ステージでは、同じセッティングでも、音場によってギター・アンプはどんどん音が変わっていくので、必ず微調整が必要ですよね。そういうシチュエーションで「スマート・チャンネル」は重宝すると思います。

TAKE-C:そうですね。……(ずっとギターを弾き続けて)確かに、「何かのモデリング」ではなく、「コイツの音」なんですね。そして、ギターを弾いていての違和感のなさは、本当にすごいと思います。

─ COSM技術は、単に上辺だけで何かのモデルを真似るのではなく、そのモデルの内部回路や使用パーツをモデリングするという考え方なんです。だから「このアンプにどういう信号が入力されたら、どういう音になる」というところまでモデリングが可能なので、ピッキングの強さや弦を弾く位置によるニュアンスも、ギタリストの感じるままに音で表現できるんです。

TAKE-C:じゃあ、感覚的に言うと、コンデンサーとか、真空管をモデリングしているという感じなんですか?

─ はい。ですから、同じセッティングでも、上手な人がプレイすると、すごくいい音で鳴らせるわけです。

TAKE-C:なるほど。そこが、デジタル臭さを感じない、一番大きな理由なのかもしれませんね。逆に言うと、どう弾いても音が変わらない、ノッペリした音だと「デジタルだなぁ」と感じてしまうんだと思います。僕は、自分でもエフェクターを作ったりしていて、秋葉原でコンデンサーはどれにしようかなとか、オペアンプだけ変えてみようとかやっているので(笑)、パーツや、そこに入力される信号で音が変わるという感覚が、よく分かるんですよ。そこまでモデリングで表現できるというのが最新デジタル技術だと思うし、その技術力が高いからこそ、ギターを弾いていてまったく違和感がない、デジタルっぽさを感じない理由なんでしょうね。

─ ありがとうございます。アンプ1台でそこまで表現ができるという点、それと、ドライブをシームレスに変化させられるという点、これらはモデリングだからこそ実現できることで、それがGA-212の大きな特長にもなっています。

TAKE-C:本当に面白い発想だと思いますし、正直言って、欲しいです(笑)。この感じのデジタル・アンプって、今までありませんでしたよね。ほとんどのデジタル・アンプって、まずモデリングするアンプを選ぶところから始まりますが、こういうアンプの方が、自分が気持ちいいと思う歪みやドライブ感、サウンド・キャラクターを見つけやすいように思います。

─ かえって、プレイヤーの個性が出しやすいかもしれませんね。

TAKE-C:そう思いますよ。それにライブの現場だと、「ドライブを上げると音量も上がる」ということが、最大の問題だったわけじゃないですか。それがGA-212だと、歪みを増していっても音量が変わらないので、ギタリストとしてはすごくありがたいです。普通のアンプだと、ドライブを上げたらボリュームを下げないと対応できませんから、それをしないでいいというのはとても新鮮だし、何だか不思議な感覚になります。このあたりがデジタルの大きなメリットなんでしょうね。

個人的には、プログレッシブ・アンプのサウンド・インジケーターの色が、赤になるほんのちょっと手前の感じのサウンドがすごく好きです。このぐらいの歪みって、ごまかしが効かないんですよ。ちょっと弱く弾いた時はクリーンだけど、強く弾くと歪む感じ。その時に、アンプがピッキングのニュアンスについてきてくれるか、ついてこないか、それってものすごく重要で。ガッと弾いた時についてきてくれないと、やっぱりそのアンプは使わなくなっちゃいますね。それが、例えばパソコンで鳴らすプラグインだと「そういうもんだ」って思えるんですよ。でも、やっぱりアンプで空気を鳴らす場合は、ギタリストの感覚として、ついてきてくれないと「デジタルだなぁ」と思ってしまうんですよね。その点、このアンプはちゃんとついてきてくれる手応えを感じるので、すごくよくできてるなぁと思います。これだけドライブの変化幅が広いと、歪みのエフェクターがいらなくなるんじゃないかとも思うけど、エフェクターはエフェクターで、選ぶ楽しみだとか、足元で操作する面白さもありますから、その相棒としてもぴったりでしょうね。

─ メンテナンスの必要もありませんし、プロ・ミュージシャンの過酷なツアーにも対応できるという点も、デジタルならではの大きなメリットです。

TAKE-C:そうですよね。……この感覚、言葉でどう表現すればいいのか、ちょっと難しいですけど、ギターを弾く人なら、一度体感すれば必ず分かると思うんですよ。語弊があるかもしれませんが、「ギター・アンプ」なんですよ(笑)。デジタルという印象がまったくない。それでいて、デジタルのいいところがすごく便利に活用されているという印象ですね。

─ やや専門的な話になりますが、内部のDSPプロセッサーには、技術的にはマルチ・エフェクター機能なども詰め込むことは可能なんです。でも、あえてそれをせず、DSPのパワーをフルに使ってギター・アンプとしての性能を追及したのが、GA-212というわけです。

TAKE-C:そこまでやっているからこその、このスゴさなんですね。アマチュアのギタリストだと、自分のアンプを持てない人はたくさんいて、必然的にライブ・ハウスのアンプを借りることになりますから、これがライブ・ハウスにあると、すごくいいんじゃないかな。それこそ、JC-120的にも使えるし、スタック・アンプ感覚でも使えますから、ライブ・ハウスやリハスタにJC-120が当たり前にあるように、これからはGA-212が当たり前に使えるようになると、ギタリストとしては、すごくありがたいと思います。

  • Check
Prev 1 2 3

Profile

SHAKALABBITS

1999年5月に結成。UKI(Vo)、TAKE-C(Gt)、YOSUKE(Bs)、MAH(Dr)からなる4人組のロック・バンド。 常に進化を続ける楽曲はもちろん、UKIのキュートなボーカルがファンから高く支持されている。ステージにおける躍動感のあるパフォーマンスも人気。2010年にポニーキャニオンに移籍。2011年12月、新ベーシストにTAKE-Cの実弟であり学生時代からのバンド仲間であったYOSUKEを迎え、新生SHAKALABBITSを始動。2012年2月に7枚目のフル・アルバム『Condenser Baby』をリリース。3/23恵比寿LIQUIDROOM公演を皮切りに、全18公演に渡る全国ツアー『SHAKALABBITS LIVE TOUR 2012“Condenser Baby”』をスタートさせた。

オフィシャル・サイト:
http://www.shakalabbits.com/

Information

CD

『Condenser Baby』

PCCA-03546 ¥3,000

LIVE
SHAKALABBITS LIVE TOUR 2012“Condenser Baby”

(6月以降の日程)

6/3(日) 名古屋・ZEPP NAGOYA
6/10(日) 東京・新木場STUDIO COAST
6/16(土) 沖縄・桜坂セントラル

※詳細は、上記オフィシャル・サイトをご覧ください。

ページの先頭へ